週刊金曜日 1388号 2022.8.5/12 目次 国葬反対

2025年9月12日

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私の注目記事 ・風速計 宇都宮健児 法的根拠がない安倍元首相の国葬
・きんようアンテナ 国葬反対 続々上がる抗議の声 市民団体 予算執行中止の仮処分申請
・秋葉原無差別殺傷事件、加藤死刑囚 携帯電話専用掲示板での異変が発端
・政治時評 長谷川綾 旧統一教会伏せた忖度報道のツケは? 統一協会の名前を新聞・テレビは参院選が終わるまで出さなかった。ネットと海外メディアでは銃撃翌日から実名が駆け巡った。
・内田樹 自民党と統一教会の癒着 利益優先
・シリーズ国葬への疑義 第二回 宮間純一 私は国民の意見をまったく聴かず、閣議決定のみで「国葬」を決めてしまった岸田内閣に強い不安を感じる。
・メディアウォッチ 国葬に全国紙は賛成多し 反対と再考を訴えた地方紙 信濃毎日「なぜ慣例を破って国葬。岸田首相の説明では納得がいかない」
特集戦争を止めるためにいま考えること
・朝鮮戦争報道 日本人記者は米軍による韓国ソウル空爆を報じなかった。北南朝鮮の人口20%約400万人を殺した 米津篤八
・高齢のウクライナ人女性を、無事オスロの娘のもとへ「命のたすき」リレー劇 丸山美和
・この夏、必見のドキュメンタリー ワタナベ=アキラ
・夏休みに観ておきたい戦争映画 想田和弘
・ヒラ社長が行く 植村隆 報道の自由度ランキングが第二次安倍政権下で急落。朝日は吉田清治氏記事を14年に取り消し後、慰安婦報道について萎縮している。
・裏表紙 デジタル金曜日始まりました スマホ、タブレット、パソコン・・で
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fujisan目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計「法的根拠がない安倍元首相の国葬」宇都宮健児
■金曜アンテナ
・「国葬反対」予算差し止めの仮処分など運動が拡大 続々上がる抗議の声 岩本太郎
・秋葉原無差別殺傷事件、加藤智大死刑囚の死刑執行 真の理由、いまだ見えぬまま 渋井哲也
・新人巡査の拳銃自殺、神奈川県警の責任認める判決  「安全配慮義務違反」を指摘 池添徳明
・猛暑で命の危険も、野宿者らが東京・渋谷区に申し入れ 自治体「夜間シェルター」ゼロ 
渡部睦美 
■さらん日記
■ジェンダー情報
■政治時評 長谷川綾
■凱風快晴ときどき曇り 「自民党と統一教会の癒着」 内田樹
■シリーズ「国葬への疑義」第2回 
・日本史から国葬問題を考える 国葬は日本の戦後民主主義とはなじまない儀式 宮間純一
■メディアウォッチ 
・安倍晋三元首相の「国葬」に全国紙は温度差あるも賛成多し 
「反対」と「再考」を訴えた地方紙 臺宏士
■【特集】戦争を止めるためにいま考えること
・「最大の人権侵害」を食い止めるために何ができるのか 文聖姫
・【特別寄稿】水島朝穂・早大教授と考える 
戦後77年は新たな戦中と戦前に 武器供与ではなく、即時停戦求める声を!
・朝鮮戦争報道からひも解く米国の“心理戦” 戦争と言論の不都合な関係 米津篤八
・元イスラエル兵、ダニー・ネフセタイさん 自分の国を疑え 永尾俊彦
・高齢のウクライナ人女性を、無事オスロの娘のもとへ 
愛を渡し、受け取り、人を助ける 「命の襷」のリレー劇 丸山美和
・あの日、子どもだった 写真・文/大石芳野
・この夏、必見のドキュメンタリーを紹介 ワタナベ=アキラ
・いま、想田和弘編集委員がお薦めする 夏休みに観ておきたい「戦争映画」
■半田滋の新・安全保障論 「政治の都合で急がされた南スーダンPKO撤収」
■きんようパズル クロスワード 
■経済私考 佐々木実
■告発から3年半、いまだ加害に向き合わず謝罪・反省なし 
広河隆一氏の写真展に「許さない」の声 阿部岳
・広河氏インタビュー「性暴力を僕が本当にしたのか」
・元社員や沖縄の女性たちの声 「活動再開は、被害者の人生を再び破壊する」 渡部睦美
■【連載】“日の丸ヤミ金”奨学金 第11回 若者から収奪する「日本学生支援機構」
 最大の延滞理由は「低所得」 三宅勝久
■らんきりゅう 「宗教二世の抱える困難と求められる支援体制」 雨宮処凛
■化学技術が頼りの「フードテック」は食料生産の柱になるか? 天笠啓祐
■新・買ってはいけない お砂糖が気になる「ジャム」 異性化糖に健康懸念 沢木みずほ
■言葉の広場、金曜川柳、イラストレーション、みんなの写真展、論考
■ヒラ社長が行く 植村隆
■編集委員から
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■金曜日から、編集長後記、業務部からのお知らせ
■猫様 想田和弘


