続・ジャーナリズムとはなにか-裁判官のためのジャーナリズム入門講座その四

2025年9月20日

s-img446.jpg週刊金曜日20号(1994.4.1)貧困なる精神20より引用。
・歴史学者J.E.アクトンの有名な言葉「権力は腐敗する。絶対権力は絶対的に腐敗する」に象徴されるように、権力の腐敗がほとんど法則的であること
・腐敗しつつある権力は、国民の前にまず「知られる」ことを最も恐れます。知られなければ国民の怒りも起きようがないのですから。したがってジャーナリズムは、国家権力としての「三権」からは全く独立した民間のものでなければならず、そこに俗称「第四権力」たる意味も役割もあるわけです。
・国民の信頼をジャーナリズムが失う大きな原因として、(略)、国家権力との癒着あるいは広報機関化があります。(略)しかしながら、旧ソ連に典型的にみられる「権力の広報化」というジャーナリズムの堕落は、程度の差こそあれどの社会にも起こりがちな現象です。日本での一例をあげるなら、放送の許認可権を政府が握ることによってテレビ局の「ジャーナリズム精神度」は新聞より低く、それだけ「権力の広報化度」が高いと考えられてきました。。さらにスポンサーへのタブー制も加わって、テレビのジャーナリズムは一般に鋭さを欠いていますが、最近は新聞とテレビの系列化がすすんだことによって、新聞にもその傾向が進みつつあります

引用記事の著作権は『週刊金曜日』および本多勝一さんにあります。
主筆(ナベツネ)が福田X小沢の総理・党首会談をお膳だてする読売は、第四権力どころか国家権力そのものになろうとしているのだろうか。