#階級社会 へ日本の変質　朝日2019.7.17 #橋本健二

早稲田大　社会学者　#橋本健二　「新・日本の階級社会」「階級社会」
日本社会の分析には　#階級という視点が欠かせない。
戦後日本は、
・資本家（企業経営者）
・旧中間（自営業者）・新中間（ホワイトカラー会社員、専門職）
・労働者
1990年ころから
・#アンダークラス　という新しい階級が生まれた
　　フリーター　、#非正規 雇用,シングルマザーこれに低年金・無年金高齢者の非正規
　　中間層が転落の不安
　　　６０才未満で平均年収約185万円　９００万人以上若者から高齢者まで広がる。

　#自己責任　の前提は自由に選択できること。現状では多くの人々が低賃金で不安定な非正規雇用の職に就くことを余儀なくされている。

#就職氷河期　で生まれたかどうかで生活が大きく変わった。アンダークラスの現実を自己責任とは言えない。

#再分配重視　の政策を求めているが、政治への参加意識が低い。

#リベラル な中間層：格差を是正すべきと考える

リベラルな中間層とアンダークラスを束ねられる政策が必要：累進課税の強化、最低の生活保障を実現する再分配政策を進めないともはや社会が持続できない。