週刊金曜日606号 2006.5.19目次,日本国憲法 第15条解説 公務員選定罷免権、普通選挙・秘密投票の保障

2025年9月29日

週刊金曜日606号 2006.5.19目次
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P2 日本国憲法 第15条解説 公務員選定罷免権、普通選挙・秘密投票の保障
国政に参加する権利(参政権)の中で最も重要なものが選挙権です。
すべての公務員は国民全体の利益のためにその職務を行わなければならず(全体の奉仕者)、特定団体の利益のために行動してはなりません。
しかし、全体の奉仕者だからといって、当然に公務員の労働基本権などを制限できるわけではありません。よって、たとえば消防署職員の争議権を制限できても、団結権まで奪うことは疑問です。
uimg-s589_202309080829028e2.jpg 憲法・改憲

fujisan 目次
■クタバレ「米軍再編」
米軍は米国の利益のために日本にいる。日本を守るのが目的ではない――
冷酷な事実が今回の米軍再編計画でより明らかになった。
しかも、再編実行のために日本政府は総額約3兆円、国民1人あたり約2万5000円の負担を強いられるという。
このうえ、憲法を変えて「自衛軍」を創ると、世界的規模で米軍に協力させられ、“侵略”の片棒をかつがされる。

進貢国家から抜け出す戦略(進藤 榮一)

3兆円負担を呼び込んだ戦略なき官僚の大罪(半田 滋)
米軍再編は、「この国のかたち」を根本から変える。
この最重要課題は、誰がどのような形で進めたのか。
その裏側を知れば知るほど、怒りがこみ上げてくる。

東門美津子・沖縄市長に聞く
市民の反対の声を政府に突きつけたい
沖縄市長選(4月23日投開票)で、東門美津子・元社民党衆院議員が自公推薦の桑江朝千夫・前市議を破り、沖縄初の女性市長となった。自公は国会議員40人以上が現地入りする国政選挙並の支援態勢を取り、石破茂・元防衛庁長官は「東門候補が勝つと、日本の防衛政策に影響を及ぼす」などと訴えた。与党が何としても阻止したかった東門・新沖縄市長に聞いた。

大幅な負担減を実現した韓国(青木 理)
韓国では米軍基地移転をめぐって激しい反対運動が起きている。
日本より一足先に「米軍再編」が進む韓国の実状をさぐる。

■教育があぶない!2006年
教育基本法改定案のここが問題だ(高嶋 伸欣)
満を持して提出したはずの教基法「改正」案が、全文を詳しく見るとちぐはぐだらけ、国会で攻撃可能なスキ間もそこここに! まずはそのお粗末ぶりを指摘する第1弾!

■未上場会社の甘い誘惑
未公開株商法野放しで被害者急増中(茅場町0番地)
ゴールデンウイークまっただ中の5月3日、大塚製薬の未公開株売買をめぐる詐欺容疑で、千葉県警が販売会社役員ら4人を逮捕した。
2月中旬にもアース製薬株を販売した未登録業者が逮捕されている。
未公開株の被害は、今も高齢者を標的に全国に広がり続けている。

■ハンセン病も
父も憎んでいません。
憎むのは、私たち一家を離散させた隔離政策(樫田 秀樹)
自分自身がハンセン病であったがゆえに実の娘を認知しなかった父。
その父の死後、あらためて国に対し親子関係の認知を求めた娘。
しかし、その願いは届かなかった。
国の隔離政策がもたらした苦難を患者家族からの視点で見つめる。

わが子をこの手に取り戻したい
強制堕胎させられた母親たち

ーー
2006.5.22記
   <>  2006.05.19
___________________________________________________________『週刊金曜日』

 【1】今週号のことばから
 【2】一筆不乱(編集長コラム)
 【3】注目の記事
 【4】今週号目次と次号予告
 【5】催し物のお知らせ
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 【1】今週号のことばから

米軍再編は「国家戦略なき国家」の悲惨な象徴として歴史に刻まれることに
なったのである。(半田滋 『東京新聞』社会部記者)

教育基本法改正案全文を見て驚いた。全体にまとまりがなく、一本筋の通っ
た教育観が貫かれている様子がまるでない。法案には随所に日本語の体をな
していない個所があると、今をときめく藤原正彦氏に、早速一喝されている
始末だ。(高嶋伸欣 琉球大学教授)

”小泉圧勝”から半年、これが「昨年の選挙結果の意味なのか」という現象
が永田町に津波となって押し寄せている。共謀罪、米軍再編、教育基本法の
改悪、そして憲法改正の国民投票法。(辻元清美 衆議院議員)
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 【2】一筆不乱(編集長コラム)

