週刊金曜日 620号 2006.9.1目次、中国での南京虐殺訴訟 出版社らに賠償命令,安倍晋三の正体1
憲法第29条解説 財産権 3項 道路拡幅など公共のために強制的に奪うこともできるが、特定の個人の損失は国民みんなで負担するのが公平だという趣旨。ダム建設、強制された予防接種で生じた健康被害など。
P4 金曜アンテナ 言論の不当弾圧断ち切れるか「政党ビラ配布」に無罪判決 2006.8.28東京地裁 主任弁護人「政治ビラの配布は、言論・思想を表現する憲法上需要な権利だ。集合住宅のビラ配布のために今回の判決は、敷地に立ち入ることは「正当な理由がある」と判断したようだ。(編集部 成澤宗男)
P5 中国での南京虐殺訴訟 出版社らに賠償命令
南京大虐殺の被害者 夏淑琴さん(77歳)が日本で出版された2書籍せニセ被害者扱いされた、、。
被告は、展転社と、東中野修道・亜細亜大教授および松村俊道氏。(ルポライター星徹)
加害の歴史
安倍晋三の正体 第1回 闘わない政治家
竹島問題 陳情たらい回しの逃げる政治家 新日韓漁業協定に対する漁民の不満 ベニズワイガニの乱獲で枯渇寸前。
・地元への利益誘導を宣言
中国縦貫自動車道は「シカやキジしか通らない」「夜は星がきれい」といわれるほど交通量が少ない。さらに”安倍道路"山陰自動車道をつくろうとしている。
・バラマキ市長を支援する
下関市の沖合人工島建設 第二関門橋計画 下関みなとまち開発 談合疑惑 安倍が応援した江島潔下関市長が推進
fujisan 目次
■安倍晋三官房長官の正体
第1回 闘わない政治家(横田 一+本誌取材班)
2002年に浮上した北朝鮮拉致問題に対する強硬姿勢で一躍タカ派として知名度を上げた安倍晋三衆議院議員。
母親・洋子氏は「昭和の妖怪」岸信介元首相の娘、父親は次期総理といわれ続けた安倍晋太郎氏、遠縁には佐藤栄作、吉田茂元首相も顔を出すという突出した毛並みのよさもあわせもち、もはや次期首相間違いなしと言われる。
だが、期待された公約には外交と教育という保守イデオロギーばかりが目立ち、生活実感のともなう政策がない。
総理にもっとも近い男は、庶民にもっとも遠い男のようだ。
誇大なイメージに覆われた世襲政治家の正体を暴露する。
■ニッポンの翼が危ない(1)
B777エンジン停止(安田 浩一)
日本の空を飛び交う旅客機のエンジンが空中で停止する事故が頻発している。
コスト削減を求めて合理化・効率化を追求するあまり、安全を確保する余裕がなくなってきている現状を現場から報告する。
■痛憤の現場を歩く58(鎌田 慧)
水俣をめぐる石牟礼道子さんとの対話(上)
エリートの言葉や考えが庶民とは別になった
近代化とはいったいなんなのか、どんな意味を持っていたのか――
水俣病公式発見から今年で50年を迎えるが、いまなお解決にはほど遠い。
『苦海浄土 わが水俣病』などで知られる石牟礼道子さんにじっくりと話をうかがった。
■元通産官僚・自民党衆院議員
「借金大歓迎」知事誕生ではじまる
長野県政の“大逆流”(保屋野 初子)
9月1日、長野県知事に就任した村井仁氏が初登庁した。
2期6年にわたる田中県政で進められた「脱ダム」などの改革は一大転換点を迎える。
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<<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >> 2006.09.01
_______________________________________________『週刊金曜日』
【1】今週号のことばから
【2】一筆不乱(編集長コラム)
【3】注目の記事
【4】今週号目次と次号予告
【5】最近話題の「裏窓」
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【1】今週号のことばから
日本の近代というのは、上昇志向で、ある線を突破したエリートたちの言葉や考えが、庶民とはべつにできてしまったにちがいない。それはそれで近代と見てよいのでしょうが、何かもっと日本の庶民の魂というか、それを掬いとっていない。いちばん大事な基層の部分を抱え込んでいない近代になってしまっているなと思って。(石牟礼道子 作家)
100%の実現は無理でも、いかに非武装中立に近づけていくかを考えるのが大切だと思うんだ。
(平野悠 世界初のトークライブハウス「ロフトプラスワン」店長)
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【2】一筆不乱(編集長コラム)
