#週刊金曜日 2021.11.5目次 野党共闘は成功したか
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fujisan目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計「民主主義の足腰強化が課題」 宇都宮健児
■金曜アンテナ
・東電株主訴訟の裁判官、福島第一原発に初の立ち入り視察「現場で見ると迫力が違う」 添田孝史
・沖縄の「遺骨眠る土砂で基地つくるな」に本土が呼応 100超の地方議会が意見書 平野次郎
■政治時評 長谷川綾
■さらん日記
■半田滋の新・安全保障論「公示日に発射されたミサイル 脅威の強調と防衛費増」
■2021衆院選 野党共闘は失敗したか
・立憲民主党は他党との連携を深める必要がある 野党共闘が徹底できなかったことが問題 中島岳志
・「安倍一強」後の緒戦で問われたもの 野党側敗北の理由は「地力」の差 木下ちがや
・野党4党首かく闘えり
【立憲 枝野幸男代表】一票を積み重ねる足腰の強さが政権奪取に不可欠 伊田浩之
【共産 志位和夫委員長】野党統一候補の実現で都市部は「確かな効果」 本田雅和
【社民 福島瑞穂党首】「新生社民党」の苦い初陣 目標4議席に遠く及ばず 佐藤和雄
【れいわ 山本太郎代表】選挙区の統一候補応援に奔走し比例で3議席確保 薄井崇友
・改正候補者男女均等法で初めての国政大型選挙 二つの試練に立ち向かった東京15区
井戸まさえさんの闘い 尾中香尚里
・選択的夫婦別姓に反対する自民党31氏の当落は当選18人 比例復活9人 落選4人
■西東京市長選めぐる行政訴訟、11月11日に判決 問われる「法定ビラ」選挙無効の可能性も 片岡伸行
■経済私考 鷲尾香一
■アフガニスタン女性を突然注視し出した国際社会 ターリバーン批判に利用される女性の人権 清末愛砂
■劇場版『きのう何食べた?』中江和仁監督に聞く
観る人に「幸福感」を与える劇場版のカギはどこに? 阪清和
■石井健教授が語る 近未来のワクチン設計 新型コロナワクチンの3回目接種は必要なし 秋山晴康
■メディアウォッチ 性的対象化された美少女キャラクターがメディアに溢れる日本は世界でも特殊 「性交同意年齢13歳」維持の背景 李美淑
■日本の民俗信仰 祀りをたずねて 月待ち信仰 写真・文 山田しん
■『金曜日』で逢いましょう 大橋史信さん、岡本二美代さん
発達障害の当事者と支援者がタッグを組んで本をつくりました
■世界的な代替肉ブームで心配な日本の大豆自給への影響 垣田達哉
■新・買ってはいけない 「薬味系チューブ調味料」 便利ですが、中身が心配 沢木みずほ
■たとえば世界でいま 岡田充、片瀬ケイ
■【提携連載企画】双葉病院置き去り事件14
オフサイトセンターのトップ3人は住民救助より原発を優先した Tansa 中川七海
■山頭火「日記」への贋作混入を研究者が証明 春陽堂、没後80年で刊行中の新編全集から贋作部分を削除 粟野仁雄
■釡山映画祭|コロナ禍でも盛況 女性映画、動画サービス 変わる韓国映画界 成川彩
■犬が王様を見て、何が悪い? 四方田犬彦
■らんきりゅう「公助の機能しない社会」 雨宮処凛
■きんようぶんか 本・映画・音楽・TVドキュメンタリー
■言葉の広場、金曜川柳、イラストレーション、みんなの写真展、論考
■ヒラ社長が行く 植村隆
■編集委員から
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■金曜日から、編集長後記、業務部からのお知らせ
■猫様 想田和弘
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<> 2021.11.5
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【1】注目の記事
【2】編集長コラム
【3】次号予告
【4】近刊のご案内
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【1】注目の記事
■2021 衆院選 野党共闘は失敗したか
立憲民主と共産、社民、れいわ新選組の野党4党は衆院選で政策合意をもとに初めて共闘した。10月31日投開票の結果、自民は公示前から15減の261議席となったものの、「絶対安定多数」を確保。立憲民主は13減の96議席となった。ただ、自民の甘利明幹事長ら大物議員が選挙区で落選。野党共闘はなぜ期待ほどの成果が出せなかったのか。課題を検証する。
●立憲民主党は他党との連携を深める必要がある
野党共闘が徹底できなかったことが問題 中島岳志
10・31衆議院選挙は、野党にとって、厳しい結果になった。ただ、とにかく、総括をまちがえてはならない。野党共闘が否定されたのではない。野党共闘が徹底できなかったことが問題なのだ。
●「安倍一強」後の緒戦で問われたもの
野党側敗北の理由は「地力」の差 木下ちがや
今回の総選挙ほど、議席予測が二転三転し、しかも結果について各々の陣営に違和感が残る闘いは近年なかった。その理由をさぐり、今後を占う。
●野党4党首かく闘えり
【立憲・枝野幸男代表】一票を積み重ねる腰の強さが政権奪取に不可欠
【共産・志位和夫委員長】野党統一候補の実現で都市部は「確かな効果」
【社民・福島瑞穂党首】「新生社民党」の苦い初陣 目標4議席に遠く及ばず
【れいわ・山本太郎代表】選挙区の統一候補応援に奔走し比例で3議席確保
●改正候補者男女均等法で初めての国政大型選挙
二つの試練に立ち向かった東京15区井戸まさえさんの闘い 尾中香尚里
