#週刊金曜日 1342号 2021.8.27目次 自宅死を防ぐために 仮説病床の設置を

ラジオが面白い 下) 、金学順さん後編
書評武田小鉄「サボル哲学」労働の未来から逃散せよ 栗原康 著
植村隆「学び舎」の歴史教科書 支援者になりました「ともに学ぶ人間の歴史」2016年当時、慰安婦問題を記述していた唯一の教科書。
支援組織学ぶ会クラウドファンデイング 教科書の慰安婦記述は現在、学び舎と山川出版の2社で復活している。
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fujisan目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計「人間でなくなるシステム」 崔善愛
■権力維持優先の菅首相が狙う「国会開かず衆院選」
横浜市長選で野党系に惨敗しても“菅降ろし”広がらぬ自民の末期症状 南彰
■金曜アンテナ
・国際パラ委員会会長「日本開催、世界の障害者に光当てる」「大会と感染拡大は関係ない」
本田雅和
・松井大阪市長批判に賛同する保護者ら255人が意見書 市教委、提言校長に文書訓告 永尾俊彦
・ウィシュマさん事件、公開された報告書と映像が隠蔽するもの 入管行政の闇、未解明のまま
西中誠一郎
■さらん日記
■アフガニスタン タリバーンを孤立させれば報復につながる
“軍隊”を派遣していない日本だから可能な対話を 谷山博史
■東京五輪が遺したもの
・ナショナリズム煽動の場にした「国旗・国歌」報道 髙嶋伸欣
・青木正美さんに聞く 「自宅死」を増やさないための提言
・「自分の権力維持ファースト」に五輪を利用 望月衣塑子
■【特集】ラジオが面白い<下>
◎編集部のオススメ 藤田正
・ラジオ深夜便
・民謡で今日拝なびら
・ウィークエンドサンシャイン
◎投書 私の推し番組
◎変貌著しいLuckyFM茨城放送 阿部重典社長が語る関東全域への売り込み戦略 岩本太郎
■経済私考 浜矩子
■半田滋の新・安全保障論「インド洋とイラクへの派遣 検証なき延長上に安保法」
■メディアウオッチ
・コロナ禍の東京五輪新聞社説の評価は? 「中止」訴えた5紙 目立つ歯切れの悪さ 臺宏士
・「子の連れ去り」訴える男性に同情的なメディアに必要なリーガルチェック
共同親権と別居問題を混同する報道 太田啓子
■花巻の風07 夢をカタチに。やりたいことを仕事にする
内陸なのに「海の家」をつくった菅原治郎さん(37歳)、
「寄り道」のあとに 農家カフェを経営する平賀恒樹さん(44歳) 写真・文/北山 公路
■金学順さんのあまり知られていないこと〈後編〉
女性たちに勇気を与えたカミングアウトから30年 佐藤和雄
■災害で被害を受けた住まいの再建、どんな保険が必要ですか? 内藤眞弓
■9月の原発裁判
■櫂未知子の金曜俳句
■対談 『東京クルド』日向史有監督×「牛久入管収容所問題を考える会」田中喜美子代表
日本で育ったクルド難民申請者、彼らの夢を誰がつぶしたのか
■STOP! 9条改憲「菅首相、コロナ後の改憲を強調」 高田健
■話の特集 中山千夏、矢崎泰久、小室等、松元ヒロ
■きんようぶんか 本・映画・音楽・TVドキュメンタリー
■言葉の広場、金曜川柳、イラストレーション、みんなの写真展、論考
■肯わぬ者からの手紙「あの夏滅んでいた筈の国 76年後に満ちる死の沈黙」 山口泉
■ヒラ社長が行く 植村隆
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■金曜日から、編集長後記、『週刊金曜日』からのお知らせ
■猫様 想田和弘