「勘」の宰相の次は、「運」の宰相の出番か
これはまずいと思いつつ、過去の自民党総裁がまともに感じられてきた。(つづきはホームページでどうぞ)
[一筆不乱]はこちら
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【3】注目の記事
■安倍晋三官房長官の正体
第1回 闘わない政治家(横田一+本誌取材班)
2002年に浮上した北朝鮮拉致問題に対する強硬姿勢で一躍タカ派として知名度を上げた安倍晋三衆議院議員。
母親・洋子氏は「昭和の妖怪」岸信介元首相の娘、父親は次期総理といわれ続けた安倍晋太郎氏、遠縁には佐藤栄作、吉田茂元首相も顔を出すという突出した毛並みのよさもあわせもち、もはや次期首相間違いなしと言われる。だが、期待された公約には外交と教育という保守イデオロギーばかりが目立ち、生活実感のともなう政策がない。
総理にもっとも近い男は、庶民にもっとも遠い男のようだ。
誇大なイメージに覆われた世襲政治家の正体を暴露する。
■ニッポンの翼が危ない(1)
B777エンジン停止(安田浩一)
日本の空を飛び交う旅客機のエンジンが空中で停止する事故が頻発している。コスト削減を求めて合理化・効率化を追求するあまり、安全を確保する余裕がなくなってきている現状を現場から報告する。
■痛憤の現場を歩く58(鎌田慧)
水俣をめぐる石牟礼道子さんとの対話(上)
エリートの言葉や考えが庶民とは別になった
近代化とはいったいなんなのか、どんな意味を持っていたのか――
水俣病公式発見から今年で50年を迎えるが、いまなお解決にはほど遠い。『苦海浄土わが水俣病』などで知られる石牟礼道子さんにじっくりと話をうかがった。
■元通産官僚・自民党衆院議員
「借金大歓迎」知事誕生ではじまる
長野県政の“大逆流”(保屋野初子)
9月1日、長野県知事に就任した村井仁氏が初登庁した。
2期6年にわたる田中県政で進められた「脱ダム」などの改革は一大転換点を迎える。
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【4】今週号目次と次号予告
ホームページ上で一部全文公開しています。
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P7.風速計 赤ちゃん猫を拾う(石坂啓)
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P8.安倍晋三官房長官の正体 第1回
闘わない政治家(横田一+本誌取材班)
P14.集中連載 ニッポンの翼が危ない (1) B(ボーイング)777エンジン停止(安田浩一)
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P20.どうなる長野県 「借金大歓迎」知事の誕生ではじまる“大逆流”(保屋野初子)
P24.アスベスト被害を歩く 「石綿の熱い夏」から1年(永尾俊彦)
P54.薬害肝炎
「子どもたちの未来に」薬害根絶を目指して(大西史恵)
カラーページ
P27.あかるい農村(5)(最終回)土に足跡は残さない 複合汚染から32年
(金子勝/平井康嗣)
P30.ピョンタくんの楽しい戦争 第17弾(石坂啓)
P32.「ものみな歌で」終わったドミニカ移住50周年記念祭(写真・文 栗原達男)
P36.涙の日 RWANDA・Genocide Memorial
(写真・文 アレックス・マヨーリ)
P56.痛憤の現場を歩く(58)
水俣をめぐる石牟礼道子さんとの対話(上)(鎌田慧)
P22.わたしと憲法(38) 「非武装中立」への努力が大切(平野悠)
生活情報ページ 暮らし・くらし・KURASHI
P43.本日もオーガニックガーデン日和(8)(最終回)グリーンジムに行こう(曳地トシ&曳地義治)
P44.排気ガスとぜんそくの関係(園田万里子)
P46.新・買ってはいけない(71) 花王/ビオレ・メイクも落とせる洗顔料(境野米子)
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きんようぶんか
P47.読書/この3冊
『ひとのために生きよう!団結への道』石川源嗣=著(須田光照)
『戦争の克服』阿部浩己・鵜飼哲・森巣博=著(本橋哲也)
『戦火の爪あとに生きる 劣化ウラン弾とイラクの子どもたち』佐藤真紀=著(編集部)
P49.読み方注意! 『「個」を見つめるダイアローグ』(李英哲)
P50.
