週刊金曜日609号 2006.6.9目次、日本国憲法第18条奴隷的拘束及び苦役からの自由、60年安保
2023.9.29
週刊金曜日609号 2006.6.9目次、

P2 日本国憲法第18条 奴隷的拘束及び苦役からの自由
人身売買や強制労働は、意に反する苦役として許されない。
ただし公共の福祉の観点から、緊急災害時に国民に協力を要請することは許される。
徴兵制は、各人の意思に反して一定の労役を強制するので本条により違憲となる。
しかし、軍隊を持つことになれば、いつでも法律によって徴兵制の採用は可能となる。
憲法・改憲
P34シリーズこの国のゆくえ16 60年安保闘争と樺美智子の死 国会が血に染まった6月の記憶 山本祐司
P35社会党や総評は、「危険な軍事同盟を許すな」と叫び、1959.3.28に傘下の組合や原水協など111団体を結集して「日米安保条約改定阻止国民会議」を結成し、事実上の60年安保闘争を開始した。
あの日1960年6月15日 樺美智子さんは学問と学生運動が両立し難いことに悩むが、「現在の日本の状態を考えると、やはりやれるだけのことをはたさなくては」と、常に闘いの最前列に突き進んでいく。そしてこの日、「修羅場になった国会構内で生涯を終えた・・。
P36・岸を倒せ
P37・獣と化した警官隊
夜6時過ぎ、衆議院南通用門付近の国会構内にいた警官隊が、奇妙にも後方に下がり道を開けた。学生たちは約1000人、スクラムを固め国会構内に入った。警官隊は学生を十分引きつけた後、「ぶっ殺せ」と突撃し、警棒を振り下ろした。救急車に収容された負傷だけで406人(内重症は41人)、報道陣も33人負傷。
樺美智子は亡くなった際、突入したデモ隊の比較的前の方にいたらしい。警官隊の誘い込み戦術でデモ隊全部の人は後退し始めたが、後のデモ隊が前進しようとして彼女に強い圧力がかかり、混乱のさなか倒れた。
死因は東京地検の解剖所見によれば「窒息死、または腹部に強い力が加えられたために起こった急性出血性スイ臓炎」というしかし、警官隊による扼殺の疑いを持っている関係者もいる。
P38政治の季節を生きた世代の一人として 加藤紘一
・国会で見た驚きの光景
P39・安保世代の遺産
ゼミの指導教官だった坂本義和教授が安保運動をどう分析するかで論文を書いた。
今でもA級戦犯は、この国を誤らせた人たちだと考えている。
NHKライブラリー #60年安保 闘争6.15全学連は国会構内になだれ込むなど警官隊と激しく衝突,この衝突で東大生 #樺美智子 さんが死亡した他学生・警官双方の重軽傷者は数百人にのぼった,学生達は警察のトラックに放火し深夜の国会周辺は凄惨な雰囲気に包まれた。動画 https://t.co/VqteLmYRAK
安保・米軍・自衛隊
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fujisan 目次
■教育があぶない!2006年
愛国とはなにか
政府・与党は今国会の会期を延長しないことを決めた。このため、教育基本法「改正」案は継続審議となる見通しだ。「改正」派が求める「我が国と郷土を愛する」(政府案=教育の目標)、「日本を愛する心」(民主党案前文)について、この際、じっくり考えたい。
暴走する国家権力の隠れみの(萱野 稔人)
教育基本法「改正」案から抜け落ちた視座(対談 大塚 英志 × 西部 邁)
国を愛するとはどういうことなのか。また、それを法律に書くことをどう考えるべきか。考えが異なる論客二人が初めて熱く語りあった。
■事故シミュレーション 3回集中連載
核燃料施設 六ヶ所炎上
1. 真の「米軍再編」は青森県から始まる(明石 昇二郎)
環境保護が叫ばれるこのご時世に、まるで当たり前のように放射能を海や空に撒き散らしながら稼働する、時代錯誤の極みの大迷惑施設―。それが、青森県六ヶ所村の「使用済み核燃料再処理工場」だ。しかも、この工場で作られる《製品》は、テロの標的にもされかねないプルトニウム……。そんなところで大事故が起きたら、日本や世界はどうなるのか? 六ヶ所再処理工場が抱える問題の本質を暴くべく、「想定外」の事故シミュレーションに挑んだ。
■事故被害者の母 増田陽子さんインタビュー
三菱自動車殺人事故は終わっていない(富沢 菜穂子)
「人間として最低です」――。三菱自動車タイヤ脱落事故で娘を亡くした母親が、横浜地裁の判決を機に三菱への怒りを語った。
■シリーズ「この国のゆくえ」第16回 60年安保闘争と樺美智子の死
国会が血に染まった6月の記憶(山本 祐司)
政治の季節を生きた世代の一人として(加藤 紘一)
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2006.6.10記
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___________________________________________________________『週刊金曜日』
【1】今週号のことばから
【2】一筆不乱(編集長コラム)
【3】注目の記事
【4】今週号目次と次号予告
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【1】今週号のことばから
国家権力の側にとってみれば、愛国とはみずからに従順であるということ以外のなにものでもない。(萱野稔人 東京大学21世紀COE研究員)
とかく沖縄県ばかりに注目が集まっているが、今度の国内における米軍再編は、実は青森県から始まる、ということにお気づきだろうか。(明石昇二郎 ルポライター)
(狭山事件の)肝心の証拠物が「偽物」であって、発見のドラマが警察の「作為」である、と露見すれば、つまりは石川一雄無実の逆転証明となる。(鎌田慧 ルポライター)
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【2】一筆不乱(編集長コラム)
さりげなくおいしい店、自然に愛着の気持ちが起きる「国」、それが好ましい
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【3】注目の記事
■教育があぶない!2006年
愛国とはなにか
政府・与党は今国会の会期を延長しないことを決めた。このため、教育基本法「改正」案は継続審議となる見通しだ。「改正」派が求める「我が国と郷土を愛する」(政府案=教育の目標)、「日本を愛する心(民主党案前文)について、この際、じっくり考えたい。
暴走する国家権力の隠れみの(萱野稔人)
教育基本法「改正」案から抜け落ちた視座(対談 大塚英志×西部邁)
国を愛するとはどういうことなのか。また、それを法律に書くことをどう考えるべきか。考えが異なる論客二人が初めて熱く語りあった。
■事故シミュレーション 3回集中連載
核燃料施設 六ヶ所炎上
1. 真の「米軍再編」は青森県から始まる(明石昇二郎)
環境保護が叫ばれるこのご時世に、まるで当たり前のように放射能を海や空に撒き散らしながら稼働する、時代錯誤の極みの大迷惑施設―。それが、青森県六ヶ所村の「使用済み核燃料再処理工場」だ。しかも、この工場で作られる《製品》は、テロの標的にもされかねないプルトニウム……。そんなところで大事故が起きたら、日本や世界はどうなるのか?六ヶ所再処理工場が抱える問題の本質を暴くべく、「想定外」の事故シミュレーションに挑んだ。
■事故被害者の母 増田陽子さんインタビュー
三菱自動車殺人事故は終わっていない(富沢菜穂子)
「人間として最低です」――。三菱自動車タイヤ脱落事故で娘を亡くした母親が、横浜地裁の判決を機に三菱への怒りを語った。
■シリーズ「この国のゆくえ」第16回 60年安保闘争と樺美智子の死
国会が血に染まった6月の記憶(山本祐司)
政治の季節を生きた世代の一人として(加藤紘一)
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【4】今週号目次と次号予告
P7.風速計 心の陰影を味わう感性(石坂啓)
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愛国とはなにか
P8.暴走する国家権力の隠れみの(萱野稔人)
P10.教育基本法「改正」案から抜け落ちた視座(対談 大塚英志・西部邁)
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P18.3回連載 事故シミュレーション
核燃施設「六ヶ所炎上」(明石昇二郎)
P16.新局面に入った辺野古の「基地建設」(成澤宗男)
P24.三菱自動車殺人事故は終わっていない 被害者の母にインタビュー
(富沢菜穂子)
P28.急増するビルマのカレン難民(一条徹也)
1997年以来の政府軍大攻勢がはじまった
