週刊金曜日1435号 2023.8.4-11目次、改めて反戦を考える、陶器爆弾

2025年9月12日

週刊金曜日1435号 2023.8.4-11目次
*私の注目記事
P6 木原氏妻は元夫の死に関与?元警視庁刑事が記者会見 金本裕司
P8 「日の丸・君が代強制するな」7.23全国集会
P18日本に落とされた49発の模擬原爆パンプキン 死者約400人 春日井の戦争を記録する会
P22スカートしか穿かない」につながる戦争体験 森嶋瑤子 自由にものが言えない 議論こそが教育
P34 川越市びん沼川 陶器爆弾、丹波篠山市陶製地雷 文・写真木村聡
P45 半田滋 要塞の島と化す北大東島 移動式管制レーダー 情報収集施設ができれば(敵の)攻撃対象となり、被害を覚悟しなければならない。
P48中国残留孤児の肖像 白幡一茂 身元未判明児 満蒙開拓団
P54 長崎海星高校いじめ自殺 共同通信編09 TANSA 長崎新聞へ謝罪
P63編集委員から11月で92歳になるが怪我が元で体も頭もままならぬ、本多勝一
P66金曜日から 資本論の入門 宇野弘蔵「経済原論」(岩波文庫)

fujisan目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計 「ジブリの大冒険Ⅱ」 想田和弘
■金曜アンテナ
・「文春砲」で告発した元警視庁刑事が記者会見 木原氏妻は元夫の死に関与? 金本裕司
・東京「世田谷区史」編纂委員に区が著作権の譲渡を強制 歴史学者、出版関係者ら異議 長岡義幸
・全国集会で教育関係者ら「新たな戦前」への危機感語る「日の丸・君が代」強制許すな 堅場勝司
・東電株主代表訴訟、控訴審で旧経営陣が主張 13兆円賠償判決「取り消し」を 小石勝朗
■ジェンダー情報
■さらん日記
■敗戦から78年の夏 改めて反戦を考える 戦争はいけないに決まっている
・ベトナム戦争犯罪を暴露した米高官エルズバーグの遺言 私たちに訴えかけた国家機密を乗り越える「良心の力」 梓澤和幸
・追悼式や慰霊碑建立、後世に伝える活動、各地で今も 日本に落とされた49発の模擬原爆 竪場勝司
・森嶋瑤子さんに聞く 「スカートしか穿かない」につながる戦争体験 中川紗矢子
・岐路に立つ平和教育に思いを込めて 『火のトンネル』『赤いボタン』著者 写真家・岡本央さんに聞く
・娯楽映画の名匠 深作欣二没後20年 銀幕に刻んだ敗戦体験 谷田部智章
・この夏、必見のドキュメンタリーTVと映画を紹介 ワタナベ=アキラ
・中国残留孤児の肖像 落葉帰根 写真・文/白幡一茂
■メディアウォッチ 2023年上半期、民放地上波で放送された自衛隊登場バラエティ番組を総チェック 突出して多い日テレ系エンタメ 早川タダノリ
■2030年までに核兵器禁止条約への日本の参加を目指す 核廃絶日本キャンペーンの準備が始動 竪場勝司
■不謹慎な旅 「戦争の地層の上に」 写真・文/木村 聡
■ハイリターンにまどわされないで! 手を出してはいけない「仕組債」 内藤眞弓
■新・買ってはいけない 「ナポリタン」はパスタソースを使わずにぜひ手作りを 沢木みずほ
■日本の民俗信仰 祀りをたずねて 「禅宗」 写真・文/山田しん
■政治時評 西川伸一
■半田滋の新・安全保障論 「財政支援の『アメ』を受けて『要塞の島』と化す北大東島」
■らんきりゅう「 生活が苦しい」「病院に行けない」「こんな賃金じゃやってらんねぇよ」雨宮処凛
■【提携連載企画】保身の代償 長崎高2いじめ自殺と大人たち 第1部・共同通信編 9カ月の子の育休中なのにとにかく急ぐ審査委員会 Tansa・中川七海
■きんようパズル 数独
■経済私考 鷲尾香一
■言葉の広場、金曜川柳、イラストレーション、論考
■ヒラ社長が行く 植村隆
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■金曜日から、編集長後記、『週刊金曜日』からのお知らせ

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_________________________________________________________『週刊金曜日』

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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】新刊本のご案内

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 【1】注目の記事

■敗戦から78年の夏、改めて反戦を考える
戦争はいけないに決まっている

「ペンタゴン・ペーパーズ」を暴露したダニエル・エルズバーグ氏の思い、森嶋瑤子さんがスカートしか穿かない理由は? 没後20年の深作欣二監督が映画に込めた反戦への思いは何だったのか。米軍が原爆投下を前に日本各地に落とした「模擬原爆」を語り継ぐ動きも追った。長崎の平和教育に関する写真絵本を2冊上梓した写真家の岡本央さんにもインタビュー。中国残留孤児の肖像は私たちに何を訴えかけるのか。敗戦から78年の夏、改めて反戦について考えたい。戦争はいけないに決まっている。

●ベトナム戦争犯罪を暴露した米高官エルズバーグの遺言
私たちに訴えかけた国家機密を乗り越える「良心の力」
梓澤和幸

ベトナム戦争におけるアメリカの戦争犯罪を「ペンタゴン・ペーパーズ」の暴露で内部告発したダニエル・エルズバーグは、2023年6月16日、カリフォルニア州ケンジントンの自宅で亡くなった。膵臓がん、92歳だった。戦争遂行権力のいわば中枢にいた男が、当時の国家機密をメディアに通報する決意をした背景には何があったのか? 市民のための市民のメディアを提唱・実践し、7年前、エルズバーグの思いを伝える実行委員会を立ち上げた弁護士の梓澤和幸氏に解説してもらった。