政治分野での男女格差(ジェンダーギャップ)の解消をめざす改正候補者男女均等法が今年6月に施行されて、初めての衆院選挙。女性候補者たちはどう闘ったのか。二つの試練に苦しみ、もがきながらも街頭で訴え続けた一人の女性候補者を追った。
●選択的夫婦別姓に反対する自民党31氏の当落は当選18人 比例復活9人 落選4人
自民党の高市早苗衆院議員ら50人の国会議員が、自民党籍を持つ全国42道府県議会の議長あてに「選択的夫婦別氏制度の実現を求める意見書」を採択しないよう求める文書を今年1月30日付で送っていたことを、『週刊金曜日』10月22日号でお伝えした。この50人のうち32人が衆院議員だった。今回の選挙には、1人(安藤裕氏)が立候補せず、残り31人が選挙戦に臨んだ。選択的夫婦別姓(氏)制度が焦点の一つになった今回の選挙。はたして31人の結果はどうだったのか。
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【2】 編集長後記
今回の総選挙、改憲勢力の伸長は予想以上でした。来夏に予定されている参院選に向けて野党共闘の足がかりはできたのか──今週号に引き続いて来週号も分析記事を載せます。
そんななかでも香川1区で立憲の小川淳也氏が平井卓也前デジタル相を破ったこと、議席奪還はなりませんでしたが東京12区、共産党の池内沙織氏の善戦、沖縄2区、オール沖縄の新垣邦男氏の勝利、そして山本太郎氏の国政復帰には勇気づけられました。希望をつなぎましょう。
本社でも10月29日、編集長公選制を初導入し、次期編集長を決める選挙が実施されました。信任投票となりましたが、文聖姫が多くの支持を得て当選しました。次号からは新編集長が担当します。
小林は今後、一部員として誌面作りに力を尽くすつもりです。この場を借りてこれまでのお力添えやご協力にお礼申し上げます。ありがとうございました。これからも本誌に変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。(小林和子)
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【3】2021年11月12日(1353)号予告
【特集】「Dappi」で暴かれた 自民党「ネット工作」の闇
●フェイクも辞さぬ攻撃 ツイート発信者はIT企業 大村歩
●名誉棄損を放置すれば民主主義が崩壊する。法的整備も必要だ
●虚偽情報拡散 ツイッターの 被害者、小西洋之参議に聞く 本田雅和
●Dappiの闇を解剖する 津田大介さんに聞く 本田雅和
【総選挙】次は参院選だ! 私たちの課題と希望
編集委員はこう見た 崔善愛/雨宮処凛/想田和弘/田中優子
「VOICE PROJECT 投票はあなたの声」仕掛け人に狙いを聞く 阪清
【原発裁判】●広島地裁、伊方原発の運転差し止め仮処分を決定 伊田浩之
【憲法】●九条=球状に込めた平和への思い 東京で初の「九条の碑」 来年完成へ 片岡伸行
【歓喜のフーガ 第16回】●人生の楽しさや素晴らしさ 恋愛の奥深さなどを 作家が伝えきれていない/今回のお相手 赤川次郎さん(作家) 聞き手 崔善愛
【食】トマトにマダイ、フグに稲などゲノム編集食品の最新状況 天笠啓祐
【不謹慎な旅】第41回 獅子ケ森から 花岡事件 写真・文 木村聡
【きんようぶんか・本】
●『すべてはノートからはじまる あなたの人生をひらく記録術』 永田希
●『私たちの真実 アメリカン・ジャーニー』 上田恵子
●『マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か #MeTooに加われない男たち』 高原到
●『ボクらは『貧困強制社会』を生きている 不寛容の時代』 白石 孝
●『戦争とバスタオル』 早川タダノリ
【きんようぶんか・映画】
●『ボストン市庁舎』 中村富美子
●『これは君の闘争だ』 田沢竜次
【きんようぶんか・音楽】
●『WINDORGAN』YOGEE NEW WAVES 相田冬二
【きんようぶんか・TVドキュメンタリー】
●11月12日?放映作品から ワタナベ=アキラ
【アンケート結果】配達日等のアンケート結果について
【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●風速計|想田和弘
●ジェンダー情報|宮本有紀
●凱風快晴ときどき曇り|内田樹
●金曜アンテナ
●政治時評|阿部岳
●経済私考|佐々木実
●たとえば世界でいま
●言葉の広場/論考
●さらん日記
●話の特集|矢崎泰久、中山千夏、松元ヒロ、小室等
●読者会から
●きんようびのはらっぱで(情報欄)
●ヒラ社長が行く|植村 隆
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【4】近刊のご案内 http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php
★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php
『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の田中優子さんの対談を中心にブックレット化。
★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う
『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php