映華館『狩人と犬,最後の旅』
音楽館『ベスト オブ くるり TOWER OF MUSIC LOVER』『LOVE COMPLEX』『ゆれる オリジナル・サウンドトラック』
観客席『紙屋町さくらホテル』
P52.きんようぶんか案内板・非マスコミ紙誌『ひこばえ通信』
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P12.政治時評
イエスマンばかり揃えて「間口の広い国民政党」と言えるんですか、安倍サン(青島顕)
P13.経済私考
特捜部なんて屁の河童か? “言論”を捨て迷走する日経新聞(大塚将司)
P18.人権とメディア(363)
「8・15靖国」報道 “主役”盛り立てた「小泉劇場」中継(山口正紀)
P19.貧困なる精神(296) 醍醐聰さんと語る「NHK問題」(8)
「あまりに見解と違うのでびっくりした」(本多勝一)
P23.無責任架空鼎談(30) 恒例の靖国問題(松崎菊也)
P53.歯科講座(6)(大野純一)
P60.自我作古(406) 「パンドラの箱」が開くまで-政治とメディア(13)(筑紫哲也)
P2.日本国憲法(30)(写真・長倉洋海 解説・伊藤真)
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P4.金曜アンテナ
言論の不当弾圧断ち切れるか 「政党ビラ配布」に無罪判決(成澤宗男)
金融庁こっそり「特例容認」 サラ金規制めぐり内紛激化(三宅勝久)
金融庁の思惑通りか “大本営”化の『朝日』(三宅勝久)
町田市で臨時議会開催 公民権停止なく、続投(佐久間真弓)
敷地内たらい回しで「社会的入院」解消!?(谷口硝子)
秋田スギ伐採問題で森林管理の姿勢に疑問(岡村健)
若者雇用問題で討論 ニートは選択の自由?(小林拓矢)
中国での南京虐殺訴訟 出版社らに賠償命令(星徹)
NHKの新卒採用数が激減(荒井香織)
P64.読者会から/市民運動案内板
P66.金曜日から
P67.珈琲破壊(32)(岡本光博)
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P61.投書
六ヶ所村の再処理工場を早く止めてください(片岡洋子)
護憲派に問いたい(本多立太郎)
国民がしっかりせねば(駒井薫)
「辛子めんたいこ」無着色でも発色剤入り(木村雅夫)
なぜか存続、名古屋ボストン美術館(近藤喜夫)
どうなる長野県(大倉辰彦)
自衛隊員の自殺に思う(井上二郎)
4コマまんが(小川弘幸)
P63.論争
有機農産物認定制度の問題点(諫山二朗)
次号予告
◆ 特集 中東激震 │
◆ スクープ 麻生太郎外相とクレー協会の疑惑 │
◆ 阿倍晋三官房長官の正体 第2回 │
◆ 「金曜日版現代史」この国のゆくえ 天皇・マッカーサー会談 │
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