週刊金曜日607号 2006.5.26目次,日本国憲法 第16条解説 請願権
P2日本国憲法 第16条解説 請願権
請願とは、国又は地方公共団体の機関に対し、その職務に関する事項についての希望、苦情、要請を申し出ることをいいます。選挙以外の場で国民の意思を国政に反映させる一つの手段となりますから、参政権的な意味を持つ重要な権利です。
条文に列挙されていないことであってもあらゆることがらについての請願が可能です。
請願を受けた機関は、なんらかの判断をして回答することまでは義務づけらていない。顧客満足度を高めるための努力が民間企業に必要なように、公的機関であっても利用者の声にできる限り答えることは必要ではないでしょうか。
憲法・改憲
fujisan 目次
■教育があぶない!2006年
与党案よりひどい民主党案
「愛」を強制する教育基本法改定(高嶋 伸欣)
自民・公明両党の与党案で揺さぶりをかけられた民主党が逆襲に出た。その民主党案の内容は与党案よりはるかにひどい。教育の憲法を党利党略で左右する三党の責任を問う。教基法改定批判の第2弾!
既成事実化から条文へ(三上 昭彦)
■「国策捜査」の崩壊!
検察は正義の味方か(魚住 昭×佐藤 優)
検察がおかしい。「ライブドア事件」や「耐震偽装事件」では無理な捜査が目立つ。自民党旧橋本派の1億円献金隠し事件では、検察側が描いた事件の構図を完全に否定する無罪判決まで出た。検察神話はどのように誕生し、なぜ崩壊していくのか。その経緯と背景をさぐる。
■ケータイ天国 電磁波地獄
新東京タワー建設で電磁波過敏症が増える?(植田 武智)
東京タワーに替わるあらたな電波塔が、東京・墨田区に建設されることになった。区は観光の目玉にしたい考えだが、電磁波の影響が心配される。現在の東京タワー周辺で電磁波を測定したところ、予想を超える値が出た。
■国民新党 亀井静香衆院議員 インタビュー(聞き手・林 克明)
「だから共謀罪には反対です」
“話しあっただけで処罰される”共謀罪の強行採決は、「国民の一大関心事になっている」と、今週中はひとまず見送りとなった。とはいえ、まだまだ予断を許さない。警察庁キャリアとして捜査現場にも携わった亀井静香氏は、この法案をどうみているのか。
—
2006.5.27記
<> 2006.05.26
___________________________________________________________『週刊金曜日』
【1】今週号のことばから
【2】一筆不乱(編集長コラム)
【3】注目の記事
【4】今週号目次と次号予告
【5】催し物のお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】今週号のことばから
(共謀罪が成立すると)仮に飲み屋で「やろうじゃないか」と言ったとか言
わないとか、証人もいないで一方的な供述だけで、事件に引き込まれる危険
性がありますね。(亀井静香 衆議院議員)
ある日突然「タワーでパワーを」というポスターが近所に貼られて、あれよ
あれよという間に第一候補地になった。電磁波の健康リスクはグレー。人体
実験をやっているようなものだ。
(網代太郎 「新東京タワー(すみだタワー)を考える会」代表)
それにしても、(教育基本法改正の)与党案と民主党案とは、なぜここまで
内容が似通っているのか。「改正議連」が両党議員によって構成されている
点もあるが、さらにその背後には一つには保守系組織「日本会議」の存在が
ある。(高嶋伸欣 琉球大学教授)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2】一筆不乱(編集長コラム)
「国家を愛せ」といきり立つ国会議員や官僚は、「真の故郷」を感得できないのだろう
白人に侵略された北米先住民が最も嘆き悲しんだのは、祖先や子孫とつながる土地
が失われたことだという。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】注目の記事
■教育があぶない!2006年
与党案よりひどい民主党案
「愛」を強制する教育基本法改定(高嶋伸欣)
自民・公明両党の与党案で揺さぶりをかけられた民主党が逆襲に出た。その
民主党案の内容は与党案よりはるかにひどい。教育の憲法を党利党略で左右
する三党の責任を問う。教基法改定批判の第2弾!