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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】既刊本のご案内
 
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【1】注目の記事  

■シリーズ国葬への疑義・第1回

■戦争を止めるためにいま考えること

●「最大の人権侵害」を食い止めるために何ができるのか
文聖姫・本誌編集長

●【特別寄稿】水島朝穂・早大教授と考える
戦後77年は新たな戦中と戦前に……武器供与ではなく、即時停戦求める声を!

「戦後77年の夏」というが、今この瞬間にも世界各地では戦火が絶えない。戦争を生み出す構造から目をそらし、「改憲だ」「国葬だ」と号令するこの国で、私たちは何を語り、何をなすべきか── 憲法学者の水島朝穂氏とともに考えるべく、特別寄稿による問題提起をお願いした。

●朝鮮戦争報道からひも解く米国の“心理戦”
戦争と言論の不都合な関係
米津篤八

ウクライナ戦争をめぐり、日本のメディアはロシア政府の強圧的な言論統制をしばしばやり玉に挙げている。だが、それは独裁政権の専売特許なのか。民主主義を謳う社会では“真実の報道”がなされているのか。70年前の朝鮮戦争報道を振り返
り、戦争と言論の不都合な関係について考えてみたい。

●元イスラエル兵、ダニー・ネフセタイさん
自分の国を疑え
永尾俊彦

戦争や原発をテーマにした集会の講師として、ときどき名前を見かけるダニーさん。聞けば元イスラエル兵で、日本在住40年以上の家具職人だという。自国の戦争にどう向き合い、日本のいまをどう見ているのか。

●高齢のウクライナ人女性を、無事オスロの娘のもとへ
愛を渡し、受け取り、人を助ける「命の襷」のリレー劇
丸山美和

2月24日にロシアがウクライナを侵攻してから5カ月以上が過ぎたが、停戦への道筋はまだ見えていない。ロシアの侵攻から約3週間後にウクライナとポーランドの国境沿い、プシェミシルへ向かった筆者は、プシェミシル駅で連日数千人を超える避難者がたどり着くのを目撃した。そこで偶然、一人の難民の老女と知り合った。その後数時間、彼女を取り囲んだのは、愛という名前の「命の襷」だった。

●あの日、子どもだった
写真・文 大石芳野

●この夏、必見のドキュメンタリーを紹介
ワタナベ=アキラ

東京五輪の喧騒が消えた今夏。ウクライナ戦禍の報は絶えることなく、香港、ミャンマーそしてロシアでも圧政に苦しむ叫びはつづく。次代に希望をつなげようとの思いを込めたテレビと映画のドキュメンタリーを通して、この国と世界の、平和と民主主義をしっかり考える夏にしたい。

●いま、想田和弘編集委員がお薦めする
夏休みに観ておきたい「戦争映画」

「戦争」とは何か、軍隊とは何か。体験のない世代にはいまひとつ見えにくい。だが、優れた映画は、その本質を疑似体験でもたらしてくれる。想田和弘編集委員による“極私的”戦争映画プレイリスト。
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【2】 編集長後記 

 ついてない日

「ついてないな」と思う日がある。これを書いている今日がまさしくそんな日だった。たわいない話だ。朝、最寄り駅で電車に乗った。通勤時間帯なので当然座れない。で、立った場所が悪かった。私の前の両隣の席に座っていた人は次々降りていくのに、私の前の人は降りない。結局乗ってから40分ほど立つ羽目に。それだけの話だ。

 人間は日々何らかの選択をしている。それが良かったと思うこともあれば、間違ったかなと思うこともある。もし、この道を選ばなければ、違う人生もあったのに、と考えることも少なくない。でも、違う道を選んだところで、きっと何らかの不満は残るだろう。体験しなかったもっと良い選択肢があったのではないかと考えるからだ。

