週刊金曜日942号 2013.5.10目次、歴史哲学的憲法講座1

2025年9月16日

2023.7.12記
P46歴史哲学的憲法講座1 「明治憲法」から改憲タカ派の幼稚さを学ぶ 八柏龍紀
・「純国産」ではない明治憲法
・伊藤が目指した「立憲政治」
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P48慎太郎のおかしさ
人びとの心底に流れる生存への欲求、普遍である平和への志向。現代において「憲法」とは人びとの願いが理念として反映された法であると思う。
憲法・改憲
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<>   2013.5.10
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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】催し物のご案内
 
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 【1】注目の記事

■安倍晋三「国土強靱化計画」のインチキさ

安倍晋三首相は「国土強靱化」と称して今後10年間で200兆円を投資するとい。2013年度政府予算案(一般会計)が総額92.6兆円であることを考えると、べらぼうな考えだ。この「総額ありき」の計画で、、無駄で無茶な公共事業が次々とゾンビのように復活したり、民主党政権の事業が無批判に継承されたりしている。これは強靱化どころか、自然の恵みを破壊する「国土脆弱化」にほかならない。

●地下40メトール以深を進む東京外かく環状道路計画
長さ16キロにわたって地下水をせき止める恐れ
永尾 俊彦

●国土強靱化計画は、「有事体制」につながるか
五十嵐敬喜法政大学教授に聞く

安倍晋三政権がうちだした「国土強靱化計画」は、単なる公共事業政策にとどまらない射程を含んでいる。公共事業政策、法律の専門家で、民主党政権で内閣官房参与を務めた五十嵐敬喜法政大学法学部教授に、その企図を聞いた。

●こんなダムはいらない
文・写真 村山 嘉昭

「国土強靱化」の美名のもと、全国で有害な公共事業が進んでいる。
ダムに絞ってほんの一部を紹介しよう。

●「美しい名目」でのばら撒きを危惧する
蓮舫参院議員インタビュー

アベノミクスによる大規模な公共投資をどうみるべきか。
民主党政権下で内閣府特命担当大臣として事業仕分けに
携わった、蓮舫参院議員に話を聞いた。

●熊本・荒瀬ダム、ゲート開放から3年
ダムを壊すと魚が戻ってくる
文・写真 つる 詳子

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 【2】編集長コラム

編集長後記

 朝のテレビ番組で、船田元・自民党憲法改正推進本部長代行が、改憲草案中の「公の秩序」や「公益」の意味について語っていた。たとえば、土地の所有者が抵抗して道路がつくれない場合には公の利益のため、土地という私有財産を簡単に没収できるようにしたいという話だった。

 大部分が完成した東京外環道路も、地上げに難航し建設は大幅に遅れた(と政府は考えているだろう)。三〇年ほど前、私が小学生だった頃の千葉県市川市では学級全員の親が建設反対の署名をしていた。しかし今、地元での抵抗は少数だ。国の公共事業はそうして個人を克服してきた。

 経済学者の岩井克人は資本主義経済では自由主義や個人主義よりも「私有財産制」が重要だと『資本主義から市民主義へ』で指摘していた。人はまず自分の体を所有していなければ自己決定ができない、始まらない、からだという。つまり、自民改憲案では(無自覚だろうが)、国民の体も公益のためには差し出させる企図も法体系に含んでしまったといえるのだ。 (平井康嗣)

(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
[編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/

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 【3】次号 943号予告

特集
戦後史の闇
自衛隊とサリン

日露交渉と北方領土
 東郷和彦・外務省元ソ連課長
 佐藤優

自民党改憲草案徹底批判シリーズ5回目
憲法を歴史哲学の視点で読む 八柏龍紀
明日の自由を守る若手弁護士の会

”民主化”の影で続く先頭 ミャンマー軍とカチン独立軍の攻防 八尋伸

宇崎竜童インタビュー

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 【4】近刊のご案内

★『無名人のひとりごと』
永 六輔著、1575円、四六判フランス装 288ページ
ISBN978-4-906605-89─7
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2721

これぞ元祖つぶやき

ここに、46年前から「つぶやき」をしていた男がいた!
テレビやラジオの世界で最先端にいながら、揺るがぬ批判精神、機知に富んだ風刺、自虐ネタの数々……読みはじめたら止まらない、つぶやきの集大成。

野坂昭如氏いうところの「これは一つの文学である」 1967年、46年前の原点「芸人その世界」も巻末に抄録。小沢昭一、渥美清、淀川長治、黒柳徹子……そして無名の人々の「ひとりごと」にいまこそ耳を傾けてみたい。

浅賀行雄画伯のイラストレーション45点も一挙掲載!

