週刊金曜日2011.7.1号 世界は原発を止められる

2025年9月29日

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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】今週号目次と次号予告
 【4】催し物のお知らせ
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 【1】注目の記事

世界は原発を止められる
史上最大規模となったフクシマの原発事故は、全世界を激震させた。
原発の真の恐怖を知らされた人々は、急速に脱原発へ向かい始めている。
各国での動きを追いながら、新たな時代の可能性を探る。

■France 原子力帝国とアレバの黄昏
世界一の原発依存国が直面する試練
成澤 宗男

長らく原発大国の名を欲しいままにしていたフランスでは、
世論が初めて原発からの脱却を求め、歴史的な変化のうねりが始まっている。
同時に巨大さを誇った世界有数の原子力関連企業も、経営が揺らぎ始めた。

◆Italy 国民投票で「原発よ、さようなら」

■U.S.A. 原発大国米国の方針に懸念の声も
オバマは、国内でも新興国でも原発を推進
村上 朝子

3・11まで、世界では新興国を中心に、「原子力ルネサンス」と呼ばれるほど、
原子力需要が大幅に拡大する見通しで、その牽引役が米国だった。
福島第一原発の事故は、原発大国の方針を変えるのか。

■福島原発事故に不安募るアジア諸国
伸張する推進勢力へのブレーキ、市民の動向が鍵

東電福島第一原発の事故を受けて、とりわけ日本に近い東アジア諸国では
原発政策にどのような影響があったのだろうか。
政治のあり方はさまざまだが、脱原発へと舵を切るのは、
一人ひとりの市民の行動にかかっている。

■R.O.K. 主要ポストの独占、安全神話づくり……
韓国「原子力マフィア」の正体
北方 農夫人

■Taiwan 「日の丸原発」抱える台湾
与野党「脱原発」掲げ総統選へ
志村 宏忠

■China エネルギー需要急伸の背景に複雑な事情
ハイペースで原発新設進む中国
明日香 壽川

■Germany 世界に先駆ける動きと試み
メルケルに「脱原発」を決断させた市民の熱気
矢嶋 宰

二〇二二年までにすべての原子炉を段階的に停止する――
ドイツのメルケル首相は五月末、こう宣言した。そして彼女の背中を
強く押したのが、市民の粘り強い、工夫を凝らした反原発運動だった。
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 【2】編集長コラム

編集長後記

 今週号は久々にトヨタ自動車に関する記事を入れた。当時の北米トヨタは、
今の日本における東京電力のようなものと想像してもらえればいいかもしれないが、
この問題はいまだに終わっていない。

 人命に関わる事故、閉鎖的な企業文化、消極的な情報公開、リーダーシップの
欠如などなど。あらゆる点で批判され、社会問題になる条件をお釣りがくるくらい
揃えていた。米政府は、トヨタについて公式に二つの機関に検証調査を依頼。
一方、トヨタ自ら調査委員会を設置、市民団体も検証した。東電事故においても
せめて同等規模の検証調査をし、かかった費用は税金ではなく、東電が制裁金として
政府に支払うのがいいだろう。

 中でも、厳しく追及したのが、ラルフ・ネーダーとチルドレンたちである。
 ネーダーを有名にした一つは、“Unsafe at any speed”(『どんなスピードでも
自動車は危険だ』)という本だ。東電に置き換えれば、「どんな原発でも危険だ」と
なろうか。リスクへの構えは、かように必要ではないか。

(平井康嗣)

(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
[編集長後記]はこちら↓ 
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 【3】今週号目次と次号予告

最新号目次はこちら↓ 
ホームページ上で一部全文公開しています。
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 【4】催し物のお知らせ

★『週刊金曜日』PRESENTS vol24 in Asagaya/Loft A

原発震災をどう報道するか

 福島第1原発の深刻な事故が収束しない。こうしたとき、ルポルタージュや報道は、
いったい何ができるのか。なにをすべきなのか。原発問題に長年取り組んできた
ベテランと、3・11以降に取材をはじめた若手が真摯に語り合う。ジャーナリストや
ルポライター志望者は必見!

〈出演〉
鎌田慧(ルポライター)
明石昇二郎(ルポライター)
おしどり(マコ&ケン)
司会:伊田浩之(『週刊金曜日』企画委員)

【日時】7月1日(金)18時00分開場、19時00分開始
(WEB予約、電話予約、当日券の順で入場)

【場所】Asagaya/Loft A
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/
杉並区阿佐谷南1-36-16-B1(JR中央線 阿佐谷駅下車 パールセンター街徒歩2分)
電話03-5929-3445

【入場料】前売\1500 / 当日\1800(共に飲食代別)
※定期購読者は前売・当日共に500円引き。当日、6月24日号または7月1日号を
包装してあった(宛名が付いた)袋を持参下さい。

【予約】ホームページ予約がお薦め
(http://www.loft-prj.co.jp/lofta/reservation/)
電話予約はAsagaya/Loft A
(電話03-5929-3445、午後7時から11時まで)

【問い合わせ】『週刊金曜日』編集部(伊田)
電話03-3221-8527
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