週刊金曜日 214号 1998.4.10 日栄 元社員インタビュー #暴力団金融 のほうがましですよ」#新自由主義

2025年9月20日

週刊金曜日 214号 1998.4.10 より引用。
・貸すは天国 借りるは地獄 平井康嗣
新たな手口を使う「システム金融」や保証付き手形貸し付けをする #商工ローン (事業金融会社)が中小企業の経営者、その保証人を中心に多重債務者を作り出している。
 システム金融とは #ヤミ金融 (違法 非登録業者)の総称だ。トイチ(10日で1割)どころか1年で元金の10倍以上の利息を取る。
 毎日が決済日に 
50万円の借金があっという間に488万円にふくれ上がったAさんは利息も払えなくなり、多重債務に落ち込んだ。
 ヤミ金融と闘う
消費者金融に詳しい弁護士事務所に駆け込んだ。弁護士さんが真っ向から争った結果、借金488万円は利息制限法で計算されて、過払い分が差し引かれたことにより75万円まで減額され、和解。
 「ヤミ金融」の片棒をかついでいるのが銀行なんです。ヤミ金融から持ち込まれた手形・小切手を中小零細企業から取り立てているのは銀行だからだ。銀行は、担保のない中小零細企業に貸し渋る反面、消費者金融などにはいくらでも資金を提供している、一体吟子は誰の味方なのかかと疑いたくなる。

・人生のやり直しがきく自己破産制度をつくれ 宇都宮けんじ
uimg-s253.jpg1998.2.26 中小企業経営者ら3人が東京・国立市のホテルで、また3.3には中小企業経営者夫妻が大田区の自宅で、それぞれ経営難・資金繰りを苦に首つり自殺。
 失業や事業失敗で1日8.3人が自殺
誰でも自己破産を裁判所に申し立てて免責決定を受ければ、いったんは借金の重荷から解放される仕組みだ。「借りたものは」返さなければならないが、法外な利息によって雪だるま式に増えた膨大な借金を一生背負い続ける必要はない。
 消費者のための改正を
うつのみやけんじ 全国クレジット・サラ金問題対策協議会 弁護士

・日栄 元社員インタビュー 暴力団金融 のほうがましですよ」
uimg-s255.jpg
事故(返済不能)になった後はどう取り立てるんですか?ーまず保証人のところへ走りますね。取れないところより取れるところですよ。電報、電話、それに訪問です。多少きつい言葉を使うかもしれませんが、荒っぽいことなんかやりません。
 従業員1人、2人の零細企業でも、明日倒産する会社でも保証人さえいれば1000万円貸す企業方針は問題。しかも何社も貸し込むから多重債務です。
 弁護士に言われます。あんたらほんとに返せると思って貸したのか。まあ、暴力団金融の方がましなぐらいですよ。連中は返せるだけしか貸さないし、時には仕事も斡旋しますからね。
 もし当事者になってしまったらどうすれば?ー弁護士に依頼して交渉してもらうか、貸し付けを強制された場合には財務局などに相談するしかありませんね。ただ弁護士にもいろいろな人がいますから、よく調べた方がいいと思いますね。
→橋下徹が顧問弁護士をしていた商工ローン 日栄 社員のインタビュー

uimg-s269.jpguimg-s270.jpg