週刊金曜日 873号,2011.11.25,とんでもない悪法 大阪府教育基本条例、亡国日本 TPPは原発と同じだ

2025年9月18日

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uimg-s614.jpgP16 原発安全神話と米国覇権主義の崩壊 福島みずほ社民党党首インタビュー TPPの問題点は明確で、その1つは農業が潰れることです。関税がゼロになれば全部だめになる。日本の自給率も壊され、食料安全保障からも極めて問題。2つ目は、自由診療が増え、実質的に国民皆保険が壊される恐れが大きい。
ー原発もTPPもつまりは日米安保へとつながる。
  日本はアジアやアフリカなどさまざまな国々ともっと付き合うべきです。日本は平和憲法をもとにした平和外交をブランドにすべきなのです。
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P61投書 とんでもない悪法 大阪府教育基本条例 今日の教育現場の実態をまったく理解できていない者の作文としか思えない粗雑な条例案である。中でも人事評価に関する条例案は教員の生存権を侵害するものだ。2年連続最下位評価を下された教員が分限免職処分の対象になる件は、労働基準法の解雇権の乱用の疑いが濃厚。
 一条の光は、条例案が可決すれば、大阪府教育委員会は教育長を除く5人全員が辞任の意向を示していること。それでも維新が
条例案を可決すれば笑いものである。

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2011.11以下記
<>   2011.11.25
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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】今週号目次と次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内
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 【1】注目の記事
■亡国ニッポン TPPは原発と同じだ
日米同盟はまさに我が国安全保障の基軸であり、TPPはその展開形である」──。
財界を代表するように『読売新聞』(2010年11月8日付の「地球を読む」)に寄稿し
たのは葛西敬之JR東海会長だった。今年1月の大手紙社説も軒並みTPPを推進した。
「日米同盟」は東北地方を苦しめる大事故を起こした原子力発電所でも同様だ。米国
核爆弾を落とされ、水爆実験で被爆した日本人が、:高度”経済成長や米国の核戦略
のために米国から原発技術を取り込んだ。そうして農村から人を都市部に“輸入”し、
小麦のためにコメも見捨てた。米国流生活様式の輸入がこれを支えた。まさに日米同
盟という国策主導による自由市場経済の戦後史だった。TPPも同じである。

■TPPは日米“経済”同盟
 自立できない日本の今後 横田一

◆どう転んでも日米安保は変わらない!?
 日米同盟絶対主義者たち

■原発安全神話と米国覇権主義の崩壊
 福島みずほ 社民党党首インタビュー
政権与党離脱後も日米安保を基軸とする政権運営を追及しつづけている福島みずほ
社民党党首。TPP、原発、米軍普天間基地にいずれも「NO」を掲げる福島党首に平井
康嗣本誌編集長が話を聞いた。

■米国でも高まる反TPPの議論 成澤宗男
日本では報じられていないが、米国ではTPPに代表される自由貿易に対し、労働組合を
中心にして批判が高まっている。その最大の理由は、自由貿易こそ企業の海外移転に
よる雇用破壊と失業の元凶
だからだ。

■交渉参加後に日本がたどる道
 米韓FTA批准で荒れる韓国 北方 農夫人
日本がTPP交渉を急ぐ背景には、韓国が米国とFTAを締結したことがある。
サムスンなどの韓国企業が世界市場のシェアで日本企業を上回るなど、日本の
焦りは大きい。だが、韓国では今、米韓FTAを巡り、国民的な反発が起きている

■自由貿易の“自由”はまやかしです。
 『エビと日本人』の著者 村井吉敬さんに聞く
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 【2】編集長コラム
編集長後記
 私たちが消費する基準はまずは価格が安いことだろう。同じ価格ならば品質が
よいもの。商品が公正か、倫理的かの優先順位はかなり低い。
 ただ最近の日本では安全かどうかを価格以上に気にする場合もある。とはいえ、
このような指標は曖昧である。牛肉の放射能は気にしても、BSE検査を気にして
いるか。
 そう考えると価格が持つ情報への依存度が増すようだが、価格と価値は別物だ。
なぜコメはいつも五kg一九八〇円、一〇kg二九八〇円なのか。スーパーが決めて、
消費者も思いこんでしまっているからだ。
 世界的競争力のあるらしい「ユニクロ」がなぜあの品質の服をあの安価でつくれる
のか。それは海外まで行かなければわからない? 自由貿易の原則、いや製造業のセ
オリーから言っても安い労働力と材料しかない。
 日本でも強い農産品で対抗できるとTPP推進派は言うが、八二五号の大野和興氏
の記事によれば、ブランド産地の多くを支えているのは一人前の労賃を払う必要のな
い中国人研修生たちなのである。(平井康嗣)
(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
[編集長後記]はこちら↓
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 【3】今週号目次と次号予告
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 【4】近刊のご案内
新・買ってはいけない8原発事故が引き起こした食品の放射能汚染 私たちのライフスタイルが問われています。
今回は個々の商品の検証はもちろん、要望の高い「買ってもいい商品」と「食品添加物の
見方と避け方」まで指南します。

