週刊金曜日2012.3.30号族議員VS官僚 予算委員会では話されない予算の話

2025年9月18日

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週刊金曜日
《お知らせ》
◆「櫂未知子の金曜俳句」連載2周年記念吟行会参加者募集中
 東京を代表する桜の名所を歩きます。
 初心者からベテランまでふるってご参加下さい。

【日時】4月8日(日)午前11時~午後4時半
【募集人員】先着25人、3月30日(金)必着
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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】今週号目次と次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内
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 【1】注目の記事
族議員 vs. 官僚
予算委員会では話されない予算の話
たとえかけ声であったとしても自民党政権下では耳にした「財政収支の黒字
化」という言葉が、民主党・野田政権ではまったく聞かれない。税収以上の
借金を積み上げる国家予算の全体像を、一体、誰がどこで決めているのか? 
それは衆参の予算委員会ではない。
■族議員の“選手”交代に成り果てた政権交代 まさのあつこ
■族議員を問題視することの問題
 政治への不信で民主政治が窒息していく 吉田 徹
■官僚主導で脱原発に踏み込まず
 原発震災後も4000億円超の原子力予算 村上 朝子
昨年の東京電力福島第一原発事故を受け、
二〇一二年度の原子力関連予算は、
はたして適正に修正されたのか?
予算案決定までの過程から見えてくるのは、
官僚の「粘り勝ち」の実態だ。
■利権漁りの前に政策に明るい議員を育てろ
 防衛官僚の「つかみ取り」を許す民主党政権 清谷 信一
東日本大震災では被災者の救援活動がクローズアップされた自衛隊。
次年度は今後の自然災害に備えた予算が組まれるものと思いきや、
実態は──。
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 【2】編集長コラム
 白川司郎氏が、昨年一二月一六日号掲載記事を執筆した田中稔氏に対して、
約六七〇〇万円の損害賠償請求を起こしてきた。
 ヤメ検の土屋東一弁護士から筆者へ先週訴状が届いた。白川氏を記事で
取り上げると十中八九訴訟を起こしてくるということは業界では知られており、
『FACTA』なども係争中だ。そのため記事は公開情報に基づく解説として
慎重を期したのだが、訴訟を起こすことまでは止められない。大変な迷惑で
ある。当然本誌は闘う。
 白川氏はニューテックという原発警備を受注している会社の元代表で、この
会社はもともと(株)日本安全保障警備として警視総監経験者を中心に発足した。
原発警備といっても六ヶ所村の核燃サイクルの警備である。原発の最大の敵は
今は地震だろうが、以前はテロだった。北朝鮮がテポドンを打ち上げ、日本でも
テロ対策が政治家や警察関係者の間で叫ばれて原発に膨大なカネが注ぎ込まれた。
テロ、地震、暴力団対策。日本人はもっともらしい大義名分に支配されすぎだ。(平井康嗣)

(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
[編集長後記]はこちら↓ 
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 【3】次号 4月6日号(890号)予告

歴史認識に欠けた”愛国者”たちへ
南京大虐殺まぼろし論のウソ

高校生と話す「日の丸・君が代」問題
大阪と東京の卒業式はどうなった

TPP絶対反対 加藤紘一衆院議員インタビュー

変節してダム賛成に回った前田武志国交大臣

●好評連載
・高須基仁のアウトサイダーインタビュー 秋田一恵弁護士
・満腹の情景 ガーナのチョコレート 木村聡
最新号目次はこちら↓ 
ホームページ上で一部全文公開しています。
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 【4】近刊のご案内
★尾木ママと考える
大震災後を生きる希望のヒント
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2365
尾木ママが報道や教育のあるべき姿を語る。
2011年の大震災・福島原発事故を経験した日本、いま、私たちは何を学ぶべき
なのか、
どうすべきなのか。おネエ系人気の秘密、報道のあり方、子ども・若者の変化、
教育のあるべき姿、おとなに求められることなど、
石坂さんがリードしながら、尾木先生が超辛口批判&提言。
テレビでは見られない尾木先生の踏み込んだコメントに注目!

★残 夢
 大逆事件を生き抜いた坂本清馬の生涯
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2322
100年前、明治末期の「大逆事件」で幸徳秋水ら12人が刑場の露と消えた。
事件をでっちあげて特定の政治勢力に弾圧を加え、
時代の風潮を変える検察の“国策捜査”はここに始まり、いま現在も続いている。
ことは検察だけではない。大逆事件はいまも多くのことを教えてくれる。
死一等を減ぜられて生き延び、戦後に再審請求を闘った坂本清馬の生涯は
いまの暗い時代にこそ強い輝きを放つ。

★世界が決壊するまえに言葉を紡ぐ
秋葉原事件から3・11以後へ──中島岳志
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2323
私は「言論ゲーム」「批評ゲーム」に飽き飽きしている。
何か大きな出来事があると、既製の枠組みを使って気の利いたことを発信し、
あっという間に忘却していく。
興奮気味に過剰な解釈を加えながら、時間がたつとまた次のネタに過剰反応し、
結局多弁という失語状態が永続する。
あとには何も残らない。
その残像の中で大切な問いは破棄されていく。試されたのは瞬発力のみ。
それが果たして言論なのだろうか。言葉なのだろうか。
本書は私が言葉をぶつけ合いたい人たちと行なった対談の記録である。
みんな言葉を持っている。そこには言葉がある。届く言葉がある。

★新・買ってはいけない8
原発事故が引き起こした食品の放射能汚染 私たちのライフスタイルが問われてい
ます。
今回は個々の商品の検証はもちろん、要望の高い「買ってもいい商品」と「食品添
加物の見方と避け方」まで指南します。
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2177

★貧困なる精神24集
 「英語」という“差別”  「原発」という“犯罪”  
 米国に心も命も収奪された日本人
日本が「英語」によって支配されている「隠れた差別問題」を指弾した「英語」帝
国主義と、原発という「想定されていた人災」を追及する論考・対談を2本柱に構
成。
原発の問題は、今年(2011年)3月11日に発生した大震災以降、本誌で連載したも
のを所収。
また、本誌の編集委員でもあった筑紫哲也氏を追悼するために、筑紫氏も出席した
佐高信編集委員・椎名誠編集委員(当時)の両氏もまじえた対談を再録。
さらには、本多氏が子どものころに描いたマンガ原稿も公開しているが、そこには
「今ヤ日本ハアメリカニ降伏セリ」「以上デコレモ終ワリデスガ」という文字も・
・・・・・。
刺激的で機知に富んだ評論・批評集。
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2178
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 【5】イベントのご案内

★ どうなってんだ、日本は!?【連続講座vol.2】
-本当はどうなのよ?食品汚染と内部被曝-
講師:伴英幸(原子力資料情報室)
日時:3月31日(土)18時~20時(開場17時半)
場所:神奈川県・県民サポートセンター403号室
  (JR横浜駅北口5分)
参加費:500円(先着60名)
問合せ:090-5751-0222
主催:週刊金曜日を応援する会 神奈川
協賛:『週刊金曜日』

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・P24石巻市立大川小学校 真相究明を求める父母たち 
・P34なぜ福島を撮るのか 幸田大地氏に聞く
・P52混迷ニッポン1詩人若松丈太郎 一般人の平常時の年間被曝量は1ミリシーベルト。病院の放射線管理区域は年間5ミリが限度。それ以上の場所には18才未満は立ち入ってはいけない。(略)それに比べたら20ミリはとんでもなく高い。
・国策捜査27 東電社員を殺したとして無期懲役のゴビンダ・プラサド・マイナリさん 遺体のDNAが別人と判明