週刊金曜日2012.12.21号 民主主義を考えるタネ 20人が選ぶ100冊

2025年9月16日

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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内
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 【1】注目の記事
■特集 民主主義を考えるタネ 20人が選ぶ100冊
この国の民主主義では、得票率が全体の三〇%でも三分の二以上の議席を獲得できれば、絶対的な政治をすることができるそうだ。ソクラテスの時代からこんな民主主義という代物には疑問符がついてきた。でも模範解答などない。だから今回はあえて二〇人の思考の履歴(の一部)を掲載した。そうしたのは、わたしたちが自分の頭で腑に落ちるまで考えなきゃならないと思ったからだ。民主主義の困難を考える一〇〇個の種から、芽を息吹かせてほしい。
◆イルコモンズが選ぶ5冊「はじまり」を蘇らせること
◆大山礼子が選ぶ5冊 代議制を再生するために
◆おしどりマコが選ぶ5冊 芸人が読み解く時代の課題
◆樫村愛子が選ぶ5冊 政治の象徴性を考える
◆金友子が選ぶ5冊 民が生きる空間を取り戻す
◆後藤繁雄が選ぶ5冊 非国民として、誰より日本人として
◆椎名千恵子が選ぶ5冊 深海魚のように、自らの光で生きよ
◆田原牧が選ぶ5冊 宗教や民族──中東は実験の坩堝
◆土井香苗が選ぶ5冊 自由と人権を求める勇者たち
◆仲正昌樹が選ぶ5冊 "民主的"でありすぎたドイツから学ぶ
◆早尾貴紀が選ぶ5冊「世界」と連動する中東
◆藤野美都子が選ぶ5冊 福島から問う人間の可能性
◆堀真一郎が選ぶ5冊 学校では子どもも大人も学ぶんだ
◆マエキタミヤコが選ぶ5冊「頭にこない」技が必要なんだ
◆間宮陽介が選ぶ5冊 “意思"決定機構を:石"にはさせぬ
◆ミサオ・レッドウルフが選ぶ5冊「物語」から考える私たちの「物語」
◆三橋順子が選ぶ5冊 少数意見を尊重するために
◆八柏龍紀が選ぶ5冊 言葉の危機を乗り越えるには
◆矢部史郎が選ぶ5冊 3・12以後をどう生きるのか
◆湯浅誠が選ぶ5冊 全体の過程を離れて見る力を
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 【2】編集長コラム
 一六日夜は都内の民主党開票センターにいた。微妙な空気が会場に漂っていた。
 自民党の圧勝は、民主党への失望と小選挙区制度に背中を押されたものだ。
 勝った自民党側にしても複雑な気持ちはあるだろう。
 今回あらためて痛感したことはテレビと新聞の力だ。
 一七日朝の情報番組で、日本未来の党の敗因は小沢一郎氏と組んだからかと嘉田代表が質問されていた。
 同じ解説の新聞もある。政治家として小沢氏の問題はあるにせよ、マスコミが「問題」にしてきたのは政治と金についてだ。
 しかし、これについてはマスコミの見立てと違った無罪判決が出ている。
 にもかかわらずダーティーなレッテルを貼り続ける。意図は何か。
 一方で石・橋維新の過剰な露出、まるで総理を決めるかのような扱いだった自民党総裁選のテレビジャック。
 有権者はこれらの情報にどれだけ誘導されたか。
 さて今号の特集は一年前から企画していたものだ。
 民主主義についてあらためてじっくり考えたい。
 そして自民党政権は徹底的にウォッチしていく。(平井康嗣)
(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
[編集長後記]はこちら↓ 
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 【3】次号 1月11日号(926号)予告
特集タイトル
アベノミクスとの対峙「脱原発」に未来はあるのか
田中森一元弁護士インタビュー
「検察の闇を話します」
ドイツ脱原発リポート 増山麗奈
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 【4】近刊のご案内
★『悪名正機 アウトサイダー十三人の話』高須基仁 定価1365円(税込) 
A5判並製 180頁 ISBN978-4-906605-88-0
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2648
全員、嫌われ者。だから、面白いんだ。
嘗て「ヘアヌード写真集の仕掛人」とも言われた高須基仁。彼の交際範囲は広く、
芸能人、レスラー、ボクサー、宗教家、左右の活動家、作家、漫画家、映画監督、AV女優、政治家など、
枚挙にいとまない。著者厳選の、一般メディアには登場しない人物との対話集。
〔13人のアウトサーダーたち〕
前田日明(「RINGS」CEO) 在日コリアンから帰化、いま「国」への思いを語る
朝堂院大覚(武道総本庁総裁) 朝青龍暴行疑惑、亀田問題、「怪人」が語った
歴史の裏側 斎藤智恵子(浅草ロック座会長) 「浅草の女帝」の生き様と女の矜持石井和義
(K-1元プロデューサー) 
出所から2年、総合格闘技ブームの火付け役が思うこと
柳美里(作家) 分断された朝鮮への思いと家族へのこだわり
川崎タツキ(元プロボクサー) 少年院、暴力団、薬物依存地獄を乗り越えたボ
クサー
戸川昌子(シャンソン歌手・小説家) 地獄をみてきた人間の強さ
杉浦和男(地下格闘技・KRUNCH創設者) 本物の“不良”の図太さとは
山本直樹(漫画家) 言葉の暴走の先に描くもの
ルミカ(シンガー) いじめをなくしたい──歌で広げた絆
秋田一恵(弁護士) 徹底的に被告に寄り添う
ごとう和(漫画家) 『6番めの虹』で原発事故を描く
黒岩安紀子(歌手・故団鬼六夫人) 左翼も右翼も泣かす歌い手

★70年代 ~ 若者が「若者」だった時代
 週刊金曜日 編
 http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2633
何かが終わり、そしてその後に何かが始まった──。
政治の熱い季節が過ぎ去った後に迎えた七〇年代を語るとき、私たちは往々にし
てこのように表現しがちだ。
だが実際にそこで何が目撃されて何が語られ、いかなる理念が生みだされてきた
のだろうか。
現在までも明確な総括をなし終えぬまま、人々はこの時代が残した多すぎてかつ
大きすぎるさまざまな残影を
引きずり続けて、二一世紀の二度目の一〇年代を迎えている。
いま、「回答」という名の終着地がない思索の果てしない海路へ、読者を誘う。
懐古に留まらない、現在と未来をも洞察する手がかりを求めながら……。
本誌好評連載「70年代の光と影」の単行本化。
《目次》
まえがき
座談会 平熱が高かった70年代、そしていま
     雨宮処凛 中山千夏 平井玄   司会/北村肇
1 阿久悠、社会現象を創った男「歌は世につれ」ではなく「世が俺の歌につれ」
たのだ 1970 鈴木 耕
2 田中美津と榎美沙子 ウーマン・リブが担った矛盾とはざまを今も凝視する1970 田中 優子
3 検定官を萎縮させた家永三郎三二年の教科書訴訟 1970 高嶋 伸欣
4 現代人の「まつり」に爆発させた岡本太郎の意志と野望 1970 北村 肇
5 ちばてつや「あしたのジョー」が渡った“1970年”という橋 1970 田沢竜次
6 三島由紀夫と高橋和巳 学ぶべきものはすべて この二人に学んだ 1970~71 鈴木 邦男
7 ニクソンショックがドルの大幅下落とマネー経済病を生んだ 1971 山田 厚史
8 日活ロマンポルノ 日本映画低迷期に吹いた新しい風 1971 寺脇 研
9 『二十歳の原点』と高野悦子が残した激動の日々の記憶 1971 成澤 宗男
10 保革伯仲時代ゆえに司法の右旋回を狙った青法協攻撃 1971 宇都宮 健児
11 戦争責任問題を浮上させた昭和天皇裕仁の二つの「海外訪問」 1971~75 天野 恵一
12 連合赤軍事件 社会への回路が閉じられて「生きづらさ」につながった 1972 雨宮 処凛
13 届かなかった建議書 沖縄不在の「復帰」に、異を唱えた屋良朝苗 1972平良 亀之助
14 稀代の金権政治家田中角栄と越山会に挑んだ「たった一人の闘い」 1972桜井 善作
15 『神田川』と過ぎ去った季節の追憶 1973 成澤 宗男
16 水俣病 1973
17 セブン-イレブンから始まった利便性の果てに 1974 斎藤 貴男
18 『笑い』の毒で右も左もぶっ飛ばすつかこうへい演劇の衝撃 1974 横内謙介
19 ファシズムに対抗する「共創協定」を仲介した国民作家・松本清張 1974辻井 喬
20 “狼”大道寺将司と東アジア反日武装戦線 償いきれぬ償い 1974 宇賀神 寿一
21 時代を疾走した青春のべ平連と訪れた「解放」の日 1975 吉岡 忍
22 「人間解放」をめぐる交錯テクノロジーと想像力に揺れた村上龍と村上春樹1976/79 池田雄一
23 山田太一「岸辺のアルバム」と崩壊家庭を立て直そうとする者 1977 佐高 信
24 蜷川・美濃部・黒田 革新自治体と「TOKYO作戦」 1978~79 村上 恭介
1970年代の出来事(年表)

