週刊金曜日 1415号 2023.3.10目次、3.11から12年 脱原発の約束はどこに?
私の注目記事
P30「非維新」勢力がおばちゃん目線の谷口真由美さんを擁立 カジノ反対の市民運動と連携し新しい構図に 平野次郎
維新がすすめるIR誘致は、夢洲の土壌や地盤に問題があり、国交省の審査が遅れている(本誌3月3日号に詳報)。
勝敗のカギは投票率「大阪の未来は府民が決める 夢洲カジノを止める会」投票率65%プロジェクト に取り組む。大垣さなゑ氏「知事か大阪市長のどちらかをとればカジノを止められる」
ーー
fujisan 目次
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計「『だめ連』ぺぺ長谷川さんが逝ってしまった」 雨宮処凛
■金曜アンテナ
・大阪高裁が「日野町事件」裁判のやり直し認める決定 「死後再審」実現の期待高まる 西村秀樹
・元宮古島市議、石嶺香織さんが名誉毀損訴訟で勝訴 『産経』の杜撰な取材を断罪 安田浩一
・セクハラ対策弁護士からセクハラ被害、舞台俳優が提訴 「生涯弁護士活動しないで」 小川たまか
・『安倍晋三回顧録』が刊行される中での司法の断罪 アベノマスクの単価を開示せよ 佐藤和雄
・第5回「むのたけじ賞」大賞は『ワタシタチハニンゲンダ!』 外国人差別の実態描き高評価
竪場勝司
■さらん日記
■政治時評 佐藤甲一
■特報 電源開発、大間原発の地震動計算で断層の深さを誤入力 3000メートルを誤って3メートルで計算 原子力規制庁「極めて重大な事案」 伊田浩之
■【特集】3.11から12年 何も終わっていない
・武藤類子さんインタビュー
「分断と対立」を乗り越え、深い闇の中、一条の光を見出す 聞き手・本田雅和
・原発は日本のお宝か、それとも貧乏神か
「原発再推進」が無理筋であるこれだけの理由 明石昇二郎
・ソーラーシェアリングの可能性と課題
地域に根ざした参加型の再エネこそがエネルギー転換の突破口 飯田哲也
■孤立死産した元技能実習生の「死体遺棄」裁判 最高裁で弁論開催逆転無罪なるか 神原里佳
■大阪府知事・市長ダブル選 「非維新」勢力が「おばちゃん目線」の谷口真由美さんを擁立 カジノ反対の市民運動と連携し新しい構図に 平野次郎
■半田滋の新・安全保障論 「『中国の偵察気球』で露呈 絵に描いたような対米追従」
■不謹慎な旅 片翼のエンジェル 根岸外国人墓地と「ボーイズタウン」 写真・文/木村聡
■マンションの老朽化を食い止めろ! 修繕計画の高額化・長期化に備えたい 内藤眞弓
■再びの入管法改悪法案にNO! 学生ら中心に市民団体が抗議活動 訴えを聞いた私たちが伝えないと、闇に葬られてしまう 竪場勝司
■【提携連載企画】誰が私を拡散したのか11
N番部屋事件への怒りが変えた韓国社会(中)1カ月間に実現した六つの法改正 Tansa・辻麻梨子
■経済私考 鷲尾香一
■メディアウォッチ 日米の「密約」報じた西山太吉さん死去
半生を「国家の嘘」を暴くことに注力 事件を契機にタブー視した毎日 臺宏士
■日韓学生フォーラム
3年ぶりにリアル開催 戦争の傷痕や米軍基地が残る沖縄を4年ぶりに訪れる 新崎盛吾
■黒風白雨 「ロシア軍完全撤退を求める国連決議」 宇都宮健児
■きんようぶんか 本・映画・音楽・TVドキュメンタリー
■言葉の広場、金曜川柳、イラストレーション、論考
■松崎菊也 あの人の独り言 (イラストレーション/石倉ちょっき)
■ヒラ社長が行く 植村隆
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■金曜日から、編集長後記、『週刊金曜日』からのお知らせ
—
<> 2023.3.10
_________________________________________________________『週刊金曜日』
〈デジタル金曜日〉始めました!電子版のサブスクサービス
https://www.kinyobi.co.jp/digitalkinyobi/
====================================================================
【1】注目の記事
【2】編集長コラム
【3】次号予告
【4】新刊本のご案内
【5】お知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】注目の記事
■3.11から12年 何も終わっていない
フクシマ原発事故から12年。一時は国内の原子力発電所は稼働ゼロにまでいきながら、その後は「原発回帰」が進んだ。岸田文雄政権は「温室効果ガス削減」や「エネルギーの安定的供給」などを口実に再稼働だけでなく、老朽原発の60年以上の活用や新規建設までも認めてしまっている。「復興」の美名のもとに被災者・被害者同士の分断や対立は解消するどころか、さらに都市と地方で深化、複雑化している。そうした現状を「福島で暮らす住民の立場」から武藤類子さんに語ってもらい、再生可能エネルギーの未来と課題、原子力産業の問題点などについて、
専門家やジャーナリストに分析、報告してもらった。
●武藤類子さんインタビュー
「分断と対立」を乗り越え、深い闇の中、一条の光を見出す
東京電力福島第一原発事故では、福島県民だけでなく東日本で暮らす多くの住民が「避難する・しない」から「何を食べるか」まで日々決断を迫られ、「分断と対立」が生まれた。事故直後には自身も「福島の里山」から一時は県外まで脱出・避難した武藤類子さん(69歳)もまた、「分断」に苦しみながら被災地から「対立」を超える言葉を紡いできた一人だ。(聞き手・まとめ/本田雅和)
