週刊金曜日1473号 2024.5.24目次,身の回りにはPFASがいっぱい

2025年9月12日

*私の注目記事
P8映画「1923関東大虐殺」 膨大な証言で真実に迫る 福島みずほ「公文書はたくさんある。100年前の虐殺は地続きで、今もヘイトスピーチや排外主義が日本の中にある」
P12子ども食堂で自衛隊が募集広報 長谷川綾 札幌地本 小4が基地で戦車乗る「一種の貧困ビジネスだ」
P24身の回りにはPFASがいっぱい 化粧品、フライパン、スキーwax,塗料・ペンキ、和服・学生服の汚泥処理、デンタルフロス
P30日本軍の性暴力 中国で遺族が提訴「山西省明らかにする会」
戦時性暴力政府間の手打ちで解決なのか 強かん、拉致、殺害、「慰安婦」資料活かさない日本政府の問題点「満州事変陸軍衛生史」強制動員真相究明ネットワーク
P35新安全保障論 半田滋 憲法記念日に過去最大規模の227日間の「2024インド太平洋方面派遣」、戦争法で制定地理的制約が消えた。いずも・かが対中国潜水艦をけん制。
P54書評「今沖縄をどう語るか」評者南彰 安倍政権は辺野古新基地の環境調査に自衛隊掃海母艦を派遣。
P64,66金曜日から6.8西東京朝鮮第二幼初中級学校 上映会「アイたちの学校」朝鮮学校を支援する町田市民の会
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fujisan目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計 「終わらせよう」 田中優子
■金曜アンテナ
・能登半島地震が如実に示した原発の危うさと恐ろしさ 脱原発首長会議が決議と視察 佐藤和雄
・防衛大学校「いじめ」訴訟、横浜地裁は元学生の請求棄却 「不当判決だ」法廷に怒号 三宅勝久
・映画『1923 関東大虐殺』、国会議員会館で試写会 膨大な証言で真実に迫る 小川直樹
・辺野古「代執行」で市民団体がアピール、各地で署名活動 「沖縄と対話を」国に求める 平野次郎
・孤独な若者への支援にはデジタルツールが有効 NPO調査で浮かんだ実態 竪場勝司
■さらん日記
■ジェンダー情報
■防衛事務次官通達に抵触か 子ども食堂で自衛隊が募集広報 長谷川綾
■現在進行形のPFAS問題を追う 植田武智
・住民の血液検査実施へ 水源ダムまるごと汚染された岡山県吉備中央町
【山本雅則・吉備中央町長 「血液検査は住民や地域のことを考えただけのこと」】
・吉備中央町の事件でわかった活性炭リサイクルの謎
・羽田空港火災と泡消火剤 大量の“未知のPFAS”が消火に使われた
・あそこにもここにも 身のまわりにはPFASがいっぱい!
■ラポロアイヌネイション 「サケ裁判」札幌地裁判決が示したこと 平田剛士
■日本軍の性暴力 中国で遺族が提訴 
・被害の忘却待つ風潮に一撃 石田米子
・戦時性暴力 新たな提訴が問う戦争責任 政府間の“手打ち”で解決なのか 小林久公
■経済私考 浜矩子
■半田滋の新・安全保障論 脱法的な艦艇の派遣は憲法への喧嘩ふっかけか
■米国の対中包囲戦略に巻き込まれる日本 日米比の準「軍事同盟」で戦争リスク高まる 堅田文彦 
■【提携連載企画】誰が私を拡散したのか20 複数アプリに残された足跡 共通する会社と代表者名 Tansa・辻麻梨子
■【提携連載企画】保身の代償 長崎高2いじめ自殺と大人たち 第1部・共同通信編 共同通信社、裁判で「長崎新聞は私企業」と主張 Tansa・中川七海
■STOP!9条改憲 改憲反対世論と岸田改憲の激突 高田健
■肯わぬ者からの手紙 根底に達する自己剔抉を常に阻む抑制装置の名は 山口泉
■「働く」からいまを見つめる AGC子会社訴訟判決 間接差別判断の明暗 竹信三恵子
■現代美術家・江幡京子の問いかけ 「日の丸の洗濯」、日本を洗う 桑原和久
■映画『生きて、生きて、生きろ。』島田陽磨監督に聞く 福島「復興」の陰に心の問題 聞き手/平畑玄洋
■メディアウォッチ 「令和」になり5年、日経・産経・朝日は社説で天皇制を取り上げるが主権者視点不足 皇室女性の負担に言及した毎日 臺宏士
■はまぐりのねごと 中山千夏
■なまくらのれん 小室等
■写日記 松元ヒロ
■きんようぶんか 本・映画・音楽・美術・TVドキュメンタリー
■言葉の広場、金曜川柳、イラストレーション、写真展、論考
■きんようパズル 数独
■ヒラ社長が行く 植村隆
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■金曜日から、編集長後記、『週刊金曜日』からのお知らせ

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2024/05/24 金曜日 07:04
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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】既刊本のご案内

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【1】注目の記事

■現在進行形のPFAS問題を追う
植田武智

昨年、高濃度汚染が発覚し、給水停止にまでなった岡山県吉備中央町のケースや、今年年初の羽田空港火災など、最近、PFASをめぐるニュースが増えてきている。私たちはPFASに囲まれて暮らしているということを、改めて肝に銘じたい。

