#週刊金曜日 2021.4.9目次 リコール不正問題河村たかし名古屋市長

2025年9月13日

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fujisan目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計「海を、いのちを返せ」 崔善愛
■金曜アンテナ
・「名誉回復」道半ばで逝った韓国人元BC級戦犯・李鶴来さん「日本の不条理」と闘った生涯 本田雅和
・コロナ禍での「卒業式総括集会」を教員らが開催 異様な「国歌斉唱」の実態 永尾俊彦
・砂川事件国賠訴訟で「調査嘱託」決定 米国公文書めぐり開示手続き 片岡伸行
・セブン‒イレブン契約解除問題、本部が店舗に対して強硬手段 駐車場に仮店舗建設を開始 粟野仁雄
■東京外環道陥没事故で、事業者が約50戸の“一時立ち退き”提案 
住民の怒り「私たちの街を壊すな!」 丸山重威
■ジェンダー情報
■さらん日記
■高校「歴史総合」教科書を髙嶋伸欣・琉球大学名誉教授と点検する 
9点で「慰安婦」問題を記述「安倍談話」は載せない一方で、
「村山談話」を紹介 聞き手・まとめ 佐藤和雄
■河村たかし名古屋市長とリコール署名運動
・リコール署名偽造事件で苦境に立つ河村たかし名古屋市長インタビュー 臺宏士
・かつての盟友・大村知事を見限り、見限られるまで何があったのか 臺宏士・井澤宏明   
■政治時評 望月衣塑子
■【特集】コロナ禍の今も「ウソ」の説明が横行 生活保護行政の現実
・横浜市神奈川区の事例を検証する 「水際作戦」の手口、横行する背景 田川英信
・行政が困窮者にウソをつくのは「暴力」です 対談 木村友祐さん×小林美穂子さん
・57歳の母親と24歳の息子はなぜ死んだのか 雨宮処凛
■日本の右派言説との共犯関係も 「ラムザイヤー論文騒動」の背景にある白人至上主義 小山エミ
■メディアウオッチ
・ラムザイヤー氏の「慰安婦=性奴隷」否定論文 
 日本では産経新聞以外ほぼ報道されず 「沈黙」は二次加害への加担では? 李美淑
■あたらしい日常 写真・文 稲宮康人
■有料化すればごみは減る?日本政府のあさってなプラごみ対応策 垣田達哉
■【 提携連載企画 】製薬マネーと医師02 高額受領医は生活習慣病分野に集中 Tansa
■キューバ 共産党大会でカストロ第1書記、引退へ 高まる体制不満、経済浮揚待ったなし 伊高浩昭
■経済私考 鷲尾香一
■たとえば世界でいま 北角裕樹、スティーブン・マキンタヤ
■小樽運河のシンボル「北海製罐第3倉庫」が解体の危機 植村隆
■「西暦表記を求める会」が自治体アンケート 「元号表記」の矛盾まざまざ 片岡伸行 
■話の特集 中山千夏、矢崎泰久、小室等、松元ヒロ
■きんようぶんか 本・映画・音楽・舞台・TVドキュメンタリー
■言葉の広場、金曜川柳、イラストレーション、みんなの写真展、論考
■貧困なる精神 本多勝一
■ヒラ社長が行く 植村隆
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■読者会から
■金曜日から、編集長後記、業務部からのお知らせ
■猫様 想田和弘

<>  2021.4.9

_________________________________________________________『週刊金曜日』

     4月の投書テーマは「出会いと別れ」です
 
    http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=4475
   

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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内

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【1】注目の記事

■コロナ禍の今も「ウソ」の説明が横行
生活保護行政の現実

コロナ禍が収束しないなか、菅義偉首相は国会で「最終的には生活保護がある」と発言した。では今、生活保護制度は十分に機能しているのか。申請者の親族への「扶養照会」は一定の条件緩和がなされたものの生活保護申請の障壁であり続け、不正な対応で申請者を追い返す「水際作戦」はなくならない。それは担当者個人だけの責任ではない。生活保護行政が根本的に改善しない限り、困窮した人を「公助」で支えることはできない。

●横浜市神奈川区の事例を検証する
「水際作戦」の手口、横行する背景
田川英信

生活保護の申請者を不当に追い返す「水際作戦」はなぜ横行するのか。どのような不当な手口が駆使されるのか。2月22日の横浜市神奈川区の事例を具体的に検証する

●【対談】木村友祐×小林美穂子
生身の心と身体と声で血の通わない行政に立ち向かう
行政が困窮者にウソをつくのは「暴力」です

東京・中野を拠点とした生活困窮者支援団体「一般社団法人つくろい東京ファンド」スタッフの小林美穂子さん。コロナ禍で困窮した人の緊急相談を受け、生活保護申請に同行し、その活動記録を記した『コロナ禍の東京を駆ける』(稲葉剛さん、和田靜香さんとの共編)に小説家の木村友祐さんは大きく心を揺さぶられたという。

●問われる大阪府八尾市の対応
57歳の母親と24歳の息子はなぜ死んだのか
雨宮処凛

生活保護費を受給していた母子が昨年2月、遺体で発見される事件が大阪府八尾市で起きた。ガスと水道は止まり、冷蔵庫は空だった。保護費は1人分しか支給されておらず、市は安否確認も怠っていた。調査に関わった筆者が報告する。

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【2】 編集長後記

 大村秀章愛知県知事のリコール署名偽造事件について、本誌でなぜ取りあげないのか──というお叱りを複数の読者の方から戴いていました。地方自治の最後の砦ともいうべきリコールが汚されたことは重大な問題と認識しています。