●原発は日本のお宝か、それとも貧乏神か
「原発再推進」が無理筋であるこれだけの理由
明石昇二郎
政府は2月28日、60年を超える原発の運転を可能にするため、五つの法改正案を束ね法案としてまとめた「GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法案」を閣議決定し、国会に提出した。だが、原発産業自体、すでに斜陽化している。
●ソーラーシェアリングの可能性と課題
地域に根ざした参加型の再エネこそがエネルギー転換の突破口
飯田哲也
コロナ復興やロシアのウクライナ侵攻後のエネルギー価格の高騰が私たちの生活を直撃し、さらに大きな気候危機にも直面している。こうした危機に煽られた国民の不安に乗じて、岸田文雄首相は「GX(グリーントランスフォーメーション)戦略」と
称して原発推進姿勢を剥き出しにした。しかし、世界的に見ると人類は再生可能エネルギー(再エネ)による文明史的なエネルギー大転換を引き起こしつつあり、気候危機に対処しうる可能性を切り拓きつつある。日本でも、営農型太陽光発電(営農ソーラー)を軸とする、地域に根ざした参加型の再エネこそがエネルギー転換の突破口となる。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2】編集長コラム
中村哲さん
先週号(3月3日号)に掲載した中村哲さんは、本誌の読者にも非常に人気がある。ぜひ誌面で紹介してほしいとのご意見を多くいただいてきた。2019年にアフガニスタンで凶弾に倒れるまで、医師として現地の人々を診続け、用水路建設などに携わってきた中村さん。現地の人々にとって本当に何が必要なのかを身をもって知っていた方だと思う。
中村さんの35年間にわたるアフガニスタンでの活動を追ったドキュメンタリー映画『荒野に希望の灯をともす』もロングランを続けているという。谷津賢二監督に話を聞いてまとめたジャーナリスト、佐々木亮さんの原稿には、観客からのこんな感想も記されている。「武器ではなく鍬とスコップで平和になるんですね」。ウクライナで戦争が続いている今改めて、中村さんの仕事から多くを学ばねば、と感じている。
そして、明日3月11日は、東日本大震災から12年。武藤類子さんへのインタビュー他、原発問題をテーマに特集を組んだ。(文聖姫)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】次号予告
次号予告:2023年3月17日号(第1416号)
【徴用工問題】
●「徴用工」とは誰のことか? 朝鮮人労働者の過酷な実態|本田雅和
【特集 統一地方選パート1】
●統一地方選特集 多様な社会を反映する多様な議会こそ地域活性化の鍵 「女性ゼロ議会」ゼロへ
●「女性ゼロ議会」に挑戦しトップ当選した 金繁典子愛媛・愛南町町議インタビュー
●社会を支える現役世代が参画できる地方議会に 片山善博・元鳥取県知事インタビュー|聞き手/文聖姫・本誌編集長
●若い女性議員を増やす運動に取り組む「FIFTYS PROJECT」|竪場勝司
●政治は「誰がやっても同じ」ではない|尾辻かな子
【新・買ってはいけない】
●おつまみの添加物はあなどれない|渡辺雄二
【くらし 食】
●一連の迷惑行為で明らかになった、性善説では食の安全は担保できない|垣田達哉
【好評連載】
●メディアウォッチ|太田啓子
●【提携連載企画Tansa】誰が私を拡散したのか 韓国社会(下)|辻麻梨子
●性的指向と性自認のリアル さまざまなわたし|北山公路
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【4】新刊本のご案内
★黒沼ユリ子の「おんじゅく日記」 ヴァイオリンの家から
黒沼ユリ子著 1000円+税 A5判並製・124頁
世界的ヴァイオリニストからの平和へのメッセージ
高校在学中にチェコのプラハ音楽芸術アカデミーへ留学。以後世界40数か国で独奏者として活動するかたわら、「音楽と平和は、普遍的な人類共通の言葉と願い」をモットーにメキシコ市に幼児から青少年を対象にした弦楽器のための音楽アカデミーを開設。演奏家であり、教育者でもある著者の歩みを振り返る。(2022年11月刊)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【5】お知らせ
『きんようメルマガ』(有料)は「まぐまぐ大賞2022」で部門賞「ジャーナリズム」7位を受賞しました!
https://mag2.com/events/mag2year/2022/list.html?cid=journalism&aid=83 #まぐまぐ大賞2022
これを機会にぜひご購読ください!
==============================================『週刊金曜日』
※ 定期購読のお申し込みは以下のページから。
https://ssl.kinyobi.co.jp/consult/input.php?id=tk
※ 支援金の受付口座はこちら。
郵便口座 :00120-7-572529
加入者名:株式会社 金曜日
(通信欄に「支援金」とご記入下さい。)


ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません