#週刊金曜日 2021.4.16目次 入管法改悪 難民を犯罪者に仕立てる

2025年9月13日

2021416,5723_p吉村洋文知事大阪モデル破綻寸前 緊急事態宣言「解除早すぎた」24カ所あった大阪市の保健所たった1カ所.2012年保健師削減加速、10万人当たりの職員数全国最低レベル
慰安婦賠償認めた4.8ソウル中央地裁判決を日韓欧米の法律家・研究者が「国際法の未来切り拓く」と全面支持。4.21二次訴訟判決。
重要土地調査規制法案の恐ろしさ 基地建設反対派は調査対象に 半田滋 国境離島監視の目は厳しく
特集入管法改悪 名古屋入管死亡事件 野党難民懇は難民等保護法案を提出
歓喜へのフーガ11少数民族」のことばが良くない、少数でも対等な民族。フランス語を話せばフランス人。真似だ日本。修道院で使われた方法、キリスト教への同化教育。崔善愛X田中勝彦 現代人の思考停止。自由な考え方は、国家のためには何ひとつ役立たない。「ことばと国家」岩波新書
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fujisan目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計「今、この国では、当たり前に人間が見捨てられている。」 雨宮処凛
■金曜アンテナ
・独自の「医療非常事態宣言」発令は“失敗隠し”か 吉村「大阪モデル」破綻寸前 粟野仁雄
・「慰安婦」賠償認めたソウル判決に内外の法律家が支持声明「国際法の未来切り拓く」 本田雅和
・「大崎事件」第4次再審請求の現況を報告 6月の尋問で審理は大詰めに 片岡伸行
・マイナンバーカードと健康保険証の一体化が延期に 医療現場に「導入反対」根強く 小石勝朗
■凱風快晴ときどき曇り「地位協定と在日米軍」 内田樹
■さらん日記
■政治時評 西川伸一
■2021年、新型コロナとどう闘うか
・シリーズ医師に聞く─8 日本感染症学会理事長、東邦大学医学部微生物・感染症学講座教授
舘田一博さん 怖がりすぎるのではなく正しく恐れることが大事
■「重要土地等調査・規制法案」の恐ろしさ
・「戦争できる国」の総仕上げ 基地建設反対派は調査対象に 半田滋
・公明党重鎮が示す四つの懸念と疑問 「まるで戦時下を思わせる民有地等の規制」 佐藤和雄
■大統領選の行方は? 上位に食い込む野党候補はいない ソウル・釜山のW市長選 文政権に「ノー」 神谷毅
■【特集】難民を排除し“犯罪者”にする入管法改悪
・名古屋入管死亡事件にみる入管収容問題 西中誠一郎
・国民民主党・川合孝典議員インタビュー 
「排除の論理の正当化はいけない、まずは受け入れ方の見直しを」
・入管法改正案4つの主な改悪、入管の言い分をファクトチェック 
まとめ/スティーブン・マキンタヤ
・「せやろがいおじさん」も人権問題だと訴え 
「私はこれから死にます」難民申請者を追い詰める日本の制度 スティーブン・マキンタヤ
■【 提携連載企画 】製薬マネーと医師03 
フランス当局が医療保険の適用外にした認知症治療薬 Tansa
■花巻の風03 良品の数々を全国へ 課題解決と雇用のため起業した「スターブリッジいわて」 茂庭裕之さん、福祉をアートビジネスに 新スタンダード作り出す「ヘラルボニー」 松田兄弟 文/北山公路
■肉厚マダイに肉厚トラフグ、養殖しやすい魚……「ゲノム編集魚」市場化の動き強まる 天笠啓祐
■新・買ってはいけない 「新型コロナ感染予防グッズ」は感染予防の役に立たない 渡辺雄二
■歓喜へのフーガ 【インタビュー】田中克彦(一橋大学名誉教授) 聞き手・崔善愛 
■経済私考 佐々木実
■STOP! 9条改憲「菅政権下で進む実質改憲の先」 高田健
■メディアウオッチ
・リコール署名偽造で浮上した個人情報問題 どうする政治分野 安易な規制懸念も 臺宏士
・インターネット上の荒んだ言論空間を改善し、みんなが集う「公園」を目指す 
注目すべき「地域SNS」の動き 小池モナ
■自由と創造のためのレッスン 「コロナ危機」を概括する(1)歴史・分析篇 「米国=石油」体制から「中国=レアメタル」体制へ 廣瀬純
■黒風白雨「人権問題は『国内問題』ではない」 宇都宮健児
■松崎菊也の無責任架空対談(イラストレーション/石倉直樹)
■きんようぶんか 本・映画・音楽・TVドキュメンタリー・TV批評・本箱
■橋本勝の風刺画報
■言葉の広場、金曜川柳、イラストレーション、みんなの写真展、論考
■貧困なる精神 本多勝一
■ヒラ社長が行く 植村隆
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■読者会から
■金曜日から、編集長後記、『週刊金曜日』からのお知らせ