 個人の選択肢なら、「ああ、今回は選択を誤ったな」で済むだろう。でも、これが国家ともなると話は違ってくる。「誤った選択」をしないために、ギリギリまで考えに考え抜かねばならないだろう。一番愚かなのは戦争という選択肢だ。(文聖姫)

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【3】2022年8月19日号(第1389号)予告

【旧統一教会】
●旧統一教会関係国会議員リスト(上)|鈴木エイト

●沖縄県議員と旧統一教会との関係|大野亨恭

【戦争を止めるためにいま考えること】
●憲法に自衛隊が明記されると徴兵制が合憲になります/伊藤真弁護士に聞く |聞き手・崔善愛

●新しい国際法の流れ汲むブラジル連邦最高裁判所判決/日本軍「慰安婦」訴訟控訴審で原告側が書証として提出|山本晴太

【生活保護】
●生活保護引き下げ訴訟 熊本地裁の画期的判決が問うもの|本田良一

【電力需給逼迫】
●岸田政権が語らない「根本原因」とは

【福島原発事故】
●12年目の避難者 家族のこころとからだを返して!|平舘英明

【提携連載企画Tansa】
●公害「PFOA」24|中川七海

【不謹慎な旅】
●第50回 玉砕の花 新宿御苑から「桜花」へ 写真・文 木村聡

【くらし食】
●アメリカで中国産アサリからPFOA検出|植田武智

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【4】既刊本のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php

★日本会議と神社本庁

『週刊金曜日』成澤宗男 編著 1000円+税 A5判並製・232頁
https://www.kinyobi.co.jp/publish/002036.php

1997年に設立された日本会議は、神社本庁といくつかの宗教団体が中核をなす、右派団体だ。また関連組織の日本会議国会議員懇談会には、多くの国会議員が加わっている。ナショナリズムと宗教が結びつき「壊憲」を目指す右派組織『日本会議と神社本庁』(2016年刊)

★私の1960年代

山本義隆著 2100円+税 B6判並製 368頁
https://www.kinyobi.co.jp/publish/001792.php

2015年「秘密保護法」「安保法制」などにより日本が大きく転換するなか、元東大全共闘代表が初めて自らの闘争を振り返った。1960年代と「現在」をつなぐ画期的な書。科学史の見地からも帝国日本から戦後日本のあゆみを考察する。(2015年刊)

┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002524.php

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民として、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために必要だ。

【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき

【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた。
 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わり23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得ながら残された右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。

┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどころか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」によって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供する。

┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。

┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。

┃Kindle版┃エシカルに暮らすための12条 地球市民として生きる知恵

古沢広祐(ふるさわ・こうゆう):著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002859.php

最近よく耳にする「エシカル」という言葉。
エコやオーガニックとちょっと似ていますが
生産者の人権や労働環境、商品生産の背景まで考慮する点が違います。
本書がグローバル化によって地球のすみずみにまで広がった生産・消費のつながりを
改めて考えるきっかけになればいいなと思います。

【『エシカルに暮らすための12条』目次】
 はじめに
第1条 グリーン(環境)からエシカル(社会)へ
第2条 ファッションだってエシカルに
第3条 鰻を食べて大丈夫かな? 水産物こそエシカルでありたい
第4条 有機=エシカル? オーガニック認証への問い直し
第5条 森のエコラベル
第6条 動物福祉─アニマルウェルフェア 先を進む世界の動向
第7条 町ぐるみでエシカルめざす フェアトレードタウンの広がり
第8条 過熱するペットビジネス 輸入ペットの動向にも注意!!
第9条 日本にもある現代の奴隷制度
第10条 つくる責任・つかう責任 SDGsのゴール12
第11条 銀行・投融資を変えるエシカルなお金って?
第12条 『バナナと日本人』のその後
補論 日本でのエシカルの広がり──エシカル通信簿、ブラック企業大賞、地方での展開

【著者略歴】
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう)
1950年生まれ。國學院大學経済学部教授、NPO「環境・持続社会」研究センター代表理事。著書に『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと? あなたと考えたい命のつながりあい』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(日本放送出版協会)、共著に『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開』(明石書店)など。関連するトピック情報として、サステナブル・ブランドジャパン(SB-J)ネットサイト(http://www.sustainablebrands.jp/)で連載コラムを掲載しています。

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