●住民の血液検査実施へ
水源ダムまるごと汚染された岡山県吉備中央町

昨年、岡山県吉備中央町で発覚した事例は、なんと町の水源ダム全体が汚染されてしまったというもの。前代未聞の事態はなぜ起きたのか、現地に取材した。

◆山本雅則・吉備中央町長「血液検査は住民や地域のことを考えただけのこと」

●吉備中央町の事件でわかった
活性炭リサイクルの謎

吉備中央町の事例でわかったのは、PFAS除去に使われた活性炭の処理方法が定まっていないことだ。リサイクルにまわるケースもあるようで、早急に国としての対策が求められている。

●羽田空港火災と泡消火剤
大量の“未知のPFAS” が消火に使われた

今年1月2日に羽田空港で発生した火災を伝えるニュースでは、消火活動の様子が映されていた。ニュースを見て「これが泡消火薬剤か」と思った人も多いのではないだろうか。使われた消火剤はどんなものだったのか、謎に迫る。

●あそこにもここにも
身のまわりにはPFASがいっぱい!

PFASの汚染発生源は基地や空港などだけでなく、実は私たちの身のまわりにもたくさんある。便利さを取るか、環境汚染や健康被害を回避するか、PFAS問題は私たちのライフスタイルに直結しているのだ。

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【2】編集長コラム

文在寅と金正恩

 韓国の文在寅前大統領が今月回顧録を出版した。5月19日に配信された『毎日新聞』電子版の記事によると、金正恩・朝鮮労働党総書記は2018年4月に板門店であった文氏との首脳会談で、核・ミサイル開発に対する国連の経済制裁が「正直に言って、きつい」と語っていたという。「経済を発展させることが自分にとって最も重要な課題なのに、制裁のせいで難しい」と。
 確か当時、文氏は金氏に、南北経済協力の青写真を示した。板門店では二人っきりで話す場面もあった。そこで何が話し合われたのかは明らかにされていないが、おそらく経済問題について突っ込んだ話し合いがなされたのではないだろうか。

 その後、文氏が平壌を訪問するなど、南北関係は改善した。史上初の米朝首脳会談も実現した。そのまま関係改善が進んでいれば、金氏も核・ミサイルを放棄し、「経済を発展」できたはずだ。だが、米朝首脳会談決裂で再び膠着状態に。金総書記は韓国を「第1の敵国、不変の主敵」と表明するに至った。(文聖姫)

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【3】次号予告

★次号予告:2024年5月31日(第1474)号

【特集・2人の人物から考えるパレスチナ】
●シリーズ・編集長が行く6 ガザで医療支援を続ける医師 猫塚義夫インタビュー 弱者が犠牲になる状態を作っているイスラエルのやり方は許せない聞き手・まとめ|文聖姫
●映画『エドワード・サイード OUT OF PLACE』が再上映 ナショナリズムの偏狭性を越えて サイードの思想と闘い|中村富美子

【袴田事件】
●速報 再審で死刑求刑|粟野仁雄

【入管法「改正」】
●格段に厳しくなる外国人の永住許可 在留カードを持っていないと日本に住めなくなるの?|竪場勝司

【新連載 ウクライナ 抵抗する市民の力】 
●第1回 大国の圧力に抵抗し戦い続けてきたコサックの自由と誇り|先川信一郎

【防衛】
●正確性欠き信頼損ねる 海上自衛隊の広報姿勢 「インド太平洋方面派遣」開始時期を1年早めて改変|半田滋

【セブン-イレブン時短訴訟】
●「負けたと思わない」元店舗オーナー敗訴確定|村上 恭介

【くらし 食】
●ゲノム編集食品の表示を求め 自治体で意見書採択の動きが広がり中|天笠啓祐

【新龍中国】
●円安日本でヴィトン爆買い、 中国人旅行客が急回復|浦上早苗

【きんようぶんか】
●『医者の話を鵜呑みにするな わがままな患者でいいんです』の共著者 鎌田 實さんに聞く|聞き手/秋山晴康

【好評連載】
●これからどうする?|田中優子
●あの人の独り言|松崎菊也 絵空事/石倉ちょっき
●きんようカレンダー4月|先川信一郎
●青木理の温泉という悦楽

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【4】既刊本のご案内 

★この日、集合。

井上ひさし・永六輔・小沢昭一  1000円+税 A5判並製・104頁

平和を願う言葉の力

遡ること18年前の2006年5月3日憲法記念日。「何も言えなくなる前に、言っておきたいことがある」。今は亡き井上ひさしさん、永六輔さん、小沢昭一さんが、新宿紀伊國屋ホールに集合した。この3人が集まれば何かが起きる違いない、期待が膨らみ会場は超満員。「当時の日本の大人たちには、それぞれ責任があると思います」(井上ひさし)、「第九九条を守れば憲法全体が守られるんです」(永六輔)「ほかのことはどうなったっていいような気がするんですが、戦争だけは懲りてます」(小沢昭一)、言葉の達人たちによる言葉は色あせない。
(2006年8月刊)

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