週刊金曜日2012.5.11号 沖縄復帰40年
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【1】注目の記事
【2】編集長コラム
【3】今週号目次と次号予告
【4】近刊のご案内
【5】イベントのご案内
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【1】注目の記事
■沖縄復帰40年
私と沖縄 写真・文 尾崎 孝史
沖縄は五月一五日に復帰四〇年を迎える。
それなのに、沖縄から基地はなくならず、
米軍による犯罪や騒音被害、環境汚染は続く。
「本土並み」はなぜ実現しないのか。
沖縄の人々はどのような思いで
四〇年を迎えようとしているのか。
●図解 相次ぐ米兵による凶悪犯罪や事故
居すわる米軍基地 編集部
●今も変わらない「米軍犯罪野放し」の構造
「密約」を潜ませた日米地位協定の後進性 滝本 匠
米兵が事件を起こしても起訴前に身柄すら拘束できない日米地位協定は、
差別の象徴だ。米軍による被害が集中する沖縄では改定を求める声が強いが、
日本政府は弱腰だ。それは、軍事植民地であるという本質を示している。
●跡地開発で経済発展した那覇新都心ほか
基地で年5000億円の逸失利益との試算も 問山 栄恵
米軍基地が撤去されれば沖縄経済は衰退するとの主張がある。
基地の必要性を訴える論拠とされるが、実態はどうなのか。
すでに返還された跡地開発から真の経済効果が見えてくる。
●佐藤優の飛耳長目72
日本政府による1952年の沖縄切り捨てを考えよ
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【2】編集長コラム
五月五日、北海道電力の泊原発三号機が定期点検に入り、日本の原発はすべて営業停止した。
この日、東京近郊はひさびさに晴天に恵まれた。空気がうまかった。
『週刊金曜日』は創刊以来、『月刊金曜日』時代から原発問題を扱ってきた。
一九九三年七月二三日付けの創刊号では藤田祐幸氏が「誰が嶋橋君を殺したのか? 原発で働くある青年の死」を寄稿し、浜岡原発における差別的な被曝労働について告発している。
とはいえこのような形で原発が停止するとは、私は信じ切れていなかったと思う。
今は原発が点検のために停止しているだけだ。
いずれ再稼働しかねない。
小鳩に始まる民主党政権時代は二酸化炭素削減と「原子力ルネッサンス」の下、「オールジャパン」で原発輸出に前のめりだった。
財政均衡と増税に夢中の野田内閣は様子見のようだがどう出るか。
一方、自民党の改憲案が発表されたが、「公益」の下で人権を制約できると明記する逆走ぶりである。原発も「公益」としかねない危うい設計ではないか。 (平井康嗣)
(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
[編集長後記]はこちら↓
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【3】次号 5月18日号(894号)予告
特集 東京スカイツリー異形
森まゆみ、矢部史郎、高須基仁ほか
大阪・通天閣対談 酒井隆史×平井玄
好評連載 シリーズ70年代
あしたのジョー 田沢竜次
原発マネーを喰った田原総一朗 明石昇二郎
原子力規制庁はなぜできないのか
新体制下でどうなる? 中国民主化のゆくえ
対談 麻生晴一郎×翰光
最新号目次はこちら↓
ホームページ上で一部全文公開しています。
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【4】近刊のご案内
★刑事告発 東京電力 ルポ福島原発事故
私たちは被曝してから一年が過ぎた──
福島原発事故の「当事者」が、事故当日から今後の刑事告発&告訴までを記したルポルタージュ。学者、文化人、報道機関などの「罪」を追及。田原総一朗氏も「証拠」資料とともに俎上に。原発を追って25年以上の著者にしか書けない「真実」。
★尾木ママと考える 大震災後を生きる希望のヒント
尾木ママが報道や教育のあるべき姿を語る。
2011年の大震災・福島原発事故を経験した日本、いま、私たちは何を学ぶべきなのか、
どうすべきなのか。おネエ系人気の秘密、報道のあり方、子ども・若者の変化、
教育のあるべき姿、おとなに求められることなど、
石坂さんがリードしながら、尾木先生が超辛口批判&提言。
テレビでは見られない尾木先生の踏み込んだコメントに注目!