高齢者たちよ、 イカレ、オコレ、そして笑ってしまえ
オヤジとか、おばさんとか呼ばれてしまう、すべてのひとたちに
いまこそ元気印のビタミン剤を!

まえがき  老いしい生活
その1   ジジのつぶやき      後期高齢者から前期高齢者へ
その2   テレビよテレビ嗚呼テレビ 有名人と無名人
その3   政治アンポンタン 国という境界線
その4   社会・芸能ひとりごと   ものづくりと芸能
その5   東日本大震災       ひさしさんと「ガンバレ東北」
特別付録 「芸人その世界」アンソロジー 『話の特集』1967〜69年

★『悪名正機 アウトサイダー十三人の話』
高須基仁著、定価1365円(税込)、A5判並製 180頁
ISBN978−4−906605−88−0
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2648

全員、嫌われ者。だから、面白いんだ。
嘗て「ヘアヌード写真集の仕掛人」とも言われた高須基仁。彼の交際範囲は広く、芸能人、レスラー、ボクサー、宗教家、左右の活動家、作家、漫画家、映画監督、AV女優、政治家など、枚挙にいとまない。

著者厳選の、一般メディアには登場しない人物との対話集。

〔13人のアウトサーダーたち〕
前田日明(「RINGS」CEO) 在日コリアンから帰化、いま「国」への思いを語る
朝堂院大覚(武道総本庁総裁) 朝青龍暴行疑惑、亀田問題、「怪人」が語った歴史の裏側
斎藤智恵子(浅草ロック座会長) 「浅草の女帝」の生き様と女の矜持
石井和義(K-1元プロデューサー) 出所から2年、総合格闘技ブームの火付け役が思うこと
柳美里(作家) 分断された朝鮮への思いと家族へのこだわり
川崎タツキ(元プロボクサー) 少年院、暴力団、薬物依存地獄を乗り越えたボクサー
戸川昌子(シャンソン歌手・小説家) 地獄をみてきた人間の強さ
杉浦和男(地下格闘技・KRUNCH創設者) 本物の“不良”の図太さとは
山本直樹(漫画家) 言葉の暴走の先に描くもの
ルミカ(シンガー) いじめをなくしたい──歌で広げた絆
秋田一恵(弁護士) 徹底的に被告に寄り添う
ごとう和(漫画家) 『6番めの虹』で原発事故を描く
黒岩安紀子(歌手・故団鬼六夫人) 左翼も右翼も泣かす歌い手

★70年代 〜 若者が「若者」だった時代
週刊金曜日編、 定価:1890円、四六判並製・400ページ
ISBN: 978-4-906605-87-3
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2633

何かが終わり、そしてその後に何かが始まった──。
政治の熱い季節が過ぎ去った後に迎えた七〇年代を語るとき、私たちは往々にしてこのように表現しがちだ。だが実際にそこで何が目撃されて何が語られ、いかなる理念が生みだされてきたのだろうか。

現在までも明確な総括をなし終えぬまま、人々はこの時代が残した多すぎてかつ大きすぎるさまざまな残影を引きずり続けて、二一世紀の二度目の一〇年代を迎えている。

いま、「回答」という名の終着地がない思索の果てしない海路へ、読者を誘う。懐古に留まらない、現在と未来をも洞察する手がかりを求めながら……。本誌好評連載「70年代の光と影」の単行本化。