貧困なる精神24集  「英語」という“差別”  「原発」という“犯罪”米国に心も命も収奪された日本人
日本が「英語」によって支配されている「隠れた差別問題」を指弾した「英語」帝国主義と、
原発という「想定されていた人災」を追及する論考・対談を2本柱に構成。
原発の問題は、今年(2011年)3月11日に発生した大震災以降、本誌で連載したものを所収。
また、本誌の編集委員でもあった筑紫哲也氏を追悼するために、筑紫氏も出席した
佐高信編集委員・椎名誠編集委員(当時)の両氏もまじえた対談を再録。
さらには、本多氏が子どものころに描いたマンガ原稿も公開しているが、そこには
「今ヤ日本ハアメリカニ降伏セリ」「以上デコレモ終ワリデスガ」という文字も・・・・・・。
刺激的で機知に富んだ評論・批評集。
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 【5】イベントのご案内
★反骨のルポライター 鎌田慧
 痛憤の現場を歩き現代を問う
 
 日時:11月26日(土)18時(開場17時半)
 場所:静岡労政会館大ホール
   (JR静岡駅7分)
 参加費:1000円(前売700円)
 主催:講演会実行委員会
 問合せ:054-284-2780(塚本)
 協賛:『週刊金曜日』

★東京大空襲・心をこわされた子どもたち
 --朗読とおはなしの夕べ--

 日時:11月26日(土)18時半~20時半(開場18時)
 場所:東京・全国教育文化会館 エデュカス東京7階
(JR市ヶ谷駅7分、メトロ麹町駅2分)
 参加費:1000円/主催:実行委員会
 問合せ:03-3511-5748(南北法律事務所)
 協賛:『週刊金曜日』

★若いジャーナリストと次世代に いま伝えたいこと
 講師:大田昌秀(元沖縄県知事)

 日時:11月25日(金)18時45~20時45
 場所:東京御茶ノ水・明治大学リバティタワー1階(JR御茶ノ水駅5分)
 参加費:1500円*割引あり
 主催:アジア記者クラブ・明治大学軍縮平和研究所
 問合せ:03-6423-2452(アジア記者クラブ)
 『週刊金曜日』協賛

★沖縄の若者たちによる舞台劇
「フクギの雫」 -沖縄・宮森小学校米軍機墜落事故から52年-

 日時:12月3日(土)2回公演
   昼の部 15時半(開場15時)*解説あり
夜の部 18時(開場17時半)*大田昌秀元知事の講演あり
 場所:東京・文京シビック小ホール(地下鉄後楽園駅・春日駅すぐ)
 参加費:昼の部 3000円(前売2500円)
夜の部 3500円(前売3000円)*各回学割あり
 主催:実行委員会/問合せ:0493-22-3266(丸木美術館)
 『週刊金曜日』協賛

★レイバーフェスタ2011 原発とたたかう文化
 演目:韓国映画「希望のバス」/朗読「父と暮らせば」/舞台「原発労働者」
ライブ「えぐれ笹島」/講演・樋口健二「被ばく労働最前線」ほか

 日時:12月4日(日)10時半~20時半
 場所:東京新宿・アールズアートコート(JR新大久保駅7分)
 参加費:2000円(前売1700円)*ほか割引あり
 主催:実行委員会(レイバーネット日本)
 問合せ:03-3530-8588
 『週刊金曜日』協賛

★鎌田 慧著『残夢──大逆事件を生き抜いた坂本清馬の生涯』 刊行記念トークイベント
 検察腐敗の原点 鎌田 慧(ルポライター)×鈴木邦男(一水会顧問)

12月13日(火)18時30分~20時(開場18時)
対談終了後にサイン会あり
場所:東京堂書店神田本店6階
東京都千代田区神田神保町1‐17
JR御茶ノ水駅徒歩8分
地下鉄神保町駅徒歩3分
参加費500円(要予約)
◆お申込方法:東京堂書店に直接電話かメールで予約してください。
TEL:03‐3291‐5181
Mail :tokyodosyoten@nifty.com
問合せ:金曜日業務部 TEL:03‐3221‐8521
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