週刊金曜日月刊メルマガ第2号
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ウソ発見誌『週刊金曜日』通信
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◆第2号(2006年5月発行)
五月晴れも束の間、梅雨の気配が漂うじめっとした日々が続きます。
しかし、要注意は天気だけではありません!
国会では、共謀罪、教育基本法「改定」、日本国憲法「改定」に向けた国民投票法案と、重大な法案が次々と正念場にさしかかっています。
それなのに、メディアは早くもW杯ムードで、肝心なことを報じません。
こんなときこそ、『週刊金曜日』の出番。
というわけで、今月も『週刊金曜日』通信をお届けします!
※メールマガジンの送信を停止されたい方は、gyomubu@kinyobi.co.jpまでご連絡くだ
さい。
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(1)最新の注目キャンペーン記事
★「教育が危ない2006」
卒業式の日の丸・君が代の強制、「つくる会」を中心とした歴史教科書記述の大幅な後退など、教育界はいま急速な右傾化にさらされていますが、その極めつけとも言うべき教育基本法の改定がついに国会に上程されようとしています!『週刊金曜日』は
この問題に全力で取り組みます。5/26号では、与党案だけでなく、問題だらけの民主党案もとりあげます。
また、このテーマでのブックレットの緊急出版も予定しています。
●最近の掲載記事
「ここまでやるか!教科書検定」(06/4/21号)/「教育基本法改定案ここが問題だ」
(06/5/19号)
★「『週刊金曜日』は日本国憲法の味方です」
昨年11月に自民党の「改憲草案」が出され、その前段の「国民投票法案」も今国会に提出されようとしています。今や「改憲」が当たり前のように語られています。『週刊金曜日』は一貫して現行憲法を支持します。そこで、国民投票法にどうしたら勝てるのか?を考えるとともに、「改憲」を声高に叫ぶ前に私たちの日本国憲法をもう一度読み直すことを提案します。
連載中の伊藤真氏による<「日本国憲法」逐条解説>は最良の筆者による最良の入門記事です。条文ごとに添えられた写真家・長倉洋海氏によるシャープな感性による写真も話題です。
また、条文をカラフルなポストカードブックにして4月に刊行した『日本国憲法Present for You & Present from You』(税込840円)も大好評です。
●最近の掲載記事
<民主・公明・共産・社民・新党大地・9条の会・憲法行脚の会>が会した憲法集会
(06/4/21号)/国民投票で勝つために(06/5/12号)
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(2)コラム"神田三崎町便り"(佐高信)
第2回 危ない雑誌
先日、読者からの電話で、ある市立図書館で『週刊金曜日』が"危ない雑誌"扱いされ
ていることを知った。これまではその図書館に入っていたので、どうして、どこが危ないのかと追及して、継続されることになったということだが、その読者に感謝する
とともに、「危ない」とは、誰にとって、どのようになのかを考えた。"危なくない雑誌"と言われる時、『週刊金曜日』は"死ぬ"ことになるだろう。"危ない雑誌"呼ばわりされるのは、本誌にとっては、ある意味で勲章である。しかし、もろに危なく見えては芸がない。「危なくないように見えて危ない」というのが理想だが、これはかなり
力量がなくてはできない。
かつて、山田宗睦著の『危険な思想家』(光文社)がベストセラーとなった。その時、名指しされた「思想家」が、もともと思想は危険なものであり、危険でない思想とはそもそも思想なのか、と反論したのが、記憶に残った。
織田信長は封建的な因襲を打破して近世のトビラを開いたなどと言われるが、果たしてそうか。石山本願寺の門徒たちが信ずる一向宗は当時の新興宗教だった。阿弥陀如来を第一とする教えで、信長などの領主を重んじはしない。また、「欣求浄土、厭離穢土」、つまり、あの世がいい、汚いこの世は厭だという信仰である。現在で言えば、これは死を恐れないイスラム原理主義のようなものだろう。この考え方が信長には恐かった。だから僧侶だけでなく、女子どもまでも残虐に殺したのであり、信長にとって当時の一向宗(浄土真宗)は「危険思想」だったのである。
アブナイ思想と言われた時、それが誰にとっての、どんなアブナイ思想なのかを、私たちはすぐに問い返す必要がある。
その見分け方を『週刊金曜日』は、教えるのだと言ったら、我田引水に過ぎるだろうか。
アブナイ思想でなく。アブナイ人間と言うと、またちょっと違った意味になるが・・・・。


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