★残 夢 大逆事件を生き抜いた坂本清馬の生涯
100年前、明治末期の「大逆事件」で幸徳秋水ら12人が刑場の露と消えた。
事件をでっちあげて特定の政治勢力に弾圧を加え、
時代の風潮を変える検察の“国策捜査”はここに始まり、いま現在も続いている。
ことは検察だけではない。大逆事件はいまも多くのことを教えてくれる。
死一等を減ぜられて生き延び、戦後に再審請求を闘った坂本清馬の生涯は
いまの暗い時代にこそ強い輝きを放つ。
★世界が決壊するまえに言葉を紡ぐ
秋葉原事件から3・11以後へ──中島岳志
私は「言論ゲーム」「批評ゲーム」に飽き飽きしている。
何か大きな出来事があると、既製の枠組みを使って気の利いたことを発信し、
あっという間に忘却していく。
興奮気味に過剰な解釈を加えながら、時間がたつとまた次のネタに過剰反応し、
結局多弁という失語状態が永続する。
あとには何も残らない。
その残像の中で大切な問いは破棄されていく。試されたのは瞬発力のみ。
それが果たして言論なのだろうか。言葉なのだろうか。
本書は私が言葉をぶつけ合いたい人たちと行なった対談の記録である。
みんな言葉を持っている。そこには言葉がある。届く言葉がある。
★新・買ってはいけない8原発事故が引き起こした食品の放射能汚染 私たちのライフスタイルが問われています。
今回は個々の商品の検証はもちろん、要望の高い「買ってもいい商品」と「食品添加物の
見方と避け方」まで指南します。
★貧困なる精神24集
「英語」という“差別” 「原発」という“犯罪”
米国に心も命も収奪された日本人
日本が「英語」によって支配されている「隠れた差別問題」を指弾した「英語」帝国主義と、
原発という「想定されていた人災」を追及する論考・対談を2本柱に構成。
原発の問題は、今年(2011年)3月11日に発生した大震災以降、本誌で連載したものを所収。
また、本誌の編集委員でもあった筑紫哲也氏を追悼するために、筑紫氏も出席した
佐高信編集委員・椎名誠編集委員(当時)の両氏もまじえた対談を再録。
さらには、本多氏が子どものころに描いたマンガ原稿も公開しているが、そこには
「今ヤ日本ハアメリカニ降伏セリ」「以上デコレモ終ワリデスガ」という文字も・・・・・・。
刺激的で機知に富んだ評論・批評集。
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【5】イベントのご案内
★憲法フェスティバル
第26回「いま、このとき!」
日時:5月19日(土)12時30分~15時15分(開場12時)
場所:東京港区・ニッショーホール(地下鉄虎ノ門駅5分)
出演:新井満/古今亭菊千代/制服向上委員会
参加費:2500円・前売2000円
(大学生・障害者・付添人1000円、高校生以下無料)
主催:憲法フェスティバル実行委員会 C(事前予約)S
問合せ:03-5211-0997(主催者)
協賛 『週刊金曜日』
★平和力養成講座2012 第2回
「原爆と原発をめぐって── 核の軍事/平和利用」
日時:5月19日(土)14時~17時
場所:東京千代田区・スペースたんぽぽ
(JR水道橋駅5分・三崎町2-6-2-4階)
講師:木村朗(鹿児島大学教授)
参加費:500円
主催:平和力フォーラム
問合せ:042-637-8872(主催者)
協賛 『週刊金曜日』
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俺の注目記事
P9脱原発と核武装が共存する論理 田中優子 惨事にグローバル企業がどう食い込んでくるか
「民主化」という変化も分譲するのにうってつけだそうで、ミャンマーで何が起こるか
なぜ朝鮮民主主義人民共和国だけが民主化する兆しがないのか。理由は簡単である。すでに中国の新自由主義者たちが、たっぷり商売しているからだ。
P52貧困なる精神514 本多勝一 石原に訂正謝罪を求める7 「バカ」を「やつ」に改竄する東京都
P54魚河岸目利きの行方 写真・文 木村聡 築地
P63論争 「陛下」は戴けません
裏表紙 日本近現代史を哲学する 明治維新から近代資本主義の形成 週刊金曜日主催の歴史講座 八柏龍紀
(週刊金曜日でも連載希望)
沖縄は現在の日本の有り様を示す鏡のような存在(5/12報道特集 金平キャスター)


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