 リコール運動の「顔」、河村たかし名古屋市長が、本誌で臺宏士氏のインタビューに応じてくれたので、今週号で記事掲載します。河村市長とは歴史認識で本誌と相当の隔たりがあると感じています。しかし、当事者の言い分をきちんと聞くことは雑誌作りの基本と考えています。

 ところで河村市長は、住基ネットに疑義を呈する本誌記事に何度も登場されています。今回、原稿確認依頼の電話でたまたまそのことに話が及ぶと……国会で審議中のデジタル法案やマイナンバーに対して「計画的な(管理)システムだから保守こそ反対しなければいけないのだけれど、日本はおかしいね」と語っていました。

 その1点は同意! 保守陣営にぜひ「待った」を働きかけてほしいです。(小林和子)

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【3】2021年4月16日(1325)号予告

【第1特集】難民を“犯罪者”にする史上最悪の入管法改悪
●審議入り前に国会議員インタビュー
●ファクトチェック
●入管収容問題と難民申請者の苦しみ

【第2特集】
「戦争できる国」の総仕上げ
基地建設反対派は調査対象に
●「重要土地等調査・規制法案」の恐ろしさ 半田滋
●公明党重鎮が示す四つの懸念と疑問 「まるで戦時下を思わせる民有地等の規制」
重要土地等調査・規制法案の恐ろしさ 佐藤和雄

【国際】●次期大統領選を占う前哨戦を現場からルポ 韓国 
2つの市長選挙でいずれも野党候補が勝利 神谷毅

【新型コロナ】●怖がりすぎるのではなく 正しく恐れることが大事
2021年、新型コロナとどう闘うか シリーズ医師に聞く 舘田一博さん

【提携連載企画】製薬マネーと医師  Tansa

【メディア】●メディアウオッチ 小池 モナ/臺 宏士

【くらし】●新・買ってはいけない 
「新型コロナ感染予防グッズ」は 感染予防の役に立たない 渡辺雄二

【科学】●肉厚マダイに肉厚トラフグ、養殖しやすい魚……
「ゲノム編集魚」、市場化の動き強まる 天笠啓祐

【ぶんか】●「スターブリッジいわて」茂庭裕之さん、「ヘラルボニー」松田兄弟
花巻の風 岩手の良品や障害者アートを全国へ、世界へ 北山公路

【ぶんか】●自由と創造のためのレッスン
「コロナ危機」を概括する(1) 歴史・分析篇 廣瀬純

【きんようぶんか・本】
●『チェルノブイリの祈り 未来の物語 完全版』 高原到
●『人之彼岸』 永田希
●『陰謀の日本近現代史』 粟野仁雄

【きんようぶんか・映画】
●『約束の宇宙』 中村富美子

【きんようぶんか・音楽】
●『ザ・ハイライツ』ザ・ウィークエンド 長利清之
【きんようぶんか・TVドキュメンタリー】
●4月16日?放映作品から ワタナベ=アキラ
【きんようぶんか・TV批評】●水島宏明

【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●風速計|雨宮処凛
●凱風快晴ときどき曇り|内田樹
●金曜アンテナ
●経済私考|佐々木実
●政治時評|西川伸一
●言葉の広場/論考
●黒風白雨|宇都宮健児
●STOP!9条改憲|高田健
●橋本勝の風刺画報 
●さらん日記
●無責任架空対談 松崎菊也
●貧困なる精神|本多勝一
●ヒラ社長が行く|植村隆

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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php

★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php

『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の田中優子さんの対談を中心にブックレット化。

★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う

『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php

今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後はいま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらためてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の内容を再録したもの。

┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民として、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために必要だ。

【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき

【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた。
 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わり23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得ながら残された右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。

┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどころか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」によって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供する。

┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。

┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。

┃Kindle版┃エシカルに暮らすための12条 地球市民として生きる知恵

古沢広祐(ふるさわ・こうゆう):著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002859.php

最近よく耳にする「エシカル」という言葉。
エコやオーガニックとちょっと似ていますが
生産者の人権や労働環境、商品生産の背景まで考慮する点が違います。
本書がグローバル化によって地球のすみずみにまで広がった生産・消費のつながりを
改めて考えるきっかけになればいいなと思います。

【『エシカルに暮らすための12条』目次】
 はじめに
第1条 グリーン(環境)からエシカル(社会)へ
第2条 ファッションだってエシカルに
第3条 鰻を食べて大丈夫かな? 水産物こそエシカルでありたい
第4条 有機=エシカル? オーガニック認証への問い直し
第5条 森のエコラベル
第6条 動物福祉─アニマルウェルフェア 先を進む世界の動向
第7条 町ぐるみでエシカルめざす フェアトレードタウンの広がり
第8条 過熱するペットビジネス 輸入ペットの動向にも注意!!
第9条 日本にもある現代の奴隷制度
第10条 つくる責任・つかう責任 SDGsのゴール12
第11条 銀行・投融資を変えるエシカルなお金って?
第12条 『バナナと日本人』のその後
補論 日本でのエシカルの広がり──エシカル通信簿、ブラック企業大賞、地方での展開

【著者略歴】
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう)
1950年生まれ。國學院大學経済学部教授、NPO「環境・持続社会」研究センター代表理事。著書に『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと? あなたと考えたい命のつながりあい』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(日本放送出版協会)、共著に『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開』(明石書店)など。関連するトピック情報として、サステナブル・ブランドジャパン(SB-J)ネットサイト(http://www.sustainablebrands.jp/)で連載コラムを掲載しています。

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