週刊金曜日 462号 2003.6.6 市場主義者が市場を殺す 山田厚史X金子勝 りそな
P18 悪循環にはまったこの国の経済
市場主義者が市場を殺す
竹中平蔵だって、もともと銀行をペイオフで脅かして、自己資本比率が足りない銀行は潰せという議論だった。それを木村剛が、繰り延べ税金資産を自己資本から外して正常にする政策をした。三井トラストもりそなも自己資本のほとんどが架空の試算である繰り延べ税金資産に化けている。過去の公的資金も消えて穴を開けている。竹中や金融庁の責任重大です。
産業再生機構は死に体
輸出に依存しない経済を
地域によっては、バリアフリーの町をつくって商店街の再生を果たしているところができているよ。圧倒的に「負け組」商店街が多いけど。車を運転しなければ行けない都市周辺の量販店みたいなものは、高齢者や消費者にとって不便なんだ。
自律的な循環型の地域経済をつくること。輸出に依存しない非貿易財を軸に、地域経済の基盤を固めなければならない。環境や福祉は非貿易財だ。農業や中小企業製品のように安心して買える、顔の見える関係。外的ショックがあっても、絶えず成り立つ関係があれば底割れしない。
石原支持は平和ボケ
戦時国家体制になることが、ブッシュ政権にとっては、もっとも国民の支持を集めやすい。戦争をしていた米国の大統領の中に、選挙に負けた人はいない。
タイのバンコクから日本を見ていると、何であんなに日本人が北朝鮮を怖がるのか、アジアの人にはさっぱりわからないようだ。アジアのほかの国は北朝鮮と悪い外交関係を持っていると思っていないから攻められるとは考えていないもいない。日本は交渉すればするほど険悪な関係を作って、さらに米国とくっついて2乗に悪化させている。
最終的なゴールは兵あて気に北朝鮮との冷戦を終わらせること。それには市場経済に参加させて、国を開かせていく以外にはない。二品では戦争に8割の人が反対しているのに、石原慎太郎都知事に300万票入る異常事態だ。人々の戦争に対するリスク感覚は麻痺している。
いや逃亡です
竹中平蔵金融。経済財政政策担当相が米国の大学に引き抜かれる話が水面下で進んでいる。







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