週刊金曜日1499号 2024.11.29目次,高濱虚子生誕150年

2025年9月12日

*私の注目記事
P28公害PFOA 岡山吉備中央編「河平ダムの上流に黒い砂のようなものが詰まった袋が何百個と置かれている」
P40むのたけじ」の過去の差別発言にどう向き合ったか(下)室田康子
(以下更新中)
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fujisan目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計 「自民一強」時代の終わりの始まり 宇都宮健児
■金曜アンテナ
・街路樹伐採反対者に行政が仮処分や無許可での撮影 市民ら批判「非人道的だ」 吉永磨美
・在留資格がない子どもの高等教育進学考えるシンポジウム 「仮放免」理由の受験拒否多発 竪場勝司
・与那国島で訓練中のオスプレイが「墜落」? 事故機はなおも飛び立てず 西村仁美
・与那国島に移住した男性が深刻な状況を巡回講演で訴え 島民の生活脅かす軍事要塞化 平野次郎
■さらん日記
■12月の原発裁判
■政治時評 阿部岳
■【特集】俳句界の巨魁 高濱虚子 生誕150年
・業績 「写生」を有季定型に結晶 青木亮人
・評伝 職業としての俳句 岸本尚毅
・私と虚子 池田澄子/稲畑廣太郎/岩田 奎/奥坂まや/櫂未知子/如月真菜/斉藤志歩/野名紅里/村上鞆彦
・百句鑑賞 珠玉の花鳥諷詠詩を味わう 安原葉
■経済私考 後藤逸郎
■【提携連載企画】公害『PFOA』 岡山・吉備中央編06 Googleマップで見つけた黒い塊 「河平ダムの上流に変なものが置かれている」 Tansa・中川七海
■東日本大震災9日後、「奇跡の生還」当事者が語る真実 「基本的には自分の失敗談」経過や原因を検証する必要を強調 河北詩春
■新龍中国 中国で凋落止まらない日系自動車メーカーの今 浦上早苗 
■「壁」が働き方を支配する 手取額を取るか、将来の保障を取るか 内藤眞弓
■これからどうする 「希望の芸能」 田中優子
■「偉人」の過去の不正義にどう向き合ったか〈下〉 地域・民衆ジャーナリズム賞 冠を外しただけでは再出発できない 室田康子
・当事者の三井絹子さんはどう考えるか 「人権を語ってきた人が私を傷つけた」 
■尾池和夫の見る 食べる 学ぶ 日本列島の地震の特徴 日本の自然は地震と噴火と津波と
■きんようカレンダー 10月 ニュースチェック
■メディアウオッチ 国民民主党の玉木代表の「不倫」問題 公党トップの資質を考える報道わずか 責任問う声目立つのは情報番組 臺宏士
■はまぐりのねごと 中山千夏
■なまくらのれん 小室等
■写日記 松元ヒロ
■きんようぶんか 本・映画・音楽・舞台・TVドキュメンタリー
■言葉の広場、金曜川柳、イラストレーション、論考
■櫂未知子の金曜俳句
■半田滋の新・安全保障論 政府要職は茶坊主ばかり 危ういトランプ第2次政権
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■金曜日から、編集長後記、「偉人」の過去の不正義にどう向き合ったか(下)掲載にあたって


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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】新刊本のご案内

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【1】注目の記事

■俳句界の巨魁・高濱虚子生誕150年

いまの俳句の源流(師系)は、ほとんど高濱虚子に行き着く。“女流俳人”が盛んになるきっかけをつくったのも虚子だった。虚子は俳句を〈極楽の文学〉と呼び、こう書いた。〈いかに窮乏の生活にいても、いかに病苦に悩んでいても、ひとたび心を花鳥風月に寄することによってその生活苦を忘れ病苦を忘れ、たとい一瞬時といえども極楽の境に心を置くことができる〉〈これによって慰安を得、心の糧を得、もって貧賤と闘い、病苦と闘う勇気を養うことができる〉(『俳句への道』。かな表記に一部変換)。
 俳壇に君臨した虚子が生まれて今年で150年。虚子を入り口に〈極楽の文学〉の魅力を紹介する。

