週刊金曜日1481号 2024.7.19目次,極右を通すな「フランス民主主義」

*私の注目記事
P3むかし小さなエルズニアがいた マイダネク強制収容所 崔善愛
P4戦争法違憲訴訟の報告集会 明確に合憲との判示もない 自らの言動が「政治的」とみなされるのを恐れる先生も少なくない
P14極右台頭フランス民主主義の危機 ボロレグループの富豪企業家がTVメディアを買い占め反動的な報道を担わせ、人種差別や憎悪犯罪の発生源に。
P19裏金をつくらない法改正を求め続ける、主権者が選挙の際に争点をつくって投票先を決める。上脇博
P30本は光、光をつくる安達茉莉子15 ニイガタブックライト一箱古本市 リソグラフでZINE(自主制作の小冊子)木舟舎
P32例外状態は植民地統治に由来する 廣瀬純 15年からのフランス全土の緊急状態においても行政捜査や居所指定、集合場閉鎖の弾圧的措置の第一の対象は旧植民地を出自とする人々。被植民者への措置が気候正義を求める人々、自由主義改革に抗する労働者に対しても発動。
P40令和書籍「国史教科書」(令書)は子どもの学びにふさわしいか 鈴木敏夫子どもと教科書全国ネット21代表
ねらいは教科書全体のあり方に介入、つくる会が問題視し、維新が引きとって中高の教科書から「従軍慰安婦」、朝鮮からの労働者の「強制連行」の用語を単体では書けなくさせた。令書は検定基準の近隣諸国条項を無視、河野談話を否定する内容。
P62日本は核配備を受け入れるのか、もしトラこそ日本の危機である。半田滋
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fujisan目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計 「おなまえ かいて」 崔善愛
■金曜アンテナ
・安保法制違憲訴訟の担い手たちが報告集会 立憲主義・平和憲法取り戻す 本田雅和
・憲法違反の差別「優生手術」を認めてきた国と法律を断罪 最高裁大法廷判決に喜びの声 大橋由香子
・国連委が永住権の取り消し拡大の法改定に見直し・廃止要請 「人種等に基づく差別」指摘 殷勇基
■政治時評 阿部岳
■さらん日記
■ジェンダー情報
■与野党は立て直せるか 既成政党への不信感、都議補選でもあらわ 金本裕司
■払いのけられた「神宮外苑再開発の見直し」 小池再選で都の開発事業進むとの懸念 薄井崇友
■極右台頭 フランス民主主義の危機 「ノー・パサラン」は成功したのか コリン・コバヤシ
■岸田政権とは何だったのか 自民の裏金
・上脇博之・神戸学院大学教授に聞く カネ中毒の自民党に「禁断治療」を 聞き手・まとめ/金本裕司
・「政治にはカネがかかる」の限界露呈 庶民感覚との乖離があらわに 佐藤千矢子
■鹿児島県警元巡査長、公益通報で争わず結審 「刑事企画課だよりはおかしい」 長谷川綾
■弁護士任官「どどいつ裁判長」の訴え(上) 岡口基一弾劾裁判での証言 裁判所の暗い面が嫌われている 佐藤和雄
■【提携連載企画】誰が私を拡散したのか27 当初からアプリに違法画像 「犯罪とわかったものは多分返金している」 Tansa・辻麻梨子
■暗夜胸に手をおいて 第十五夜 「本は光、光をつくる」 安達茉莉子
■自由と創造のためのレッスン 例外状態は植民地統治に由来する 廣瀬純
■日本の民俗信仰 祀りをたずねて 「道祖神信仰」 写真・文/山田しん
■日本で再承認が進む「ラウンドアップ」 世界にならい、販売&使用規制を 印鑰智哉
■新・買ってはいけない 熱中症対策の飲料で糖尿病になったらたまらない 渡辺雄二
■明治憲法下の皇国史観を彷彿? 令和書籍『国史教科書』は子どもの学びにふさわしいか 鈴木敏夫
■身体にやさしい つくり方もやさしい 「季節の薬膳」 今月の料理/盛夏菜彩 新倉久美子
■アーティスト・ウチダリナの「聲のしないまど」 現代中国の逞しさと儚さ 桑原和久
■恐怖政治に抗した女性描く映画『流麻溝十五号』 周美玲監督に聞く 対立深まる世界に問う 野嶋剛
■経済私考 浜矩子
■はまぐりのねごと 中山千夏
■なまくらのれん 小室等
■写日記 松元ヒロ
■きんようぶんか 本・映画・音楽・TVドキュメンタリー・TV批評・本箱
■メディアウォッチ 「頂き女子」「路上売春」など女性側は詳細に報じ男性側は報じないメディア 性を搾取する側にも密着取材を 太田啓子
■言葉の広場、金曜川柳、イラストレーション、写真展、論考
■半田滋の新・安全保障論 トランプ返り咲きで迎える日本存亡の危機
■ヒラ社長が行く 植村隆
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■金曜日から、編集長後記、業務部からのお知らせ
■今月の料理
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<> 2024.7.19
2024/07/19 金曜日 07:01
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【1】注目の記事
【2】編集長コラム
【3】次号予告
【4】新刊本のご案内
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【1】注目の記事
■東京都知事選
●与野党は立て直せるか
既成政党への不信感、都議補選でもあらわ
金本裕司
7月7日投開票された九つの東京都議補選は、有権者の既成政党に対する不信感の強さを浮き上がらせた。原因の一つは、先の国会で政治とカネ」への対応が不十分な結果に終わったことにある。都知事選で2位に食い込んだ前広島県安芸高田市長・石丸伸二氏はSNSを駆使しその手法が注目されたが、同氏躍進の裏にある「政治不信」の根は深い。
●払いのけられた「神宮外苑再開発の見直し」
小池再選で都の開発事業進むとの懸念
薄井崇友
東京都知事選で3位に終わった蓮舫氏が最大の争点の一つとして掲げていたのが「神宮外苑再開発の見直し」。小池百合子氏の3選で、再開発は進みそうだ。都が関わる再開発事業は多数あり、それによって利益を得るのは、ゼネコン・大手銀行などだ。
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■【集中連載】岸田政権とは何だったのか
●神戸学院大学教授・上脇博之さんに聞く
カネ中毒の自民党に「禁断治療」を
聞き手・まとめ/金本裕司
自民党派閥の「裏金」問題を徹底的に調べ、告発をしてきた上脇博之・神戸学院大学教授は、6月に成立した改正政治資金規正法に、「落第点」を付けた。そして「カネ中毒」の自民党には「禁断治療が必要」と説く。今回の議論はどこにごまかしがあったのか、説明責任を果たそうとしない岸田文雄政権に、国民はどう向き合うべきか聞いた。
●「政治にはカネがかかる」の限界露呈
庶民感覚との乖離があらわに
佐藤千矢子
自民党派閥の政治資金パーティー券収入をめぐる裏金事件が明るみ出て、約8カ月がたつ。先の通常国会では「政治とカネ」が最大の焦点となり、政治資金規正法が改正されたが、抜本改革からはほど遠い内容に終わった。国会でのおよそ半年間に及ぶ議論で、実態解明も政治改革もほとんど進まなかった。先の国会を振り返りながら、残された課題について考える。
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【2】編集長コラム
倍賞千恵子さん
7月6日に和歌山で開催された倍賞千恵子さんのコンサートを観ました。夫の小六禮次郎さんもピアノの演奏者として出演。倍賞さんの歌、お二人の軽妙なトークに魅入られ、1時間半があっという間に過ぎた感じです。特に「死んだ男の残したものは」(作詞・谷川俊太郎、作曲・武満徹)は圧巻でした。
倍賞さんはコンサートでこの歌をよく歌います。本誌2023年1月6日・22年12月23日号掲載のインタビューでは、「『死んだ男の残したものは』を歌い続けることが、私の『戦争反対』という意思表示」と語っています。
午前中には寅さんシリーズでお馴染みの山田洋次監督作品『家族』(1970年公開)を上映、山田監督、倍賞さん、北山雅康さんらの対談も盛り上がりました。
コンサートを主催したのは「わかやま寅さん会」(西本三平代表)。本誌和歌山読者会の方々も複数いて、さらには倍賞さんと小六さんをインタビューした縁もあって観に行きましたが、はるばる和歌山まで行った甲斐がありました。(文聖姫)
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【3】次号予告
★2024年7月26日(第1482)号
【国際】
●米大統領選 トランプ暗殺未遂事件が与えた“衝撃”|三牧聖子他
【特集「虎に翼」】
●憲法学者・木村草太さんが解説 「虎に翼」が示す憲法の魅力とは|聞き手・まとめ/佐藤和雄
●主人公寅子のモデル 三淵嘉子の学んだ明治大学専門部女子部の果たした功績|吉田恵子
●ジェンダー視点に乏しい法曹界 検察官任官「女性枠」に抗った私たち|土井香苗
●「男らしさ」にとらわれる苦しみと解放の描写に注目 男社会に生きる男性たちの意識・無意識 |端野真
●「女子は楽?」「はて?」 現役明治大学生が語る 100年前と比べて今は平等な社会になったのか|上田胡桃/山口瑛莉子
【弁護士任官「どどいつ裁判長」の訴え(中)】
●リベラル派弾圧への「倍返し」だ! 裁判官が国を訴える異例の裁判|佐藤和雄
【新龍中国】
●アイデンティティを探して 「台湾を知る」ことが台湾人の「愛国心」|野嶋剛
【連載企画】
●岸田政権とは何だったのか4
【好評連載】
●青木理の温泉という悦楽
●「働く」からいまを見つめる|竹信三恵子
●あの人の独り言|松崎菊也 絵空事/石倉ちょっき
●きんようカレンダー 6月 ニュースチェック|先川信一郎
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【4】新刊本のご案内
★増補版 ひとめでわかるのんではいけない薬大事典。
浜六郎 著 2750円(税込) 四六判並製・448頁
その薬は本当に必要ですか?
医師として薬害と闘い続ける著者が、さまざまな薬の危険度と効用を分析して解説する。
ベストセラー『新版のんではいけない薬』の後継本で2017年発行の『ひとめでわかるのんではいけない薬大事典』を増ページ、大幅改訂して新版化。
(2024年5月刊)
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