21世紀型社会主義とは

何を読めばよいのか?ネタ探し。
・伊藤誠

http://civilesociety.jugem.jp/?eid=41041
マルクス経済学者伊藤誠氏は新著『マルクスの思想と理論』(青土社 2020.1)
伊藤誠『マルクスの思想と理論』[目次]
はじめに
第1章 マルクスの思想と理論の形成と展開
――そのヒューマニズムの奥行
  1 出発点としてのヒューマニズム
  2 ヘーゲルとフォイエルバッハをこえて
  3 人間の自己疎外の構造とその克服へ
  4 マルクスの労働価値説の人類史的意義
第2章 導きの糸としのて唯物史観
――人類史をいかに総括するか
  1 唯物史観の定式とその意義
  2 市場経済の人類史的位相
  3 生産諸力の発展の意義
第3章 『共産党宣言』の現代的魅力<br style="margin: 0px; padding: 0px; font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3", "Hiragino Kaku Gothic Pro", メイリオ, Meiryo, "MS Pゴシック", sa
ns-serif, Osaka‐等幅; font-size: 12px;">  1 不朽の名著の魅力
  2 資本主義のグローバルな発展性の洞察
  3 変革の見通しは失敗したのか
第4章 『資本論』をどう読むか
  1 課題と方法
  2 個別的なものから一般的なものへ
  3 社会変革の可能性
第5章 現代世界の多重危機とマルクス
  1 現代資本主義の多重危機のなかで
  2 資本主義的人口法則の現代的意義
  3 資本主義と自然環境破壊
第6章 二一世紀型社会主義のために
  1 『資本論』の社会主義論
  2 二〇世紀型社会主義の形成と崩壊
  3 二一世紀型社会主義の可能性

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784065142394

講談社現代新書
左翼の逆襲 社会破壊に屈しないための経済学
松尾 匡(著/文) 発行:講談社

・「フォーリンアフェアーズジャパン」

https://www.foreignaffairsj.co.jp/theme/202002_muller/

「新社会主義運動」の幻想と脅威 ―― 富は問題ではない

2020年2月号掲載論文
資本主義には強さと弱さがある。実際、自由市場を基盤とする資本主義が18世紀に定着して以降、このシステムは長く批判にさらされてきた。一連の改革運動が刺激され、これが19世紀型のレッセフェール(夜警)国家を今日の先進民主国家が導入する混合経済・福祉国家(mixed welfare States)へ変貌させた。かつて「社会民主主義」と呼ばれたシステムを現状で模索する左派勢力も、おおむね似たものを追いかけている。だが、「新社会主義運動」はこれらとは違う。そのルーツは社会民主主義ではない。資本主義を改革するのではなく、むしろそれを終わらせようとする民主社会主義にある。彼らは、金の卵を産むガチョウの健康など気にかけていない。これを当然視した上で、不公正な状況を超富裕層の資産の突出を削り取るという簡単かつ直接的な方法でなくそうとしている。

→社会民主主義:資本主義を改革する
 民主社会主義:資本主義をを終わらせようとする
 

→上記FAJの #社会主義 関連のつぶやき、いろいろ論文あり!