週刊金曜日06.8.25号

2025年9月29日

<>  2006.08.25
___________________________________________________________『週刊金曜日』 【1】今週号のことばから
 【2】一筆不乱(編集長コラム)
 【3】注目の記事
 【4】今週号目次と次号予告
 【5】最近話題の「裏窓」
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【1】今週号のことばから
いくら有事法制ができても実働しなければそれは単なる画餅に過ぎない。(略)その精神動員の基軸になるものが靖国思想である。
(菅原龍憲 靖国合祀取消訴訟原告団長)
団塊世代の2割ほどが「何か事業を起こしたい」とギラついている。だが、こと起業に関しては、実はこの世代が一番危険なのだ。
(渡辺仁 経済ジャーナリスト)
「最近では、(田舎暮らしをしようと思って山林を買う)団塊の世代の方が増えていますよ」と屈託がない。山林売買は無法地帯だ。
(まさのあつこ ジャーナリスト)
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 【2】一筆不乱(編集長コラム)
首相の心にも、社会全体にも「のりしろ」がないこの国は、どこへ行くのか 小泉首相には、心の「のりしろ」がない。
(つづきはホームページでどうぞ)
[一筆不乱]はこちら
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 【3】注目の記事
■特集
再び「靖国」を問う
小泉首相は8月15日、現職首相として85年の中曽根康弘首相(当時)に続く2度目の「終戦記念日」の靖国神社参拝を強行した。
次期政権にも対応を迫るこの参拝問題が示すのは、戦後61年たってもいまだ国家神道に呪縛されているこの国の恥ずべき姿に他ならない。
小泉の「靖国」参拝
その本質的な意味を問う(菅原龍憲)
「返せこの手に/還我祖霊」
初の合祀取消し訴訟始まる(田中伸尚)
戦没した肉親が靖国神社に無断で英霊として合祀されているのは、苦痛で耐え難いと訴えてきた日本と台湾の遺族9人が8月11日、同神社を被告にして初めて合祀取消し訴訟を大阪地裁に起こした。
遺族らは合祀に組織的に関与した国の行為も問い、同神社と連帯して1人100万円の損害賠償を求めている。
米国も批判した首相失格の「異常」さ(霍見芳浩)
日本を拠点にアジアを支配しようとするアメリカにとって、中国や韓国と首脳会談もできなくなっている状況は好ましいものではない。
ブッシュの忠実な“ポチ”としては、最後にご主人の期待を裏切ったことになる。
詭弁・珍論がまかり通る「歴史認識」
「天皇メモ」で始まった右派の混乱(天野恵一)
外交無能の小泉首相が繰り返した靖国神社参拝で、パンドラの箱が開いたように同神社をめぐる論議に火がついた。
さらに先月公開された「天皇メモ」も加わり、そこでは右派の支離滅裂ぶりが明らかになってきている。
■特集「起業という夢」の行方
増殖する「起業バカ」
狙われる団塊世代(渡辺仁)
ホリエモン逮捕から7カ月。
起業成功者の象徴だった彼の転落は大きな話題となったが、その陰で、安易な考えで「起業という夢」を追い、身ぐるみ剥がれる起業バカが後を絶たない。
会社を退職した団塊世代が多いのも特徴だ。実態を追った。
それでも「起業をめざす!」
若者たちの今(天野一哉)
堀江貴文氏を始め、メディアに登場する起業家の特徴の1つが、その若さだ
。しかし、若い人が起業をめざす環境は、米国などに比べると4半世紀遅れていると言われる。
「起業という夢」を追う日本の若者と、それを支援する人の現状を取材した。
■シリーズ「この国のゆくえ」第21回
金大中事件
カネで裏取引した黒い「政治決着」(伊藤成彦)
内外で阻止した抹殺の企み(佐々木秀典)
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 【4】今週号目次と次号予告
ホームページ上で一部全文公開しています。
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P7.風速計 拝啓 浜四津敏子様(佐高信)
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P9.小泉から安倍へ負の遺産
再び「靖国」を問う
P10.その本質的な意味を問う(菅原龍憲)
P12.「返せこの手に/還我祖霊」  初の合祀取消し訴訟始まる(田中伸尚)
P16.米国も批判した首相失格の「異常」さ(霍見芳浩)
P18.◆詭弁・珍論がまかり通る「歴史認識」(天野恵一)
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P22.飛耳長目(6) 北方領土の拿捕事件で逃げる松田ロシア課長(佐藤優)
