週刊金曜日1387号 2022.7.29 目次、なぜ日本は核兵器禁止条約に不参加なのか

2025年9月12日

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私の注目記事
・佐藤甲一の政治時評 国葬は岸田氏による安倍派解体への号砲
・吉田茂元首相の国葬で何が起きたか 1回 金本裕司「歌舞音曲」は控えよ
・統一教会と安倍ファミリーの深い関係 有田芳生 国会議員へ地道に浸透 矛盾抱える信仰2世
 86年衆参ダブル選自民が大勝、統一教会が自民党に最接近していくのはこの頃だ。政治と宗教の関係のあり方などについて、国会が独自の検証を行うこと。
・核禁条約第1回ウィーン締約国会議の成果と課題 ICAN川崎哲さんに聞く 核保有国では自治体先導「平和首長会議」
 阿部信泰元国連事務次長 外務省内では米国との関係を重視する北米局と安全保障政策を担当する総合外交政策局の声が強い。
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fujisan目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計 「『テロ』の連鎖を起こしてはならない」 中島岳志
■金曜アンテナ
・アベノマスクをめぐる情報公開訴訟での展開 無いはずのメールが存在 佐藤和雄
・伊藤詩織さん「性暴力被害」勝訴判決が確定 「声が届いた」7年間振り返る 小川たまか
■さらん日記
■政治時評 佐藤甲一
■8月の原発裁判
■経済私考 鷲尾香一
■シリーズ「国葬への疑義」第1回 
・吉田茂元首相の国葬で何が起きたか 「歌舞音曲」は控えよ 金本裕司
・「安倍晋三の国葬に反対」ハッシュタグも続々拡散 数万「いいね」のツイートも 岩本太郎
■統一教会と安倍ファミリーの深い関係 政治と宗教のあり方について国会は独自の検証が必要 
有田芳生
■2022参院選「勝者なき選挙結果」野党に必要なのは若いリーダーによる地道な陣地づくり 
木下ちがや
■核禁条約 
・ICAN国際運営委員 川崎哲さんに聞く 
第1回 ウィーン締約国会議の成果と課題 「やることは決まった もう後戻りはしない!」
 聞き手・構成/本田雅和
・[特別寄稿]  阿部信泰・元国連事務次長が解説 日本のオブザーバー参加 
「今からでも方針転換できる」
■株主代表訴訟、東京電力旧経営陣4人に約13兆円賠償を命令 
最高裁判決を根底から覆し原発事故は防げたと認定 添田孝史
■問われる警察組織 兵庫県警機動隊 「県警は腐っとると自殺した息子は言った」
 先輩隊員のパワハラ認定も「因果関係」を否定 三宅勝久
■新龍中国 「習近平氏がめざす『偉大な領袖』 毛沢東は『建国の父』なのか」 古谷浩一
■【提携連載企画】公害『PFOA(ピーフォア)』23 
ダイキン幹部、PFOAは「危険なんですか?」 Tansa中川七海
■どうする? 日本の水質管理 有機フッ素化合物の米・勧告値、劇的引き下げの波紋 諸永裕司
■カナダでは「闘う気力失い」安楽死も 化学物質過敏症患者には安全な居場所がありません 
加藤やすこ
■これからどうする? 「イエ中心主義を突き抜ける」 田中優子
■変わる「無添加」「不使用」表示 消費者は何を基準に選べばいいの? 垣田達哉
■ジョンソン氏は謝罪なしで功績賛美の演説 英国首相の辞任表明で後継者争いが始動 馬場千奈津
■メディアウオッチ
・「離婚後に子どもに会えない」は単独親権制度が要因ではない 親権と監護権を混同している
 太田啓子
■はまぐりのねごと 中山千夏
■なまくらのれん 小室 等
■写日記 松元ヒロ
■きんようぶんか 本・映画・音楽・TVドキュメンタリー
■言葉の広場、金曜川柳、イラストレーション、みんなの写真展、論考
■櫂未知子の金曜俳句
■ヒラ社長が行く 植村隆
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■金曜日から、編集長後記、『週刊金曜日』からのお知らせ


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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】既刊本のご案内
 【5】イベントのご案内 

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【1】注目の記事  

■シリーズ国葬への疑義・第1回

●吉田茂元首相の国葬で何が起きたか
「歌舞音曲」は控えよ
金本裕司

安倍晋三元首相の国葬について、岸田文雄内閣は、9月に実施すると閣議決定した。国葬の根拠はあいまいで、通算8年8カ月の長期に及んだ政権の評価も定まらないままだ。賛否渦巻く中で行なわれるとすれば、どんな日になり、どんな影響を社会に及ぼすのか。それを探るため、戦後に唯一実施された、55年前の吉田茂元首相の国葬を当時の報道をもとに振り返る。

◆「安倍晋三の国葬に反対」ハッシュタグも続々拡散 数万「いいね」のツイートも
岩本太郎・編集部

●統一教会と安倍ファミリーの深い関係
政治と宗教のあり方について国会は独自の検証が必要
有田芳生

第26回参議院選挙最終盤の7月8日、安倍晋三元総理は、奈良市大和西大寺駅前で選挙応援中に銃撃を受けて暗殺された。容疑者の山上徹也は現行犯逮捕され、事件の背景に、統一教会(現在は世界平和統一家庭連合、韓鶴子総裁)によって信者である母親の1億円を超える献金などにより家庭崩壊した問題が浮上した。統一教会と政治の暗部を探る。