既成事実化から条文へ(三上昭彦)
■「国策捜査」の崩壊!
検察は正義の味方か(魚住昭×佐藤優)
検察がおかしい。「ライブドア事件」や「耐震偽装事件」では無理な捜査が
目立つ。自民党旧橋本派の1億円献金隠し事件では、検察側が描いた事件の構
図を完全に否定する無罪判決まで出た。検察神話はどのように誕生し、なぜ
崩壊していくのか。その経緯と背景をさぐる。
■ケータイ天国 電磁波地獄
新東京タワー建設で電磁波過敏症が増える?(植田武智)
東京タワーに替わるあらたな電波塔が、東京・墨田区に建設されることになっ
た。区は観光の目玉にしたい考えだが、電磁波の影響が心配される。現在
の東京タワー周辺で電磁波を測定したところ、予想を超える値が出た。
■国民新党 亀井静香衆院議員 インタビュー(聞き手・林克明)
「だから共謀罪には反対です」
“話しあっただけで処罰される”共謀罪の強行採決は、「国民の一大関心事
になっている」と、今週中はひとまず見送りとなった。とはいえ、まだまだ
予断を許さない。警察庁キャリアとして捜査現場にも携わった亀井静香氏は、
この法案をどうみているのか。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【4】今週号目次と次号予告
P7.風速計 人間関係なんだよね(落合恵子)
━━━━━━━━━━━
2006 教育があぶない
「愛」を強制する教基法改定
P8. 与党よりひどい民主党案(高嶋伸欣)
P10. ◆既成事実化から条文へ(三上昭彦)
━━━━━━━━━━━
教育勅語謳いこむ山梨県立日川高校の校歌
P12.「質実剛毅」に東京高裁が異論(田中伸尚)
P26.「国策捜査」の崩壊! 検察は正義の味方か(対談 魚住昭・佐藤優)
P24.「だから共謀罪に反対です」亀井静香氏インタビュー(聞き手・林克明)
ケータイ天国電磁波地獄
P16.新東京タワー建設で電磁波過敏症が増える?(植田武智)
P18.岩手・北海道でも 耳鳴り・圧迫感・吐き気……(加藤やすこ)
耐震強度偽装事件 建築基準法を建て直せ!
P20.抜本的改正にほど遠いお粗末な国交省提案(岡田幹治)
シリーズ この国のゆくえ 第15回 水俣病公式確認50年
P32.終わらぬ病と変わらぬ行政(井部正之)
P36.弱者無視の姿勢(宇井純)
P54.痛憤の現場を歩く(53)
横浜市保土ヶ谷事件 警察は、なぜ事故被害者を放置したのか(鎌田慧)
P23.辻元清美の「永田町航海記」リターンズ(2)
国民投票法案「悩みがある」ならまず議論
P58.福井でジェンダー関連本150冊を“隔離”(坂本洋子)
P51.連載小説(35) 『草の記憶』 スズメノテッポウ その5 (椎名誠)
生活情報ページ 暮らし・くらし・KURASHI
P38.新・買ってはいけない(61)
FOUREYEZ/カラーコンタクトレンズ(境野米子)
P39.ソバリエ的日常(3) 蕎麦を深く味わい堪能するには?(国松靖弘)
P40.6月1日から道路はスッキリ?