★飲水思源
メディアの仕掛人(プロデューサー)、徳間康快
濁々併せ呑む夢の大プロデュサー
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2615
徳間書店創業者で、宮崎アニメを世に送り出し、芸能、音楽、出版、新聞……そ
れぞれのエンターテインメントを一流に育て上げた徳間康快の絶対値の大きさを人物評伝の名手佐高信が描く。
本誌好評連載の単行本化。

★『週刊金曜日』臨時増刊「さようなら原発 路上からの革命」
 http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=2163
「脱原発」のデモや集会が全国に広がっています。毎週金曜日に行なわれる首相
官邸前デモは10万人の規模になり、「7・16」の代々木公園には17万人の人々が集まりました。
 目立つのは、政党や組合の動員ではなくツイッターなどの呼びかけで集まった
人々の姿です。子ども連れの若いカップルもたくさんいます。こうした新しい動きに「革命」との評価も出て
きています。
 本増刊号はカラー32ページ。「路上からの革命」を写真中心の企画でまとめ
ました。官邸前デモ、「7・16」の空撮を始め、全国のデモの様子も網羅しています。また一般募集した写
真を数多く掲載しました。「歴史的事件」を市民の方々とともに残したかったからです。ぜひ、お手にとって
ください。

首相官邸前抗議行動/さようなら原発17万人集会/国会大包囲/首相へ直接要
求・勧告行動/大飯原発を停止せよ!/全国へ、世界へ路上からの革命のうねり
二重のアセンブリ       柄谷行人
関電のウソ          広瀬隆
アクションの先にあるもの   雨宮処凛/鎌田慧/ミサオ・レッドウルフ
福島の人達のいま       畠山理仁
市民主義の成立(再録)    久野収
この増刊号は書店のみの発売になります。定期購読には含まれませんので、定期
読者の方はぜひ書店でお求め下さい。
*「ブックサービス」に電話(0120-29-9625)かWEBサイト
(http://www.bookservice.jp/)から注文できます。
*音訳版もあります。
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 【5】イベントのご案内
★「東アジアに平和の海をつくる」vol.1
竹島/独島問題を手がかりに
パネリスト:木村三浩/康熙奉/朴炳渉
日時:1月12日(土)14時~17時
場所:東京千代田区・スペースたんぽぽ
  (水道橋駅5分/三崎町2-6-2・4階)
参加費:500円
問合せ:042-637-8872
主催:平和力フォーラム
協賛:『週刊金曜日』

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