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■核兵器禁止条約

●ICAN国際運営委員・川崎哲さんに聞く
第1回ウィーン締約国会議の成果と課題
「やることは決まった もう後戻りはしない!」

核兵器の開発から使用までを全面的に禁じる「核兵器禁止条約」が国連で採択されてから5年──6月21?23日には第1回締約国会議がウィーンで開かれ、核廃絶への決意を示す「ウィーン宣言」と具体的な「行動計画」を採択した。米ロをはじめとした核保有国や日本政府が極めて後ろ向きな姿勢を続ける中で、国境を超える市民運動として非保有国に働きかけ、条約制定に大きく貢献してきた核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員の川崎哲氏に、ウィーン会議に至る経緯、成果と課題について聞いた。

●[特別寄稿]阿部信泰・元国連事務次長が解説
日本のオブザーバー参加「今からでも方針転換できる」
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【2】 編集長後記 

 国葬

 安倍晋三元首相が銃撃を受け死亡してから3週間が過ぎた。岸田文雄内閣は7月22日、9月27日に国葬を行なうことを閣議決定した。首相経験者の国葬は1967年の吉田茂氏以来、55年ぶりだ。国葬をめぐっては国論が二分されている。
 22日には、東京・永田町の首相官邸前で市民ら200人以上が集まり、「国葬反対」「安倍政治を美化するな」などと口々に叫んだ。21日には市民約50人が閣議決定と予算支出の差し止めを求める訴えを東京地裁に起こした。国が葬儀の全費用を負担することになれば財源は税金だ。中曽根康弘元首相の内閣・自民党合同葬での公費支出は9643万円だったが、国葬なら公費負担はさらに増えるだろう。

 費用のみならず、安倍氏を国葬で見送ることで、「モリ・カケ・桜」やアベノミクス、安全保障法制の整備など、まだ検証すべき問題がなかったことになってしまうことを憂慮する。そして、「安倍氏が果たせなかった憲法改正を成し遂げる」という声が大きくなることも。(文聖姫)

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【3】2022年8月5日・12日合併号(第1388号)予告

【シリーズ「国葬への疑義」】2回目
●そもそも国葬とは?|宮間純一

【特集】戦争をとめるためにいま考えること
【特別寄稿】
●戦後77年は新たな戦中と戦前に/今夏の「8月ジャーナリズム」は別の趣|水島朝穂

●戦争と言論の不都合な関係/朝鮮戦争報道から紐解く米国の“心理戦”|米津篤八

●自分の国を疑え/元イスラエル兵、ダニー・ネフセタイさん|永尾俊彦

●高齢のウクライナ人女性を娘のもとへ送り届けた「命の襷」リレー劇|丸山美和

●あの日、子どもだった/戦争はその人が死ぬまで終わらない|大石芳野

●想田和弘お薦め、夏休みに見ておくべき戦争映画

●この夏必見のTVドキュメンタリー|ワタナベ=アキラ

●きんようパズル クロスワード 5名様に図書カード(2000円)進呈!

【新・買ってはいけない】
●お砂糖が気になる「ジャム」|沢木みずほ

【食】
●化学が頼りの「フードテック」は食料生産の柱になるか?|天笠啓祐

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【4】既刊本のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php

★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php

『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の田中優子さんの対談を中心にブックレット化。

★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う

『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php

今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後はいま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらためてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の内容を再録したもの。

┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002524.php

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民として、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために必要だ。

【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき

【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた。
 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わり23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得ながら残された右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。

┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどころか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」によって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供する。

┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。

┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。

┃Kindle版┃エシカルに暮らすための12条 地球市民として生きる知恵

古沢広祐(ふるさわ・こうゆう):著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002859.php

最近よく耳にする「エシカル」という言葉。
エコやオーガニックとちょっと似ていますが
生産者の人権や労働環境、商品生産の背景まで考慮する点が違います。
本書がグローバル化によって地球のすみずみにまで広がった生産・消費のつながりを
改めて考えるきっかけになればいいなと思います。

【『エシカルに暮らすための12条』目次】
 はじめに
第1条 グリーン(環境)からエシカル(社会)へ
第2条 ファッションだってエシカルに
第3条 鰻を食べて大丈夫かな? 水産物こそエシカルでありたい
第4条 有機=エシカル? オーガニック認証への問い直し
第5条 森のエコラベル
第6条 動物福祉─アニマルウェルフェア 先を進む世界の動向
第7条 町ぐるみでエシカルめざす フェアトレードタウンの広がり
第8条 過熱するペットビジネス 輸入ペットの動向にも注意!!
第9条 日本にもある現代の奴隷制度
第10条 つくる責任・つかう責任 SDGsのゴール12
第11条 銀行・投融資を変えるエシカルなお金って?
第12条 『バナナと日本人』のその後
補論 日本でのエシカルの広がり──エシカル通信簿、ブラック企業大賞、地方での展開

【著者略歴】
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう)
1950年生まれ。國學院大學経済学部教授、NPO「環境・持続社会」研究センター代表理事。著書に『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと? あなたと考えたい命のつながりあい』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(日本放送出版協会)、共著に『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開』(明石書店)など。関連するトピック情報として、サステナブル・ブランドジャパン(SB-J)ネットサイト(http://www.sustainablebrands.jp/)で連載コラムを掲載しています。

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★第7回パネル展
知ることで未来が見える 戦争の加害

日時:2022年8月2日(火)?9日(火)、10時?19時
場所:かながわ県民センター1階展示室
参加費:無料
問合せ:090-7405-4276
主催:記憶の継承を進める神奈川の会
協賛:『週刊金曜日』