米軍再編最終報告により、日本は公然と米国51番目の州になる
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 【3】注目の記事

■クタバレ「米軍再編」

米軍は米国の利益のために日本にいる。日本を守るのが目的ではない――
冷酷な事実が今回の米軍再編計画でより明らかになった。
しかも、再編実行のために日本政府は総額約3兆円、国民1人あたり約2万
5000円の負担を強いられるという。
このうえ、憲法を変えて「自衛軍」を創ると、世界的規模で米軍に協力させ
られ、“侵略”の片棒をかつがされる。

進貢国家から抜け出す戦略(進藤榮一)

3兆円負担を呼び込んだ戦略なき官僚の大罪(半田滋)
米軍再編は、「この国のかたち」を根本から変える。
この最重要課題は、誰がどのような形で進めたのか。
その裏側を知れば知るほど、怒りがこみ上げてくる。

東門美津子・沖縄市長に聞く
市民の反対の声を政府に突きつけたい

沖縄市長選(4月23日投開票)で、東門美津子・元社民党衆院議員が自公推
薦の桑江朝千夫・前市議を破り、沖縄初の女性市長となった。自公は国会議
員40人以上が現地入りする国政選挙並の支援態勢を取り、石破茂・元防衛庁
長官は「東門候補が勝つと、日本の防衛政策に影響を及ぼす」などと訴えた。
与党が何としても阻止したかった東門・新沖縄市長に聞いた。

大幅な負担減を実現した韓国(青木理)

韓国では米軍基地移転をめぐって激しい反対運動が起きている。
日本より一足先に「米軍再編」が進む韓国の実状をさぐる。

■教育があぶない!2006年
教育基本法改定案のここが問題だ(高嶋伸欣)

満を持して提出したはずの教基法「改正」案が、全文を詳しく見るとちぐは
ぐだらけ、国会で攻撃可能なスキ間もそこここに! まずはそのお粗末ぶり
を指摘する第1弾!

■未上場会社の甘い誘惑
未公開株商法野放しで被害者急増中(茅場町0番地)

ゴールデンウイークまっただ中の5月3日、大塚製薬の未公開株売買をめぐ
る詐欺容疑で、千葉県警が販売会社役員ら4人を逮捕した。
2月中旬にもアース製薬株を販売した未登録業者が逮捕されている。
未公開株の被害は、今も高齢者を標的に全国に広がり続けている。

■ハンセン病も
父も憎んでいません。

憎むのは、私たち一家を離散させた隔離政策(樫田秀樹)
自分自身がハンセン病であったがゆえに実の娘を認知しなかった父。
その父の死後、あらためて国に対し親子関係の認知を求めた娘。
しかし、その願いは届かなかった。
国の隔離政策がもたらした苦難を患者家族からの視点で見つめる。

わが子をこの手に取り戻したい
強制堕胎させられた母親たち
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 【4】今週号目次と次号予告

P7.風速計 「唇寒し」の死語化(筑紫哲也)
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クタバレ「米軍再編」
P8.進貢国家から抜け出す戦略(進藤榮一)
P10.3兆円負担を呼び込んだ戦略なき官僚の大罪(半田滋)
P15.大幅な負担減を実現した韓国(青木理)
P13.◆東門美津子・沖縄市長インタビュー「市民の声を政府に突きつけたい」
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2006 教育があぶない
P16.教育基本改定案のここが問題だ(高嶋伸欣)

P22.集中連載  辻元清美の「永田町航海記」リターンズ(1)
巨大与党が牙をむき出し 襲いかかってくる

P24.未公開株商法野放しで被害者急増中
  未上場会社の甘い誘惑  茅場町0番地

P28.ブクロの若者たち裏商売  サークル・エンコー・ハメドリ(平野宗彰)

P32.ハンセン病も父も憎んでいません。 憎むのは、私たち一家を離散させた隔離政策
(樫田秀樹)

P54.商店疲弊にあえぐ福島の選択  「規制強化」のゆくえ(菊地正憲)

P56.リベリア アフリカ初の女性大統領に託す復興(写真・文 木村聡)

P27.わたしと憲法(35) 「守る」のではなく憲法を「使う」(星川淳)

P51.連載小説(34) 『草の記憶』 スズメノテッポウ その4  椎名 誠

話の特集 第253集
P36.無名人語録(永六輔)
P36.身の上下相談(山下勇三)
P38.いろはうた(49)(岩城宏之)
P39.編集後記(矢崎泰久)