今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後はいま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらためてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の内容を再録したもの。
┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年
斉間満:著 Kindle 購入価格:700円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002524.php
「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民として、裁判の原告として長い長い闘いだった。
この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために必要だ。
【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき
【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた。
伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わり23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得ながら残された右手でワープロを打つ日々である。
2006年10月17日永眠。
┃Kindle版┃マイナンバー
明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php
「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどころか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」によって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供する。
┃Kindle版┃バラ色のひきこもり
勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php
「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。
┃Kindle版┃何がどうして発達障害
司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php
自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?
あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?
本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。
┃Kindle版┃エシカルに暮らすための12条 地球市民として生きる知恵
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう):著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002859.php
最近よく耳にする「エシカル」という言葉。
エコやオーガニックとちょっと似ていますが
生産者の人権や労働環境、商品生産の背景まで考慮する点が違います。
本書がグローバル化によって地球のすみずみにまで広がった生産・消費のつながりを
改めて考えるきっかけになればいいなと思います。
【『エシカルに暮らすための12条』目次】
はじめに
第1条 グリーン(環境)からエシカル(社会)へ
第2条 ファッションだってエシカルに
第3条 鰻を食べて大丈夫かな? 水産物こそエシカルでありたい
第4条 有機=エシカル? オーガニック認証への問い直し
第5条 森のエコラベル
第6条 動物福祉─アニマルウェルフェア 先を進む世界の動向
第7条 町ぐるみでエシカルめざす フェアトレードタウンの広がり
第8条 過熱するペットビジネス 輸入ペットの動向にも注意!!
第9条 日本にもある現代の奴隷制度
第10条 つくる責任・つかう責任 SDGsのゴール12
第11条 銀行・投融資を変えるエシカルなお金って?
第12条 『バナナと日本人』のその後
補論 日本でのエシカルの広がり──エシカル通信簿、ブラック企業大賞、地方での展開
【著者略歴】
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう)
1950年生まれ。國學院大學経済学部教授、NPO「環境・持続社会」研究センター代表理事。著書に『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと? あなたと考えたい命のつながりあい』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(日本放送出版協会)、共著に『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開』(明石書店)など。関連するトピック情報として、サステナブル・ブランドジャパン(SB-J)ネットサイト(http://www.sustainablebrands.jp/)で連載コラムを掲載しています。
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