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<> 2021.8.27
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【1】注目の記事
【2】編集長コラム
【3】次号予告
【4】近刊のご案内
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【1】注目の記事
■東京五輪が遺したもの
コロナ禍の東京五輪が閉幕した。菅義偉首相は「安全安心の大会」を強調したが、五輪を前後し、緊急事態宣言が各地で再発令され、感染爆発が続いている。招致時は「コンパクト五輪」を掲げたが、結果的に開催経費は兆単位に及んだ。東京五輪が遺したものとは何だったのか、新型コロナ、五輪報道など、さまざまな角度から検証する。
●ナショナリズム煽動の場にした「国旗・国歌」報道
?嶋伸欣
●青木正美さんに聞く
まずは検査と大規模病床の確保を それでなければ日本は滅びる
「人が動き、人が集まれば、コロナ感染が拡大するのは当たり前」と言うのは「東京オリンピック・パラリンピックの中止を求める抗議リレー」呼びかけ人の一人である青木正美さん。パラリンピック開催は「絶対だめ」と警鐘を鳴らす。
●政治家たちの自己保身のせいで、われわれの命が危険に
望月衣塑子
「五輪がなかったら、国民の皆さんの不満は政権が相手となる」──河村建夫元官房長官のこの発言に代表されるように、五輪をめぐる政治家たちの問題発言が相次いだ。自分たちだけが「安心・安全」な環境にある政治家たちの自己保身のせいで、市民の命は危険にさらされている。
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■ラジオが面白い〈下〉
8月20日号に引き続き、広大なラジオの海からお薦め番組を紹介してゆこう。まずは、365日休まず、およそ6時間にわたって生放送しているNHK『ラジオ深夜便』を取り上げる。
●編集部のオススメ 魅力的なパーソナリティーと番組を紹介
・ラジオ深夜便
・民謡で今日拝なびら
・ウィークエンドサンシャイン
◆【投書】私の推し番組
●変貌著しいLuckyFM茨城放送
阿部重典社長が語る 関東全域への売り込み戦略
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【2】 編集長後記
本誌元編集長の岡田幹治さんが、7月21日に心不全で急逝されました。80歳でした。新潟県高田市(現上越市)出身で朝日新聞社に入社後、ワシントン特派員、論説委員などを務めて定年退社。本誌2002年7月5日号?04年1月30日号で編集長を務められました。その後、フリーランスのジャーナリストとして本誌でも環境・健康問題を取材・執筆されました。金曜日刊の『香害』はつい最近増刷したばかりでした。
私は1990年代後半、市民団体主催のエネルギー円卓会議でお会いしたのが最初でした。大手企業や官僚に対してだけでなく、市民に対しても言うべきことは言うという姿勢に徹しておられ、編集長時代もその姿勢は変わりませんでした。そうかといえば、同行取材後、「この辺にうまい和菓子の店があるんだよ」と言われて一緒に探したことも。労いに持たせてくれようとしたようです。店は休みでしたが、心遣いが嬉しかったです。
葬儀はご家族で済まされたとのことです。心から哀悼の意を表します。(小林和子)
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【3】2021年9月3日(1343)号予告
【第1特集】
コロナ対策 次の手は?