<>  2021.4.16

_________________________________________________________『週刊金曜日』
     4月の投書テーマは「出会いと別れ」です
    http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=4475
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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内

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【1】注目の記事

■難民を排除し“犯罪者”にする入管法改悪

2月19日、入管法改正案が閣議決定され、国会に提出された。強制送還の迅速化や監視体制の強化、刑事罰創設などを含む大幅な「法改悪」で、国会審議が、4月中にも始まろうとしている。しかし3月6日には名古屋入管で死亡事件が起きた。この事件は、入管制度がどれほど排除的かつ非人道的で、多くの問題をはらんでいるかを浮き彫りにしている。

●名古屋入管死亡事件にみる入管収容問題 西中誠一郎

●国民民主党・川合孝典議員インタビュー
「排除の論理の正当化はいけない、まずは受け入れ方の見直しを」

国民民主党の川合孝典議員は、これまで参院法務委員会で外国人技能実習制度や入管収容施設での死亡事故などについての問題を追及してきた。今回の入管法改正案をどう見るのか。話を聞いた。

●入管法改正案4つの主な改悪、入管の言い分をファクトチェック

今回の入管法改正案は、主に4つの改悪がなされている。その内容に対して入管がどのように主張しているかも示した上で、ファクトチェックする。

●「せやろがいおじさん」も人権問題だと訴え
「私はこれから死にます」難民申請者を追い詰める日本の制度 スティーブン・マキンタヤ

現在の入管法の下でも、追いつめられ、苦しみながら日本で生きる難民申請者たちがいる。今回の入管法改正案が通れば、さらにこの状況は悪化するだろう。

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【2】 編集長後記

 新型コロナウイルス感染がここにきてひどいことになっている。

 今週号で舘田一博東邦大学教授はサーキットブレーカーの仕組みの導入に言及されている。要は政治判断ではなく、目安となる数値があるレベルを超えたら感染抑止策を自動的に発動させる仕組みのことだ。もっと以前に政府や自治体は議論すべきだったろうと言いたくもなるが、遅すぎるということはない。

 また、受ける、受けないは個人の判断だが、ワクチンの供給体制の遅れも隠しようのない事実だ。あんなにひどいことになっていた英国の状況が改善しているのをみると、溜息が出る。

 もっとも3月26日号本誌で色平哲郎医師は、“細菌兵器を研究しているところは防御のための技術、ワクチン開発も進んでいる。米国国立衛生研究所の予算は日本医療研究開発機構の30倍近い金額。ワクチン開発の速さだけで物事を論じるのはどうか”と疑義を呈されている。たしかに……。

 いずれにせよこの状況での東京五輪・パラリンピック開催は危険すぎる。(小林和子)

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【3】2021年4月23日(1326)号予告

【特集】
幸福なデジタル監視社会
?マイナンバーで医療から教育まで

三宅弘/黒田充/小笠原みどり/附帯決議が示す法案の問題点
●ルポ 監視社会 斎藤貴男

【教育】
●そんなに東京都教育委員会は 「空気読む」生徒つくりたいか
再処分の取り消しも求め、「東京『君が代』裁判」5次訴訟 永尾俊彦
●「内心の自由は、国家権力による制約を一切拒否できる」
前川喜平・元文部科学省事務次官インタビュー

