週刊金曜日939号 2013.4.12目次、自民党改憲草案徹底批判2 憲法前文

2025年9月16日

2023.6.23記
週刊金曜日939号 2013.4.12目次
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P24 自民党改憲草案徹底批判2 憲法前文 伊藤真
自民党の改正草案前文では、国民主権の後退、人権保障の形骸化、非暴力平和主義との決別など現行憲法とはまったく異質なもの。しかし、憲法は国会議員に憲法制定権を与えていない。国会議員は主権者ではないからである。このような内容の改憲は一種のクーデターである。
・国が価値観を押しつけ
 国体ないし国の形を示した。賛同できない国民を排除することにつながる。
さらに、「日本国民は」でなく「日本国は」で始まる。天皇を「戴く」で、天皇の権威を強化、戦前回帰。
・人権より国家を尊重
 国民主権後退。
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P26 先の大戦で近隣諸国や我が国の国民に甚大な被害を与えた加害者としての立場には何の配慮もない。
平和的生存権を削除。国防軍創設とともに国際貢献を否定する。「国を自ら守る」ことを義務化していることは見落とせない。徴兵制の根拠になる。基本的人権の尊重を国ではなく、国民に求めているが、立憲主義に逆行している。
憲法の目的が国家の存続にある。
・改憲論じる資格が今の議員にある?
現在の国会議員は最高裁から違憲状態だと断ぜられた選挙で選ばれている。1人1票の憲法の要請すら実現できない国会議員が、改憲云々すること自体が茶番。
 仮にこの前文を持つ国になれば、天皇を強要、市民運動は抑圧、従順な国民だけが歓迎。国民の間で「非国民」「国を守らない卑怯者」と罵りあう、息苦しい日本にしてはならない。
憲法・改憲
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改憲週刊金曜日

Posted by 中の人