P24.ガザ地区住民の怒りの矛先は「経済封鎖」へ
日米欧の誤算が招いたガザの窮状(土井敏邦)
P28.メディアと司法のタブー
実父による娘への性虐待(柴田朋)
シリーズ この国のゆくえ 第21回 金大中事件
P30.カネで裏取引した黒い「政治決着」(伊藤成彦)
P34.内外で阻止した抹殺の企み(佐々木秀典)
「起業という夢」の行方
P51.増殖する「起業バカ」 狙われる団塊世代(渡辺仁)
P54.それでも「起業をめざす!」 若者たちの今(天野一哉)
P56.山林売買の裏に“ブローカー”の影
その田舎暮らしの夢、大丈夫?(まさのあつこ)
話の特集 第259集
P36.無名人語録(永六輔)
P36.身の上下相談(中山千夏)
P38.いろはうた(3)(和田誠)
P39.編集後記(矢崎泰久)
生活情報ページ   暮らし・くらし・KURASHI
P40.新・買ってはいけない(70)
日本ケンタッキー・フライド・チキン/フライドチキン(渡辺雄二)
P41.本日もオーガニックガーデン日和(7) さあ、ガーデニングデビュー!(曳地トシ&曳地義治)
P42.暮らしのニュース
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きんようぶんか
P45.読書/この3冊
『愛と暴力の現代思想』矢部史郎+山の手緑=著(本橋哲也)
『ドキュメント マイナーの誇り 上田・慶応の高校野球革命』辰濃哲郎=著(北村肇)
『むしのあかちゃん』伊丹市昆虫館=著(編集部)
P47.読み方注意!  『いわゆるA級戦犯 ゴー宣SPECIAL』(高嶋伸欣)
P48.
映華館『UDON』
音楽館『DUBAINU DELUXE』『ウランバン DX』『DANIEL』
観客席『夢ノかたち』
P50.きんようぶんか案内板・ビデオと過ごす
  『手をつなぐ人々 アメリカ・イラクの闘いをひとつに』
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P8.政治時評
 批判されたら「逆ギレ」 政治家と官僚がこんな態度で民主主義国家と言えるのか(吉田有里)
P27.経済私考
 石油価格高騰を招くブッシュとサウジ 過去から現在にある「たら、れば」(アンドリュー・デウィット)
P21.人権とメディア(362)
 全国戦没者追悼式 国家責任の回避にあまりにも鈍感(中嶋啓明)
P44.貧困なる精神(295) 醍醐聰さんと語る「NHK問題」(7)
 番組改竄問題を裁く法廷で出た新証言(本多勝一)
P59.自我作古(405) 広く、深く、遠く-政治とメディア(12)(筑紫哲也)
P2.日本国憲法(29)(写真・長倉洋海 解説・伊藤真)
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P4.金曜アンテナ
小泉流“暴挙”に国内外失望 本質語らぬまま次期政権へ(佐藤類/本誌取材班)
合祀取り下げ求めて連日キャンドル行動(鈴木義昭)
全国教研集会会場に対し所沢市が異例の過剰“防備”(宇江村静)
文科省、全国のPTAで教基法改悪を大宣伝(永野厚男)
原発推進に方向転換 民主党のお粗末戦略(明石昇二郎)
再処理工場の最終試験 第2ステップに突入(小山英之)
「幸輝」従業員に実刑 上層部の追及は必至(和仁廉夫)
東京で強制就学のアイヌ民族を供養(高波淳)
P64.読者会から/市民運動案内板
P66.金曜日から
P67.珈琲破壊(31)(岡本光博)
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P60.投書
放火事件に毅然たる批判を(奥村正男)
小泉の靖国参拝に抗議する(黒田恵裕)
首相参拝は憲法違反(加藤浩一)
憲法の視点から靖国問題の議論を(内川桂太朗)
憲法判断しない最高裁(中西由多嘉)
戦争責任究明がなぜ放置されてきたか?(倉富春成)
戦死者の霊は家族の元に、私は靖国へ参りません(大野圭子)
「口約」と「公約」は違う、嘘で仕上げする小泉政治(宇佐美睦朗)
「心の問題」なら何をしてもいいのか(桐生潤三)
歴史認識の欠如こそ問題(中田敏雄)
P63.論争
戦後61年経ても放置され続ける
   朝鮮半島強制連行犠牲者の遺骨(徐和浩)
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次号予告
◆ 安倍晋三官房長官の正体
◆ 集中連載「ニッポンの翼が危ない」(1)ボーイング777エンジン停止の恐怖
◆ 鎌田慧の「痛憤の現場を歩く」 石牟礼田子さんとの対話(上)
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 【5】最近話題の「裏窓」
東郷和彦さんの靖国モラトリアム論