駐車違反取り締まり、その真意を斬る!(今井亮一)
P42.暮らしのニュース
━━━━━━━━━━━
きんようぶんか
P45.読書/この3冊『北朝鮮に潜入せよ』青木理=著(金香清)
『操守ある保守政治家 三木武夫』國弘正雄=著(菊地正憲)
『日本の香り』(編集部)
P47.読み方注意! 『愛の流刑地』(佐高信)
P48.映華館『GOAL!』
音楽館『レヴェラーズ・チンドン』『アジール・チンドン』『デラシネ・チンドン』
観客席『上野動物園再々々襲撃』
P50.きんようぶんか案内板・ビデオと過ごす
『ポイズン・ダスト 米軍による劣化ウラン汚染』
━━━━━━━━━━━
P15.政治時評
1戸8160万円の豪邸を米軍人たちに贈るために私たちの税金を使うのか(吉田有里)
P19.経済私考 小泉のクールビズでは戦えないエネルギー安全保障の危機
(アンドリュー・デウィット)
P30.人権とメディア(350)
週刊金曜日『天皇制特集』 再編強化の模索を手助けする危険性(中嶋啓明)
P31.貧困なる精神(286) 「水路」を破壊して「近自然」にしよう(本多勝一)
P44.無責任架空対談(24) 小泉 vs 稲嶺(松崎菊也)
P59.自我作古(397)「劇場」の意味-政治とメディア(4)(筑紫哲也)
P2.日本国憲法(17)(写真・長倉洋海 解説・伊藤真)
━━━━━━━━━━━
P4.金曜アンテナ
まばたきして現行犯逮捕? 共謀罪廃案へ“世”野党結束(三宅勝久)
不安の声止まぬなか 医療法案は強行採決(矢吹紀人)
カネミ油症救済法案 被害者救済はどうなる?(川名英之)
探偵業法案に批判の声明(臺宏士)
住基ネット全参加へ 横浜市が転換を表明(瀬下美和)
戦争伝え39年・丸木美術館(吉田敬三)
渋谷署留置場の対応に男性が抗議のハンスト(西村仁美)
松井やより賞対象者6月末まで募集中!(宮本有紀)
トヨタの「報復」恐れ弱気な日本メディア(横田一)
大間原発反対続けた熊谷あさ子さん逝去(伴英幸)
P61.こんなこと、やってます
女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク(む・しネット)
P64.読者会から/市民運動案内板
P66.金曜日から
P67.珈琲破壊(19)(岡本光博)
━━━━━━━━━━━
P60.投書
民博で隠蔽されるアスベスト問題(匿 名)
「トヨタ批判」の課題(池ヶ谷八州志)
いつまで米国の「ポチ」なの?(広瀬稔)
イラク戦争後の荒廃(ホサカカズト)
9条が個人の自衛権奪う!?(加藤敦美)
人生の折返し地点で(本多立太郎)
辺見庸氏の指摘に思うこと(奥村正男)
採決禁止は「日の丸」「君が代」対策?(佐々木健悦)
『マオ』をどう読むか(白井麻衣子)
イラストレーション(深野浩次)
P63.論争
教育基本法の改定こそ総選挙で民意を問え(鎌田悦弘)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
次号予告 │
◆ 米国産牛肉を輸入してはいけないこれだけの理由
◆ 夫はボーダフォンに殺された
◆ 週刊誌つぶしの探偵業法
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【5】催し物のお知らせ
情報弱者と読書権
~耳からウロコの週刊誌~
(講演と座談会)
障がい者が健常者と同じ時間に、同じ情報を共有するために、
情報弱者に甘んじないために、
誰もが自由に読書権を行使できるように
一緒に考えてみませんか?
日時:2006年6月3日(土)14時~ (開場13時半、終了予定17時)
出演者 : 落合恵子(作家)
川上正信(横浜市中央図書館職員)
佐高 信(評論家・『週刊金曜日』発行人)
会場 : 女性と仕事の未来館ホール
車椅子トイレあり
(交通 都営浅草線・三田線三田駅徒歩1分、JR田町駅から徒歩3分)
東京都港区三田5-35-3 TEL03-5444-4151
参加費:800円 手話通訳あり ※介助者は無料です
主催:情報弱者の読書権を考える会 (協賛:テープ版読者会、『週刊金曜日』)
●問合先: テープ版読者会TEL&FAX 03-3397-5705/
tapeban-dokusyakai@tea.ocn.ne.jp
『週刊金曜日』TEL03-3221-8521/FAX03-3221-8522/
dokusyakai@kinyobi.co.jp




ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません