#週刊金曜日 2019.4.26・5.3号 #憲法 と #天皇制

2025年9月13日

20190426,1230
*俺の注目記事
・沖縄 米兵による女性殺害事件 機能しなかった危機管理体制
・天皇家の女たちと女性の人権
 明治天皇には美子皇后がいたが、子はなく、女官出身の公家の娘が側室となり、皇女、皇子を産んだ
・天皇制ではなく、安倍政権に反対する人がなぜ「反日」と呼ばれるか
  社会運動はずっとは続かない。(略)日本の社会運動は余力を残して次の時代を展望することがあまりない。
・富山県でイエと向き合って(上) 室田康子
 富山のどこがスウェーデン?井出英策氏への反論集会 堀内節子
・自由と創造のためのレッスン 黄色いベスト運動とはなにか2 廣瀬純
  鉄道員身分解体の意味 剥き出しの対抗権力へ

<>  2019.4.26
_________________________________________________________『週刊金曜日
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      ★オリジナル9条Tシャツ新色予約開始
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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内  
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【1】注目の記事
■憲法と天皇制
 日本国憲法下ではじめてとなる「天皇譲位」と「新天皇即位」が5月1日にせまった。新元号発表時の大騒ぎをみて、この国の「一木一草に天皇制がある」(竹内好)ことにあらためて思いをいたした人々が多いだろう。
 しかも、安倍晋三首相がテレビで新元号の意味を喜々として語ったように、天皇制の政治利用はさらに進んでいる。約30年前の現天皇即位時に散見された天皇制と民主主義を深淵から問う議論はテレビから消えた。
 ならば小誌がその役割を担おう。憲法と天皇制について私たち一人ひとりが自ら考えなくてはならない。それが主権者の責任である。
●改元の政治学
戦後民主主義と象徴天皇制の葬式 白井聡
「改元」パフォーマンスで安倍晋三首相が私物化したものはなにか。気鋭の政治学者が読み解く。
●『天皇家の女たち』と女性の人権
男系男子を産むという役割から逃れられない妃たち 鈴木裕子
天皇家の「万世一系」神話を支えてきたものは何か。神代から古代・中世・近世を経て、近現代に至る天皇家とその女性たちについての歴史をたどる。
●政治的想像力を閉じ込めている枠組み
私たちは政府と対決する国歌をなぜ持たないのか 加藤直樹
共和制を敷く他国との比較から日本の国家統治の正統性と天皇制を考察する。
●20代大学生と祖父母世代の日本社会をめぐる冒険的対話
天皇制ではなく安倍政権に反対する人がなぜ「反日」と呼ばれるか 加藤多一×花崎皋平
平成の終わりを前に哲学者・花崎皋平さん(87歳)と、童話作家・加藤多一さん(85歳)が天皇制を語った。2人は「現人神」を皮膚感覚で知る年代。平成生まれの大学生(23歳、当時)はどう受け止めたのか。
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 【2】 編集長後記
 衆院沖縄3区補選で屋良朝博さんが島尻安伊子さんを破り初当選を果たした。本誌でも執筆いただいたことがある屋良さん。その抜群の調査能力に期待したい。同じく大阪12区では、共産党を離れて宮本岳志さんが捨て身の出馬をしたが、及ばずだった。結果を受けて挨拶した宮本さんのすがすがしいこと。ボランティアが全国から1000人集まったというのも頷ける。

これは終わりではなく、何かの始まりに違いない。宮本さんの1日も早い国政復帰を願う。
 投票日、外に出がけに手紙入れから入場券をとったら、17歳の子どもあてにも来ている。「えーっ、ホント?」。驚きつつも本人はまんざらでもない様子。予定がなかったはずなのに意中の人はすでにあって、迷いなく投票をした。
 子どもの誕生日は翌日。選管に確認したが、民法上は1日前に誕生日を迎えることになっているから、なのですね。「17歳最後の贈り物」となったが、本人は何と理解しているのだろう。学校でいい加減なことを言ってなきゃいいけど。(小林和子)

(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
[編集長後記]はこちら↓
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 【3】5月10日(1231)号予告

【社会】●死因不明の“福島病”を生み出してはならない
「急性心筋梗塞ワースト1」で福島県が放った奇策
明石昇二?

【沖縄】●甘えているのは本土なのか沖縄なのか
独占インタビュー 衆議院沖縄3区補選を大差で制した 屋良朝博氏
渡瀬夏彦

【文学】小森陽一さん 東京大学最終講義
戦争の時代と夏目漱石 
◆研究者としての小森陽一  五味渕 典嗣

【社会】●富山県でイエと向き合って (下)
『富山は日本のスウェーデン』の著者・
井手英策氏に知ってほしいこと   室田康子

【くらし】●消費税の5%以下への減税を求めることに賛成? 反対?
鷲尾香一さんに聞く

【社会】●経済が優先で科学的事実は受け入れられないのか
メチル水銀測定の世界的権威・赤木洋勝氏が指摘する
つなぶちようじ

【ぶんか】●不謹慎な旅第12回 地球にやさしい死出の旅 
宇宙葬・海洋散骨・樹木葬 写真・文 木村聡

【健康】●増える健康被害 スマートメーターの正体(2)
岡田幹治

【食】●ゲノム編集食品の拙速な承認に異を唱える
垣田達哉

【漫画】●伊藤千尋&さらんの辺野古レポート
さらん

【ぶんか】 著者に聞く 『違和感のススメ』 松尾貴史
志水邦江

【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●風速計|中島岳志
●経済私考|高橋伸彰
●政治時評| 西谷玲
●俺と写真|本多勝一
●ストーカーと向き合って|小早川明子
●無責任架空対談|松崎菊也
●ヒラ社長が行く|植村隆

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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php

★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php

『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の田中優子さんの対談を中心にブックレット化。

★新装版 電通の正体

『週刊金曜日』取材班 1400円+税 46判並製・218頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002587.php

広告漬けになった現代社会の暗部をえぐる!
国内最大の広告会社。企業広告に依存するテレビ・新聞ともたれあう既得権益。政財界・メディアの陰でうごめく巨大企業──それが株式会社電通。マスコミ最大のタブーを暴いた不朽の名著が装い新たによみがえる。
※本書は2006年9月初版『電通の正体 増補版』 に加筆改訂したものです。

★沖縄は孤立していない  世界から沖縄への声、声、声。

乗松聡子編 1800円+税 46判並製・320頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002550.php

世界の識者が「オキナワ」への責任と決意を語る!
ジョン・ダワー、ダニエル・エルズバーグ、ノーム・チョムスキー、オリバー・ストーン、ピーター・カズニック、ガバン・マコーマック、アン・ライト、ハーバート・ビックス、アレクシス・ダデン、ジャン・ユンカーマン、権赫泰、リチャード・フォークほか

日米の沖縄に対する不正義の本質は、面積あたり県外の約500倍もの米軍基地を押し付けているすさまじい不平等であり、「復帰」しても憲法を適用するどころか憲法とは矛盾する日米安保体制の維持強化のために沖縄を利用してきた差別構造にある──(本文より)本書は2014年秋から2017年秋までの3年間、38回にわたって『琉球新報』に連載した「正義への責任──世界から沖縄へ」を一挙掲載し、加筆したもの。

★孤高の法医学者が暴いた足利事件の真実

著者・梶山天 1400円+税 四六判並製 288頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002513.php

足利事件の闇を解明する
「警察だ!」──日曜早朝の怒声に玄関を開けた瞬間から、菅家利和さんは"足利事件の犯人"の汚名とともに17年以上、獄中に囚われた。その間、塀の外では本田克也筑波大学教授がDNA鑑定によって菅家さんの無罪を証明した。だが、捜査機関は本田教授が挙げた冤罪の証拠をことごとく潰しにかかったのだ。北関東連続幼女誘拐殺人事件」解明に挑んだ朝日新聞記者のルポ。

★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う

『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php

今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後はいま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらためてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の内容を再録したもの。

┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民として、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために必要だ。

【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき

【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた。
 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わり23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得ながら残された右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。

┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどころか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」によって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供する。

┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。

┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、つ「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。

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 【5】イベントのご案内

★沖縄の闘いに連帯するつどい

講演:稲嶺進 報告:水沢澄江/毛利孝雄
映画『SAVE HENOKO』上映

日時:4月28日(日)18時半
場所:埼玉県・浦和コミュニティセンター10階
   多目的ホール(浦和駅1分)
参加費:1000円
主催:沖縄の闘いに連帯する関東の会
問合せ:048-298-5408(埼玉民医連事務局)
協賛:『週刊金曜日』

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fujisan 目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計「それでも奨学金は必要だ」 田中優子
■金曜アンテナ 
・沖縄・米兵による女性殺害事件で問われる県警・米軍の対応機能しなかった危機管理体 城間陽介
・実習生パワハラ自殺、遺族に和解金3000万円理学療法士臨床実習は大幅改善へ 村上恭介
・港湾労働者が全国一斉48時間ストライキ決行 貿易立国支える労働者を守れ 松元千枝
・マンションの植栽への農薬散布で体調が悪化 住民が散布中止を求める 岡田幹治
・京都大学による規制から1年、正門前で「人間タテカン」タテカン復活へ市民らエール 土岐直彦
・「ピエール瀧」事件で楽曲の配信停止に異論続出 撤回要求署名が6万以上 岩本太郎
■5月の原発裁判
■政治時評 阿部岳
■経済私考 浜矩子
■新連載 愛と文句のラプソディー 財津昌樹・山口マオ
■特集 憲法と天皇制
・戦後民主主義と象徴天皇制の葬式 白井聡
・男系男子を産むという役割から逃れられない妃たち 鈴木裕子
・私たちは政府と対決する国歌をなぜ持たないのか 加藤直樹
・天皇制ではなく安倍政権に反対する人がなぜ「反日」と呼ばれるか 
対談 加藤多一×花崎皋平 聞き手 藤崎和廣
■好転の兆候を示す日本と中国の関係 田岡俊次
■富山県でイエと向き合って(上) 
『富山は日本のスウェーデン』の著者 井手英策氏に知ってほしいこと 室田康子
■自立した女性たちに支えられる富山の地域共同体 富山のどこがスウェーデン?
 井手英策氏への反論集会 堀江節子
■さらん日記
■田んぼの記2 代掻き 育苗 写真・文/山田しん
■サケと人をめぐる新しい物語 Chapter4 カムイチェプ 平田剛士
■橋本勝の風刺画報
■自由と創造のためのレッスン 黄色いベスト運動とは何か2 廣瀬純
■たとえば世界でいま 山本恭之/小林智香子/マクレーン末子
■白紙撤回されたベトナム原発の旧建設予定地を訪ねる 藍原寛子
・ベトナム先住民族の詩人インラサラ氏に聞く
■人民党民主党(MANAN)体制の霧は晴れるか モンゴルに民主化の第二波 佐々木健悦
■きんようぶんかインタビュー 
『誰がために憲法はある』に出演した俳優 渡辺美佐子さんに聞く 中村富美子
■櫂未知子の金曜俳句
■どたばたドイツ日記「日本の『ヤンキー』はドイツの『カタギ』」 辛淑玉
■スマートメーターの正体 続発する発火火災 岡田幹治
■本多勝一の俺と写真
■ストーカーと向き合って ストーカーに欠落する3つの常識 小早川明子
■民間の「介護保険」の頼りになる度 内藤眞弓
■投書/川柳/私の撮っておき/論争
■ヒラ社長が行く 植村隆
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■金曜日から/編集長後記/今週の表紙