【放射能】●福島第一原発事故による汚染水の海洋放出を閣議決定 
薄井崇友

【メディア】●メディアウオッチ 砂川浩慶/臺 宏士

【国際】●新龍中国  かき消されていく香港の民意
何が何でも政府は選挙にこだわり続ける ふるまいよしこ

【国際】●たとえば世界でいま

【健康】●ニュージーランド産高級ハチミツから
「除草剤グリホサート検出」の波紋  植田武智

【ぶんか】●ヴィパッサナー瞑想体験記 その後 想田和弘

【きんようぶんか・本】
●『消失の惑星』 五所純子
●『文芸ピープル  「好き」を仕事にする人々』 長瀬海
●『令和元年のテロリズム』 武田砂鉄
●『介助の仕事 ──街で暮らす/を支える 』 佐々木ののか
●『コンセントの向こう側』 棚澤 明子
●『主権者のいない国』 伊田浩之

【きんようぶんか・映画】
●『狼をさがして』 田沢竜次
●『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』 薄井崇友

【きんようぶんか・音楽】
●アン・バートン 『アーリー・ブルー1958-1968』 後藤 誠

【きんようぶんか・TVドキュメンタリー】
●4月23日?放映作品から ワタナベ=アキラ

【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●風速計|田中優子
●半田滋の新・安全保障論
●ジェンダー情報|宮本有紀
●金曜アンテナ
●経済私考|浜矩子
●政治時評|榎本順一
●言葉の広場/論考
●猫様|想田和弘 
●さらん日記
●話の特集|矢崎泰久、中山千夏、松元ヒロ、小室等

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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php

★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php

『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の田中優子さんの対談を中心にブックレット化。

★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う

『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php

今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後はいま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらためてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の内容を再録したもの。

┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民として、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために必要だ。

【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき

【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた。
 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わり23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得ながら残された右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。

┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどころか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」によって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供する。

┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。

┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。

┃Kindle版┃エシカルに暮らすための12条 地球市民として生きる知恵

古沢広祐(ふるさわ・こうゆう):著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002859.php

最近よく耳にする「エシカル」という言葉。
エコやオーガニックとちょっと似ていますが
生産者の人権や労働環境、商品生産の背景まで考慮する点が違います。
本書がグローバル化によって地球のすみずみにまで広がった生産・消費のつながりを
改めて考えるきっかけになればいいなと思います。

【『エシカルに暮らすための12条』目次】
 はじめに
第1条 グリーン(環境)からエシカル(社会)へ
第2条 ファッションだってエシカルに
第3条 鰻を食べて大丈夫かな? 水産物こそエシカルでありたい
第4条 有機=エシカル? オーガニック認証への問い直し
第5条 森のエコラベル
第6条 動物福祉─アニマルウェルフェア 先を進む世界の動向
第7条 町ぐるみでエシカルめざす フェアトレードタウンの広がり
第8条 過熱するペットビジネス 輸入ペットの動向にも注意!!
第9条 日本にもある現代の奴隷制度
第10条 つくる責任・つかう責任 SDGsのゴール12
第11条 銀行・投融資を変えるエシカルなお金って?
第12条 『バナナと日本人』のその後
補論 日本でのエシカルの広がり──エシカル通信簿、ブラック企業大賞、地方での展開

【著者略歴】
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう)
1950年生まれ。國學院大學経済学部教授、NPO「環境・持続社会」研究センター代表理事。著書に『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと? あなたと考えたい命のつながりあい』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(日本放送出版協会)、共著に『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開』(明石書店)など。関連するトピック情報として、サステナブル・ブランドジャパン(SB-J)ネットサイト(http://www.sustainablebrands.jp/)で連載コラムを掲載しています。

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 【5】イベントのご案内

★第6回パネル展
知ることで未来が見える 戦争の加害
中国東北部侵略から90年/東南アジア侵略から80年

日時:2021年5月2日?9日、10時?19時
場所:かながわ県民センター1階展示室
参加費:無料
問合せ:090-7405-4276
主催:記憶の継承を進める神奈川の会
協賛:『週刊金曜日』

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