週刊金曜日 1377号 2022.5.20目次 #維新 part2

2025年9月12日

220520,5723_p (5)・文通費で身を肥やす錬金術 上脇博之
 おおさか維新政党交付金ロンダリングの実態 未公表団体なんば維新で資金還流
 政治資金パーティー券の企業購入まで禁止しない
 使途不明金で説明責任を果たさず
 ファシズムなのか?木戸衛一
・P48公害PFOA17 大阪摂津の女性の血液からも高濃度PFOA検出 
ーー
fujisan目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計「人殺しに拍手する『善人』」 想田和弘
■金曜アンテナ
・福島第一原発事故 刑事裁判控訴審をめぐる新たな動き 裁判続行求めて上申書 岩本太郎
・文部科学省の検定意見を取り消させた事例が明らかに 実教出版など4件 髙嶋伸欣
・「処理水」海洋放出に向けた本格工事の阻止へ 規制委員会と東電に要請 佐藤和雄
・辺野古新基地の即時断念を 元山仁士郎さんがハンスト「『戦後』は終わっていない」 佐藤和雄
■ジェンダー情報
■さらん日記
■東京都府中市、疑惑に動かず新たな発注も 官製談合・汚職事件で賠償を求める監査請求 
杉本裕明 
■維新ってなんやねん
・問われる順法精神 「資金集め」を刑事告発した憲法学者の分析 
「身を切る」と言いつつ「身を肥やす」錬金術 上脇博之
・木戸衛一大阪大学教授に聞く 
「維新はファシズムなのか?」ドイツ現代政治研究者から見た相似と相違
・本誌の質問状に「維新」側が回答 資金集めで「事務的ミス」「謝罪し、訂正」
 「再発防止に努める」と音喜多・政調会長
■3.11から11年 国の責任を問う福島原発事故の生業訴訟 
「本当は人生そのものを返してもらいたい」 牧内昇平
■経済私考 浜矩子
■いまを生きる母親が子どもに贈る11冊の平和絵本 
子どもたちの心に種を蒔くために暴力と恐怖のない世界を 内海彰子
■青木理の温泉という悦楽 「信州 桃源郷の湯」
■不謹慎な旅「招致失敗のレガシー 名古屋オリンピック構想」 写真・文/木村聡 
■ゲノム編集トマトの種苗無料配布に全国で反対運動 
「種苗を受け取る」と回答した自治体ゼロ 神原里佳
■脊髄腫瘍に見舞われた私のrehabilis日記(7)「リハビリ病院のルール」 ひらてみき
■体内に蓄積した有害物質PFASを排出する方法が見つかった? 植田武智
■新・買ってはいけない 「ブラックコーヒー」と言いながらいろいろ入っています 渡辺雄二
■たとえば世界でいま 片瀬ケイ、北方農夫人
■劇映画『ドンバス』が急遽公開 ウクライナ・ドンバスを舞台に腐敗し崩壊する社会を描く 
中村富美子
■【提携連載企画】公害『PFOA(ピーフォア)』17 
大阪・摂津の女性60 人の血液からも高濃度PFOA検出 Tansa 中川七海 
■【連載】性的指向と性自認のリアル さまざまなわたし2 
偏見や差別をなくすために性的マイノリティーを公表して生きる 北山公路
■きんようぶんか 本・映画・音楽・TVドキュメンタリー・TV批評・本箱
■メディアウォッチ 日経が掲載した漫画の全面広告は女性を軽視する感覚の露呈 
性差別広告制作を繰り返すな 太田啓子
■言葉の広場、金曜川柳、イラストレーション、みんなの写真展、論考
■橋本勝の風刺画報
■ヒラ社長が行く 植村隆
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■金曜日から、編集長後記、業務部からのお知らせ

<> 2022.5.20

2022/05/20 金 07:05
   <>  2022.5.20

_________________________________________________________『週刊金曜日』

      
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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内

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【1】注目の記事

■維新ってなんやねん

昨秋の総選挙で議席を一挙に4倍増にした国政政党「日本維新の会」──「身を切る改革」を掲げ、既成政党や「既得権益」を批判してきたが、一方で「その政策は自民党と変わらない第三与党だ」「歴史修正主義の右翼政党」などとの指摘も根強い。政治資金にまつわる疑惑も絶えない。「カネ集め」の違法性を問うて「維新」を刑事告発した憲法学者と、ナチズムにもくわしい現代ドイツ政治の専門家に分析と報告をお願いした。

●問われる順法精神「資金集め」を刑事告発した憲法学者の分析
「身を切る」と言いつつ「身を肥やす」錬金術
上脇博之

●木戸衛一・大阪大学教授に聞く
「維新はファシズムなのか?」ドイツ現代政治研究者から見た相似と相違

“「維新」が政界に最初に登場したのは2010年4月。大阪の地域政党として「大阪維新の会」が、当時の橋下徹・大阪府知事を中心に結成された。それから10年余り──さまざまな保守系グループとの合従連衡・紆余曲折を経て、現在の国政政党「日本維新の会」に発展。今や衆議院で第三党となるまでに。本誌4月29日・5月6日合併号で見たように独自の憲法改「正」案ま
で発表している。ドイツ現代政治を長年研究し、ドイツでは日本政治を講じてきた木戸衛一・大阪大学教授の目にはどう映っているのか。”

●本誌の質問状に「維新」側が回答
資金集めで「事務的ミス」「謝罪し、訂正」「再発防止に努める」と音喜多・政調会長

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【2】 編集長後記

 連休の最後の3日間を利用して、札幌と小樽の読者に会ってきました。札幌の読者会は休会中ですが、数人のメンバーの方々に話をうかがいました。小樽では昨年できたばかりの読者会に出ました。十数人のメンバーが、憲法、原発、風力発電など、さまざまな話題で盛り上がりました。