《目次》
まえがき
座談会 平熱が高かった70年代、そしていま
     雨宮処凛 中山千夏 平井玄   司会/北村肇

1 阿久悠、社会現象を創った男「歌は世につれ」ではなく「世が俺の歌につれ」たのだ 1970 鈴木 耕
2 田中美津と榎美沙子 ウーマン・リブが担った矛盾とはざまを今も凝視する 1970 田中 優子
3 検定官を萎縮させた家永三郎三二年の教科書訴訟 1970 高嶋 伸欣
4 現代人の「まつり」に爆発させた岡本太郎の意志と野望 1970 北村 肇
5 ちばてつや「あしたのジョー」が渡った“1970年”という橋 1970 田沢竜次
6 三島由紀夫と高橋和巳 学ぶべきものはすべて この二人に学んだ 1970〜71 鈴木 邦男
7 ニクソンショックがドルの大幅下落とマネー経済病を生んだ 1971 山田 厚史
8 日活ロマンポルノ 日本映画低迷期に吹いた新しい風 1971 寺脇 研
9 『二十歳の原点』と高野悦子が残した激動の日々の記憶 1971 成澤 宗男
10 保革伯仲時代ゆえに司法の右旋回を狙った青法協攻撃 1971 宇都宮 健児
11 戦争責任問題を浮上させた昭和天皇裕仁の二つの「海外訪問」 1971〜75 天野 恵一
12 連合赤軍事件 社会への回路が閉じられて「生きづらさ」につながった 1972 雨宮 処凛
13 届かなかった建議書 沖縄不在の「復帰」に、異を唱えた屋良朝苗 1972 平良 亀之助
14 稀代の金権政治家田中角栄と越山会に挑んだ「たった一人の闘い」 1972 桜井 善作
15 『神田川』と過ぎ去った季節の追憶 1973 成澤 宗男
16 水俣病 1973
17 セブン−イレブンから始まった利便性の果てに 1974 斎藤 貴男
18 『笑い』の毒で右も左もぶっ飛ばすつかこうへい演劇の衝撃 1974 横内 謙介
19 ファシズムに対抗する「共創協定」を仲介した国民作家・松本清張 1974 辻井 喬
20 “狼”大道寺将司と東アジア反日武装戦線 償いきれぬ償い 1974 宇賀神 寿一
21 時代を疾走した青春のべ平連と訪れた「解放」の日 1975 吉岡 忍
22 「人間解放」をめぐる交錯テクノロジーと想像力に揺れた村上龍と村上春樹 1976/79 池田雄一
23 山田太一「岸辺のアルバム」と崩壊家庭を立て直そうとする者 1977 佐高 信
24 蜷川・美濃部・黒田 革新自治体と「TOKYO作戦」 1978〜79 村上 恭介

1970年代の出来事(年表)

★飲水思源
メディアの仕掛人(プロデューサー)、徳間康快
濁々併せ呑む夢の大プロデュサー
佐高信著、1575円、四六判上製・232ページ
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2615

徳間書店創業者で、宮崎アニメを世に送り出し、芸能、音楽、出版、新聞……それぞれのエンターテインメントを一流に育て上げた徳間康快の絶対値の大きさを人物評伝の名手佐高信が描く。
本誌好評連載の単行本化。

★『週刊金曜日』臨時増刊「さようなら原発 路上からの革命」
500円
http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=2163

「脱原発」のデモや集会が全国に広がっています。毎週金曜日に行なわれる首相官邸前デモは10万人の規模になり、「7・16」の代々木公園には17万人の人々が集まりました。

目立つのは、政党や組合の動員ではなくツイッターなどの呼びかけで集まった人々の姿です。子ども連れの若いカップルもたくさんいます。こうした新しい動きに「革命」との評価も出てきています。

本増刊号はカラー32ページ。「路上からの革命」を写真中心の企画でまとめました。官邸前デモ、「7・16」の空撮を始め、全国のデモの様子も網羅しています。また一般募集した写真を数多く掲載しました。

「歴史的事件」を市民の方々とともに残したかったからです。ぜひ、お手にとってください。

首相官邸前抗議行動/さようなら原発17万人集会/国会大包囲/首相へ直接要
求・勧告行動/大飯原発を停止せよ!/全国へ、世界へ路上からの革命のうねり

二重のアセンブリ       柄谷行人
関電のウソ          広瀬隆
アクションの先にあるもの   雨宮処凛/鎌田慧/ミサオ・レッドウルフ
福島の人達のいま       畠山理仁
市民主義の成立(再録)    久野収

この増刊号は書店のみの発売になります。定期購読には含まれませんので、定期読者の方はぜひ書店でお求め下さい。
*「ブックサービス」に電話(0120−29−9625)かWEBサイト
(http://www.bookservice.jp/)
から注文できます。
*音訳版もあります。

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 【5】催し物のご案内

★安全な原発はあるのか?
〜福島第一原発の現状をから考える〜
講演:後藤政志(元東芝・原子炉格納容器設計者)

日時:5月18日(土)13時半(13時開場)
場所:東京都八王子市・北野市民センター8階ホール
(京王線北野駅1分)
参加費:500円(割引有)C(要予約)
問合せ:080−4904−5962
主催:子どもたちの未来と自然エネルギーを考える八王子市民講座
協賛:『週刊金曜日』

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Posted by 中の人