●追悼式や慰霊碑建立、後世に伝える活動、各地で今も
日本に落とされた49発の模擬原爆
竪場勝司

第2次世界大戦末期の1945年7月から8月にかけて、米軍が原子爆弾投下の訓練として、長崎に落とされた原爆と同型、同重量の「模擬原爆」を日本各地に計49発落とす空襲があった。投下箇所は現在の18都府県にわたり、死者は約400人、負傷者は1200人以上に及ぶ。投下から78年、追悼式や慰霊碑の建立、企画展示など、さまざまな形で模擬原爆の実態を後世に伝える活動が各地で取り組まれている。

●森嶋瑤子さんに聞く
「スカートしか穿かない」につながる戦争体験
中川紗矢子

今年は、今も敬意を集める世界的経済学者の故・森嶋通夫氏(1923?2004年)の生誕100年。鋭い社会批評でも注目を集めていた森嶋氏が「手のひらの上で喜んで転がされていた」(安冨歩・東大教授の談)と言われるほどに信頼と尊敬を寄せていた妻の瑤子さんに、戦争体験を中心に話を聞いた。

●『火のトンネル』『赤いボタン』著者 写真家・岡本央さんに聞く
岐路に立つ平和教育に思いを込めて

写真家の岡本央さんがこの夏、2冊の絵本を上梓しました。ともに長年にわたる長崎の平和教育の現場取材を積み重ねたものです。2冊の絵本への思いを聞きました。

●銀幕に刻んだ敗戦体験
娯楽映画の名匠深作欣二没後20年
谷田部智章

数々の傑作を生み出した映画監督、深作欣二(1930?2003)が没して今年で20年になる。娯楽映画の大家として知られるが、作品づくりの原動力には15歳で敗戦を迎えた自身の戦争体験があった。深作が生まれた茨城県水戸市で顕彰活動を続け、長男の深作健太(映画監督・舞台演出家)とも交流のある深作研究家の谷田部智章が、深作と戦争との関係について解説する。

●この夏、必見のドキュメンタリーTVと映画を紹介
ワタナベ=アキラ

●中国残留孤児の肖像
落葉帰根
写真・文 白幡一茂

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【2】編集長コラム
朝鮮戦争休戦70年

 亡くなった母から生前、こんな話を聞いたことがある。1945年8月15日、7歳の母は自分の母、つまり私の祖母に連れられて近所の家に「玉音放送」を聞きに行った。放送が終わると、祖母は母の手を握って、早足で自宅に戻った。そして、家に入り、扉を閉めた途端、彼女は小躍りしながら叫んだ。「ヘバンテッタ(解放された)!」と。

 日本人にとって敗戦の日は、朝鮮民族にとっては日本の植民地支配から解放された日だ。解放の喜びも束の間、米ソの軍隊がそれぞれ朝鮮半島の南部と北部を占領下に置く。48年には分断国家が生まれ、50年に朝鮮戦争が勃発。

 今年は朝鮮戦争休戦から70年だが、撃ち方止めの状態は続く。この日を「戦勝記念日」と位置づける北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)には、休戦70年を祝うため、ロシアのショイグ国防相、中国共産党の李鴻忠政治局員が訪朝。金正恩総書記は両者と相次ぎ面談した。ウクライナ戦争をめぐって、中ロ北朝鮮の「団結」を誇示する狙いがあるのか。今後に注目だ。(文聖姫)

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【3】次号予告  2023年8月18日(第1436)号

【特集】知ってほしい! 「ヤングケアラー」のこと

●一般社団法人ケアラーアクションネットワーク協会代表理事 持田恭子さんが語る 子どもが発するSOSに気付き 「家族を諦めない」支援を

●鼎談 加藤雅江さん×町亞聖さん×山谷典子さん

●特別寄稿 私がヤングケアラーだったころ|林 真司

【原爆被害者】
●「第二次『黒い雨』訴訟」 7月18日に第1回口頭弁論|小山美砂、山田尚弘

【社会】
●大阪維新の枚方市長が「不当労働行為」で組合に謝罪|白石憲二

【性売買問題】
●韓国の性売買経験当事者が、日本の女性に伝えたかったこと|岡本有佳
 
【新・買ってはいけない】
●お肌に危険な成分ばかり 「虫よけスプレー」には気をつけたい|渡辺雄二

【くらし 食】
●秋から年末に向けて卵や小麦製品の価格はどうなる?|垣田達哉

【好評連載】
●暗夜胸に手をおいて|安達茉莉子
●青木理の温泉という悦楽
●【提携企画】Tansa|中川七海

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【4】新刊本のご案内 

★黒沼ユリ子の「おんじゅく日記」 ヴァイオリンの家から

黒沼ユリ子著 1000円+税 A5判並製・124頁

【重版2刷出来】世界的ヴァイオリニストからの平和へのメッセージ
高校在学中にチェコのプラハ音楽芸術アカデミーへ留学。以後世界40数か国で独奏者として活動するかたわら、「音楽と平和は、普遍的な人類共通の言葉と願い」をモットーにメキシコ市に幼児から青少年を対象にした弦楽器のための音楽アカデミーを開設。演奏家であり、教育者でもある著者の歩みを振り返る。(2022年11月刊)

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