#週刊金曜日 141号 1996.10.4 サラ金地獄はだれの仕業か?
週刊金曜日 141号 1996.10.4より引用。
古い週金を整理中、維新 創設者橋下徹は商工ローン、吉村洋文 大阪府知事はサラ金 武富士の代理弁護人だった。#新自由主義 の苛烈さを追う。
P56
サラ金地獄はだれの仕業か?根岸義道
問われる貸し手・行政の責任
破産予備軍は200万人
巨利むさぼる貸金業務「誰にも会わずにカードが持てる無人契約機(武富士)。カードを作ればその場で使える。安易に借りられることが、一般人を地獄に引き込む原因となっている。
サラ金三悪
高金利、過酷な取り立て、過剰融資が問題にされる。年利でプロミスが26%ぐらい、大体は30%前後。
取り立て:リンパがんで入院中の患者にまで連絡が来るという例がある。母子家庭の家に電話して「払わなければこれから押しかけるぞ」と脅している。債務者に恐怖を与える方法。
過剰融資:1件50万以内、収入の1割以内という大蔵省通達があるが、無職の主婦が夫に内緒だといっているのに金を貸すのは、過剰融資というしかない。
なぜ「貸し手責任」なのか
会社の倒産やリストラなどで失業したりして収入が減った、あるいは病気その他突発的な支出が必要になり、それが生活費を圧迫することから多重債務になったという事例ばかりである。
可処分所得の増加率は対前年度比1.9%でほとんど伸びていない。可処分所得に占めるちょしくの割合が徐々に減っている。つまり、家計構造が柔軟性を失っている。失業、転職、病気などで収入が減ればたちまち破綻し、とりあえず借金するしかなくなる構造になっている。
サラ金は首をつろうとしている人の足を最後に引っ張る役割で、相当乱暴なことがおこなわれている。
法律上は営業をやってはいけない未登録業者(ヤミ金融)の折り込みチラシも放置されている。
アメリカで盛んに議論されている融資者責任がわが国では未確立で、「貸し手天国」がまかり通ってきている。




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