週刊金曜日165号1997.4.4目次、自由主義史観10明治大正の新聞に表れた侵略、江藤淳5
2023.10.24記
週刊金曜日165号1997.4.4目次

P5金曜アンテナ 史実を権力と暴力で「墨塗り」させるな!田中伸尚
従軍慰安婦に関する教科書記述の削除要求の「教科書攻撃」が続いている。
近現代史の実実を権力と暴力で「墨塗り」させてはならないと、「教科書に真実と自由を」連絡会の結成。
高嶋伸欣琉球大教授は、冷笑主義は決してジャーナリズムに役立ちはしなかった「ヒトラー独裁下のジャーナリストたち」=朝日新聞社刊。

P24徹底追及 自由主義史観10 明治大正の新聞に表れた侵略 坂本龍彦
日本が「韓国侵略」の道を歩んできたのは、事実そのものなのだ。
駅前にある40-50戸の朝鮮人集落に行っても朝鮮人は口を開いてくれず、隠れる女性もいた。朝鮮窒素肥料(株)の進出で、朝鮮人は住みよい場所を追われていた。汽車に乗って座る席がないと朝鮮人を立たせるような日本人の威張り方も恥ずかしかった。
P25・”討伐”で日韓併合へ
日韓併合直前の朝鮮義兵の若者は、「日本の奴隷として生きるよりは、自由な人間として死ぬ方がましだ」と語った。
・「自虐」ではなく、「事実」
P26・「被征服民族からの掠奪」
批判する現地の新聞をあらゆる迫害をして自滅させ。
1919.3.1,京城パゴダ公園に集まった群衆から起こった「三・一朝鮮独立運動」には各地で200万人が参加。日本軍は武力で徹底的に鎮圧を図り、約8千人の死者を出し、逮捕者は5万人を超えた。
・一切を棄つるの覚悟」で
石橋湛山は東洋経済新報1921.7.23号社説で、「朝鮮・台湾・満州を棄てる」ところに日本の活路を見ていた。植民地を捨て、中国やシベリアへの干渉をやめることで、四隣のアジア民族の心をつなぎ、親密な関係を築ける、と論じた。
・「正確な自己認識」を
P57金曜日の本箱
・「平和大国か軍事大国か」浅井基文 著、近代文芸社 護憲の意義を訴える
・「歌劇の町のもうひとつの歴史」鄭鴻永 著、神戸学生・青年センター出版 宝塚周辺の土木工事には多くの朝鮮人が関わった歴史があった。
P64蝙蝠を撃て!7,江藤淳5 天皇を現人神としてあがめるのは明治政府がつくりだした新興宗教だ。神格化された明治、大正、昭和の3人の天皇は歴代天皇のなかでまったく例外的な存在だよ。
P65政府は明治元年1986年から敗戦の1945年まで3世代77年間にわたって教育と警察や特高警察、憲兵隊などの力で天皇崇拝を国民にたたきこんだ。
幼児のときから国家権力を総動員して洗脳するのだからいまのカルト以上だ、天皇崇拝。奉安殿の中には天皇の御真影(写真)がおさめられている。
天皇を批判すると国賊の烙印をおされひどい目にあわされた。1933年生まれ天皇崇拝教育をたたきこまれた江藤淳はいまだに天皇の呪縛にとらえられていて何かあると天皇にすがるのだ。
P66天皇の呪縛にとらわれている人間は天皇の戦争責任に話がいくのを恐れて過去に日本が何をしたか解明しようとしない。
アジアの国々との間の戦争の後始末が不十分なのはそういう連中が日本を支配してきたから。
P67日本を支配している人たちの多くは天皇の呪縛から自由でない。
蝙蝠たちの親玉 天皇の呪縛にとらわれている江藤淳は日本を戦前の天皇崇拝の社会に引き戻そうとしている。
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・教科書から消せない戦争の事実、家永三郎監修 青木書店
明石書店
・韓国の歴史
・「慰安婦」とは何か アジア女性資料センター
大月書店
・近現代史の真実は何か 藤原彰 森田俊男
・南京大虐殺を記録した皇軍兵士たち 小野賢二 藤原彰 本多勝一
・日本軍の化学戦
・共同研究 日本軍慰安婦 吉見義明 林博史
教育史料出版会
・いま学びたい近現代史 梅田欽治 佐藤伸雄
梨の木舎
・ビルマ戦線楯師団の「慰安婦」だった私 文玉珠
・旅行ガイドにないアジアを歩く香港 和仁廉夫
・旅行ガイドにないアジアを歩く韓国 君島和彦ほか
・アジアの教科書に書かれた日本の戦争 東アジア編
・アジアの教科書に書かれた日本の戦争 東南アジア編



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