●【業績】「写生」を有季定型に結晶
青木亮人

高濱虚子の最大の業績は近代俳句という器に魂を吹きこみ、有季定型で数多の声に「写生」を歌わせた点にある。その機微を概観してみよう。

●【評伝】職業としての俳句
岸本尚毅

大正昭和の俳壇に君臨した高濱虚子。俳人を職業として7人の子を養う。晩年には文化勲章を受章。その生涯はユニークな「成功物語」だった。

●私と虚子
池田澄子/稲畑廣太郎/岩田奎/奥坂まや/櫂未知子/如月真菜/斉藤志歩/野名紅里/村上鞆彦

俳句の世界は、どの師に学んだかという「師系」を重んじる。そして師系をたどると、ほとんどの俳人は虚子に行き着く。新進気鋭から中堅、ベテラン俳人が虚子への思いをつづる。(五十音順)

●【百句鑑賞】珠玉の花鳥諷詠詩を味わう
安原葉

虚子は生涯を通じ20万句を超える俳句を残したとされる。虚子から直接指導を受けた直弟子が100句を選び味わう。

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【2】編集長コラム

谷川俊太郎さん

「なまくらのれん」で小室等さんが紹介してくれたとおり、滋賀県近江八幡市のボーダレス・アートミュージアムNO─MAは町屋や蔵が立ち並ぶ一角にあった。11月13日に亡くなった詩人、谷川俊太郎さん(享年92)の作品「詩人の墓」が中庭で出迎えてくれる。

 館内に入ると、今度は「死んでから」が目に飛び込んできた。詩には「前には聞こえなかった音が聞こえる」の一節があるが、谷川さんはいま何の音を聞いているのだろうか。2階では「死んだ男の残したものは」が鏡に書かれ、見るものの姿と詩が重なる仕組みになっていておもしろい。

 小室さんがこの歌をうたうのを何度も聞いたことがある。谷川さんとの関係は深く、小室さんにとっての魅力を存分に語ってもらう機会をつくらなければ、と思う。

 階段の壁には「かっぱかっぱらった」とリズムがたのしい「かっぱ」、傍らには古賀翔一さんの「立山蛙」などのフィギュア。妙にマッチした不思議な空間となっていた。企画展は12月15日(日)まで。(吉田亮子)

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【3】次号予告

★2024年12月6日(第1500)号

【特集 施設コンフリクト 対立の現場から】 
●障害者の集合住宅 排除する地域の論理|佐藤光展
●住民の反対理由 実態とは異なる|池原毅和
●大分のムスリム墓地 町長選「民意」で暗礁に|鈴木貫太郎
●京都では救護施設の建設計画が頓挫|粟野仁雄

【ドキュメンタリー映画】
●精神疾患考える『どうすればよかったか?』と『わたしを演じる私たち』|中村富美子

【若者】
●社会に「声をあげる」 日芸生が映画祭|平畑玄洋

【著者インタビュー】
●『マイノリティ・ライツ』|岡本雅享

【1500号記念】
●前編集長、思い出に残る表紙24選|文聖姫

【健康】
●小林製薬「紅麹サプリ」事件 全容解明と国の対策はどうなった?|垣田達哉

【好評連載】
●尾池和夫の見る 食べる 学ぶ|第4回 能登の棚田と活断層
●政治時評|望月衣塑子

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【4】新刊本のご案内 

★増補版 ひとめでわかるのんではいけない薬大事典

浜六郎 著  2750円(税込) 四六判並製・448頁

その薬は本当に必要ですか?

医師として薬害と闘い続ける著者が、さまざまな薬の危険度と効用を分析して解説する。
ベストセラー『新版のんではいけない薬』の後継本で2017年発行の『ひとめでわかるのんではいけない薬大事典』を増ページ、大幅改訂して新版化。
(2024年5月刊)

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