P30.ティモールコーヒーはいかが カップ1杯の国際協力(写真・文 大川砂由里)
シリーズ この国のゆくえ 第16回 60年安保闘争と樺美智子の死
P34.国会が血に染まった6月の記憶(山本祐司)
P38.政治の季節を生きた世代の1人として(加藤紘一)
P54.痛憤の現場を歩く(54)
狭山事件から43年、第3次再審請求を申し立て(鎌田慧)
P26.飛耳長目(4) 主要国が警戒するイランと日本の特殊な関係(佐藤優)
P22.辻元清美の「永田町航海記」リターンズ(4)
改憲ベルトコンベヤーが動き出す仕掛け
P23.探偵業法成立で、取材活動に警察が関与する!?(臺宏士)
P32.ロンドンからの手紙 末期症状に陥った「ウソつきブレア」(小野信彦)
P51.連載小説(37) 『草の記憶』 ヤブニンジン その2 椎名誠
生活情報ページ 暮らし・くらし・KURASHI
P41.ソバリエ的日常(5) 新緑の蕎麦会に出かけよう(国松靖弘)
P42.40年を経て なぜ今、照射食品なのか(里見宏)
P44.新・買ってはいけない(63) 白元/虫よけ・ぬるスキンブロック(渡辺雄二)
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きんようぶんか
P45.読書/この3冊
『売られ続ける日本、買い漁るアメリカ』本山美彦=著(成澤宗男)
『身体から革命を起こす』甲野善紀、田中聡=著(横内謙介)
ガラス絵の宮沢賢治6『十月の末』児玉房子=著(編集部)
P47.読み方注意! 『独身王子に聞け!』(澁谷知美)
P48.
映華館『バッシング』
音楽館『プレイズYMO』『ルナティコ』『ティファナ・セッションズ VOL3』
観客席『雪之丞変化2006』
P50.きんようぶんか案内板・非マスコミ紙誌『東京YWCA』
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P14.政治時評
勝手に善悪を裁く小泉代官のお白州政治に喜んだメディア 悪代官だと気づいていい頃だ
(山口二郎)
P15.経済私考
「ヒルズ」が広めたリスク礼賛経営 ファンド神話崩壊を契機に再点検を(竹信三恵子)
P33.貧困なる精神(288) 「牛は蛇口じゃない」(本多勝一)
P40.無責任架空対談(25) 長官 vs 隣のやつ(松崎菊也)
P58.人権とメディア(352)
秋田男児殺害事件 逮捕は事件“解決”ではない(浅野健一)
P59.自我作古(399) 「慇懃無礼」の出所――政治とメディア(6)(筑紫哲也)
P2.日本国憲法(19)(写真・長倉洋海 解説・伊藤真)
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P4.金曜アンテナ
自民 下心丸出しの共謀罪 次期国会での成立に執念か(三宅勝久)
民法改正、今国会も手つかずの可能性大(坂本洋子)
下北沢再開発計画 説明会も“空中分解”(佐藤類)
アスベスト被害者ら 初の国家賠償提訴(粟野仁雄)
自衛隊の自殺が過去最多 101人 イラク帰国者も(三宅勝久)
反戦運動は勝ちつつある(木村修)
新生児に発信器導入 電磁波の影響は!?(加藤やすこ)
「女性の権利」電話相談(宮本有紀)
「顔認証実験いやよ!!」(西村仁美)
P64.読者会から/市民運動案内板
P66.金曜日から
P67.珈琲破壊(21)(岡本光博)
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P60.投書
子どもたちと共に行動してこそ未来が変わる(ギャニェ美紀)
枚方市の公民館を守ろう(浅井肇)
トホホの指定管理者制度を衝く(松岡英一)
米公民権運動に見る愛国心のあり方(高島敦子)
総裁選の風景(保坂和人)
恐いアメリカ追随 「思いやり」は国民に(冨岡義幸)
朝・日関係打開で思う(徐和浩)
次期総理総裁候補としての安倍氏について(水谷均)
P63.論争
靖国神社へ行ってみれば(伊藤幸子)
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次号予告
◆ 米軍の米軍による米軍のための自衛隊
◆ 村上世彰(ファンド)の「金曜日」的研究
対談 大塚将司 vs.佐高信
◆ 大反響! 事故シミュレーション
核燃施設「六ヶ所炎上」(2)


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