●保坂展人世田谷区長に聞く
●ワクチンと変異株 天笠啓祐
●ワクチンのについて 浜六郎
【第2特集】シリーズNHK番組改竄事件から20年
●私たちは政治介入への「使い捨てマスク」だった
番組制作現場から最初の警鐘鳴らした坂上香さん 臺宏士
●暴力による「女性」と「法廷」の周縁化 米山リサ氏誌上インタビュー
【メディア】●メディアウオッチ 小池 モナ/臺 宏士
【くらし】●新・買ってはいけない322 TKGを生かすも殺すも醤油しだい 沢木みずほ
【食】●本当に実現できるのか? 「みどりの食料システム戦略」 垣田達哉
【提携連載企画】●双葉病院置き去り事件 Tansa 中川七海
【ぶんか】●厄除け縁起物信仰 日本の民俗信仰 祀りをたずねて
写真・文/山田しん【きんようぶんか・音楽】●『原子心母 箱根アフロディーテ50周年記念盤』 藤田正
【きんようぶんか インタビュー】映画『ちょっと北朝鮮まで行ってくるけん。』島田陽磨監督 木村元彦
【きんようぶんか・本】
●『薬を食う女たち』 松本俊彦
●『コンピューティング史 人間は情報をいかに取り扱ってきたか』 永田希
●『藤井聡太論 将棋の未来』 高原到
【きんようぶんか・映画】
●『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』 松村洋
【きんようぶんか・舞台】
●吉祥寺ファミリーシアター『ぞうれっしゃがやってきた』 藤原央登
【きんようぶんか・TVドキュメンタリー】●9月3日?放映分から ワタナベ=アキラ
【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●風速計|雨宮処凛
●ジェンダー情報|
●凱風快晴ときどき曇り|内田樹
●金曜アンテナ
●政治時評|西川伸一
●経済私考|高橋伸彰
●言葉の広場/論争
●犬が王様を見て、何が悪い? 四方田犬彦
●さらん日記
●無責任架空対談 松崎菊也
●黒風白雨 宇都宮健児
●編集委員から
●読者会から
●きんようびのはらっぱで(情報欄)
●本多勝一の俺と写真
●ヒラ社長が行く|植村 隆
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【4】近刊のご案内 http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php
★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php
『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の田中優子さんの対談を中心にブックレット化。
★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う
『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php
今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後はいま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらためてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の内容を再録したもの。
┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年
斉間満:著 Kindle 購入価格:700円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002524.php
「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民として、裁判の原告として長い長い闘いだった。
この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために必要だ。
【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき
【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた。
伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わり23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得ながら残された右手でワープロを打つ日々である。
2006年10月17日永眠。
┃Kindle版┃マイナンバー
明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php
「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどころか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」によって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供する。
┃Kindle版┃バラ色のひきこもり
勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php
「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。
┃Kindle版┃何がどうして発達障害
司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php
自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?
あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?
本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。
┃Kindle版┃エシカルに暮らすための12条 地球市民として生きる知恵
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう):著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002859.php
最近よく耳にする「エシカル」という言葉。
エコやオーガニックとちょっと似ていますが
生産者の人権や労働環境、商品生産の背景まで考慮する点が違います。
本書がグローバル化によって地球のすみずみにまで広がった生産・消費のつながりを
改めて考えるきっかけになればいいなと思います。
【『エシカルに暮らすための12条』目次】
はじめに
第1条 グリーン(環境)からエシカル(社会)へ
第2条 ファッションだってエシカルに
第3条 鰻を食べて大丈夫かな? 水産物こそエシカルでありたい
第4条 有機=エシカル? オーガニック認証への問い直し
第5条 森のエコラベル
第6条 動物福祉─アニマルウェルフェア 先を進む世界の動向
第7条 町ぐるみでエシカルめざす フェアトレードタウンの広がり
第8条 過熱するペットビジネス 輸入ペットの動向にも注意!!
第9条 日本にもある現代の奴隷制度
第10条 つくる責任・つかう責任 SDGsのゴール12
第11条 銀行・投融資を変えるエシカルなお金って?
第12条 『バナナと日本人』のその後
補論 日本でのエシカルの広がり──エシカル通信簿、ブラック企業大賞、地方での展開
【著者略歴】
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう)
1950年生まれ。國學院大學経済学部教授、NPO「環境・持続社会」研究センター代表理事。著書に『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと? あなたと考えたい命のつながりあい』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(日本放送出版協会)、共著に『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開』(明石書店)など。関連するトピック情報として、サステナブル・ブランドジャパン(SB-J)ネットサイト(http://www.sustainablebrands.jp/)で連載コラムを掲載しています。
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