 感じたのは、やはり直接読者から話を聞くことの大切さです。毎週1回編集会議を開いて特集などを議論し、毎号お届けしていますが、読者のニーズに応えられたのかどうかが、いつも気になります。本誌への感想を電話やメール、手紙などで寄せてくださる方もいらっしゃいますが、それほど多くはありません。

 そこで私が参考にしているのが「読者会から」のコーナー。褒めてもらうとうれしいし、批判されるとへこみますが、それでも「ああ、こんな風に読まれているのか」と、新たな発見があります。できるだけ多くの読者会に顔を出したいと思っています。ヒョッコリ顔を出すかもしれませんので、その時はどうぞよろしくお願いします。(文聖姫)

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【3】次号予告:2022年5月27日号(第1378号)

【特集・韓国経済の光と影】 
●韓国と日本の経済 どうしてここまで差がついたか
安倍誠・アジア経済研究所・新領域研究センター長に聞く|聞き手・文聖姫

●元気な韓国、その裏側にあるものは格差拡大と激しい競争「まさにイカゲームの世界」|神谷毅

【長崎性暴力事件】
●記者が長崎市を訴えた性暴力裁判、30日に判決
問われる報道と公権力の関係性|吉永磨美
●原告記者インタビュー|西村仁美

【教育】
●採点まで民間に丸投げのスピーキングテストに疑問が続々噴出|村上朝子

【新連載 働くからいまを見つめる】
●姿見えない働き手たち 春闘も「政使交渉」?|竹信三恵子

【新龍中国】
●トヨタ、無印良品も打撃……世界経済に影落とす「ゼロコロナ」|浦上早苗

【くらし エネルギー】
●日本のエネルギー自給率は11% 急がれる、輸入頼みからの脱却|垣田達哉

【脊髄腫瘍に見舞われた私のrehabilis日記8】
●リハビリの期限|ひらてみき

【日韓学生交流】
「今でもくちずさむほど、胸に迫る曲」 日本の高校・大学生が韓国の歌を歌う|戸田志香

【好評連載】これからどうする?
●農業|田中優子

【きんようぶんか 本】
●『女と刀』|五所純子
●『革命的知識人の群像 近代日本の文芸批評と社会主義』|永田希
●『道徳教室 いい人じゃなきゃダメですか』|武田砂鉄
●『アスリートたちが変えるスポーツと身体の未来 セクシュアリティ・技術・社会』|川端浩平
●『ブラック・ライヴズ・マター運動誕生の歴史』|兼子 歩

【きんようぶんか 映画】
●『オフィサー・アンド・スパイ』|さこう ますみ

【きんようぶんか 舞台】
●赤堀雅秋プロデュース『ケダモノ』|藤原央登

【きんようぶんか 音楽】
●『ファミリア』 カミラ・カベロ|長利清之

【きんようぶんか TVドキュメンタリー】
●5月27日からのTV番組|ワタナベ=アキラ

【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●風速計|崔善愛
●きんようアンテナ
●6月の原発裁判|脱原発弁護団全国連絡会
●半田滋の新・安全保障論
●STOP!9条改憲|高田健
●政治時評|望月衣塑子
●経済私考|高橋伸彰
●メディアウオッチ|臺宏士
●言葉の広場/論考
●肯わぬ者からの手紙|山口泉
●さらん日記
●無責任架空対談|松崎菊也
●猫様|想田和弘
●読者会から
●きんようびのはらっぱで
●ヒラ社長が行く|植村隆

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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php

★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php

『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の田中優子さんの対談を中心にブックレット化。

★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う

『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php

今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後はいま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらためてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の内容を再録したもの。

┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002524.php

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民として、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために必要だ。

【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき

【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた。
 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わり23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得ながら残された右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。

┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどころか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」によって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供する。

┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。

┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。

┃Kindle版┃エシカルに暮らすための12条 地球市民として生きる知恵

古沢広祐(ふるさわ・こうゆう):著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002859.php

最近よく耳にする「エシカル」という言葉。
エコやオーガニックとちょっと似ていますが
生産者の人権や労働環境、商品生産の背景まで考慮する点が違います。
本書がグローバル化によって地球のすみずみにまで広がった生産・消費のつながりを
改めて考えるきっかけになればいいなと思います。

【『エシカルに暮らすための12条』目次】
 はじめに
第1条 グリーン(環境)からエシカル(社会)へ
第2条 ファッションだってエシカルに
第3条 鰻を食べて大丈夫かな? 水産物こそエシカルでありたい
第4条 有機=エシカル? オーガニック認証への問い直し
第5条 森のエコラベル
第6条 動物福祉─アニマルウェルフェア 先を進む世界の動向
第7条 町ぐるみでエシカルめざす フェアトレードタウンの広がり
第8条 過熱するペットビジネス 輸入ペットの動向にも注意!!
第9条 日本にもある現代の奴隷制度
第10条 つくる責任・つかう責任 SDGsのゴール12
第11条 銀行・投融資を変えるエシカルなお金って?
第12条 『バナナと日本人』のその後
補論 日本でのエシカルの広がり──エシカル通信簿、ブラック企業大賞、地方での展開

【著者略歴】
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう)
1950年生まれ。國學院大學経済学部教授、NPO「環境・持続社会」研究センター代表理事。著書に『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと? あなたと考えたい命のつながりあい』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(日本放送出版協会)、共著に『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開』(明石書店)など。関連するトピック情報として、サステナブル・ブランドジャパン(SB-J)ネットサイト(http://www.sustainablebrands.jp/)で連載コラムを掲載しています。

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