生活情報ページ   暮らし・くらし・KURASHI
P41.ソバリエ的日常(2) 蕎麦の旨さとは? 5つのポイント(国松靖弘)
P42.金曜日的マネー術(6) 外国債券の本当の姿(稲毛ゆか)
P44.新・買ってはいけない(60)
 フマキラー/ゴキブリフマキラー・ダブルジェット(渡辺雄二)
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きんようぶんか
P45.読書/この3冊
『麻原彰晃の誕生』高山文彦=著(横内謙介)
『原子力と人間 闇を生む光』小林公吉=著(村上朝子)
『お笑い裁判傍聴記』(編集部)
P47.読み方注意!  『ブスの壁』(北原みのり)
P48.
映華館『間宮兄弟』『嫌われ松子の一生』
音楽館『スマイル~スウィート・メモリーズ』『リカルド・ボサノヴァ』
   『象徴としてのジャズ』
観客席『審判 神と人とのあいだ1』
P50.きんようぶんか案内板・非マスコミ紙誌
            『三番瀬公金違法支出判決を活かす会会報』
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P20.政治時評
 基準のズレをそのままにして 安倍よりハト、小泉よりましという「相対評価」で選ぶな
(大藤理子)
P21.経済私考
 ホリエモンの大騒ぎは何だったのか 小僧の増長を権力で叩いた大人社会(山田厚
史)

P30.犬の遠吠え 花に風(90) 夏のはじめの日(落合恵子)

P31.人権とメディア(349)
 記者の闘い  <企業の論理>と対峙する<志>を(山口正紀)
P40.人物メモワール(59)  おすぎ(佐高信)

P58.国際時転 ロサンゼルス(伊藤千尋)

P59.貧困なる精神(285) わが故郷「日本最大の谷」の今昔(7)
 真夜中に星の数ほど舞うホタル(本多勝一)

P2.日本国憲法(16)(写真・長倉洋海 解説・伊藤真)
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P4.金曜アンテナ
どうなる?「団塊」の再雇用 選別基準はねのけ職場復帰(須田光照)
三陸の海に放射能放出 濃度は原発の2700倍(小山英之)
「安田弁護士を守れ」緊急集会で呼びかけ(本欄取材班)
中日新聞社の組合差別 都労委が認定し救済命令(東京新聞労働組合)
政府案協議に合意の稲嶺知事に怒りの声(浦島悦子)
署長起訴時効を控え歩道橋事故の控訴審(粟野仁雄)
市民の映像制作支援求む世界への発信力(岡崎智)
「世界バラ会議」会場周辺で野宿者らデモ(村山康文)

P6.<同時ルポ>武富士裁判(87)(北健一)
P64.読者会から/市民運動案内板
P66.金曜日から
P67.珈琲破壊(18)(岡本光博)
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P60.投書
「殺人罪」の前に介護者の労働条件改善を(幸田雄二)
愛知万博の光と影(近藤喜夫)
拉致問題とアメリカの策略(石田望)
ホリエモンに学ぶ(坂下小春)
プロ野球はダフ屋天国?(長谷川敏樹)
辺見庸さんの講演を聴いて(夏目雅之)
『週刊金曜日』もデータベースの構築を(斉藤彦四郎)
N700系新幹線のめざすべきもの(加藤一晴)
自然に合うのは「旧暦」(小松みゆき)

P63.論争
山口県光市母子殺害事件、メディアは冷静な視点を(政純一郎)
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次号予告
◆ 2006教育があぶない
「愛」を強制する教基法改定与党案よりひどい民主党案
◆ 検察が“正義の味方”という錯覚 魚住昭vs.佐藤優
◆ 亀井静香氏も怖れる共謀罪
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 【5】催し物のお知らせ

情報弱者と読書権
~耳からウロコの週刊誌~
(講演と座談会)

障がい者が健常者と同じ時間に、同じ情報を共有するために、
情報弱者に甘んじないために、
誰もが自由に読書権を行使できるように
一緒に考えてみませんか?

日時:2006年6月3日(土)14時~ (開場13時半、終了予定17時)
出演者 : 落合恵子(作家)
      川上正信(横浜市中央図書館職員)
      佐高 信(評論家・『週刊金曜日』発行人)
会場  : 女性と仕事の未来館ホール 
車椅子トイレあり
(交通 都営浅草線・三田線三田駅徒歩1分、JR田町駅から徒歩3分)
東京都港区三田5-35-3 TEL03-5444-4151

参加費:800円 手話通訳あり ※介助者は無料です

主催:情報弱者の読書権を考える会 (協賛:テープ版読者会、『週刊金曜日』)
●問合先: テープ版読者会TEL&FAX 03-3397-5705/
           tapeban-dokusyakai@tea.ocn.ne.jp
    『週刊金曜日』TEL03-3221-8521/FAX03-3221-8522/
           dokusyakai@kinyobi.co.jp