新生社民党に望む

https://www.facebook.com/maeda.junichi/posts/3502687843159487 より引用。
→は当方が追記。

【新生社民党に望む】
1)一旦は参院で葬り去られた小選挙区比例代表並立制法案を衆議院議長として河野自民党総裁との手打ちで復活させてしまったことへの正しい評価と、自社さ村山政権が持つ負の側面にも光を当てることだ。これは社民党がここまで衰退した根本的原因であるだろうからだ。ここに蓋をしたままの再生はあり得ない。
→小選挙区廃止 の選挙制度改革を推進してほしい 多党制をイメージし、比例代表制がメインで。

2)第二に、社会民主主義を相対化し、世界的にも様々に構想されつつある21世紀型社会主義論について幅広く取り入れ、社会主義像を豊富化することだ。北西欧の社民主義が、豊富だった国家財政と巨大産別労組を背景としながら袋小路に入りつつある現状をも直視するとともに、マルクス研究の最新成果にも注目し、左翼政党としての再生をめざしてほしい。
→21世紀型社会主義論とは?

3)第三に、党内に複数の理論グループを公式に包含する政党に脱皮してほしい。社会民主主義者、マルクス・レーニン主義者、エコロジスト、ベーシックインカム論者などが互いにリスペクトしながら党内で議論を闘わしつつ統一新綱領のもとで結束するという難事業に乗り出してほしい。

4)第四に、そのためにも来る2021年総選挙、2022年参院選、2023年自治体選挙を、党外の諸勢力や無党派層に広く門戸を開き、積極的に共同候補擁立に取り組んでほしい。上記第二、第三のテーマは、その共同行動を共に汗を流してこそ醸成できる信頼感の上にのみ成り立つことだ。

→新自由主義の 反自公 維新を旗印に、リベラル勢力+共産党+れいわで野党共闘の構築を急げ

そして党外の日本社会の左派諸勢力も、もし社民党が2022年に政党要件を失なうようなことに至れば、日本の対抗勢力の陣形は著しく毀損し、その後の闘いに大きな困難をもたらすことを肝に銘じ、他人事として社民党の今後の行方を見ている傍観者的態度は許されないと思う。
心ある方々が、この愚説に検討を加えて下さることを祈る。


社会主義,社民党

Posted by tatubuu