週刊金曜日146号 1996.11.8目次、「自由主義史観」という名の自画自賛史観2 教科書攻撃

2025年9月20日

週刊金曜日146号 1996.11.8目次
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P54 「自由主義史観」という名の自画自賛史観2
教科書攻撃に狂奔するマスコミ・右翼・学者そして自民党 俵義文
・日本の侵略・加害を書くのは「反日的」?「教科書が偏向している」という攻撃。攻撃しているのは、自民党保守派、藤岡信勝らの「自由主義史観」研究会、産経新聞などタカ派ジャーナリズムと御用学者、右翼団体ほか。
・自民党保守派による攻撃 中心は奥野誠亮、板垣正「慰安婦の強制連行はなかった、、、」など、教科書検定の在り方と教科書の内容を非難・攻撃。
P55・藤岡信勝氏と「自由主義史観」研究会による攻撃 教科書記述の中でもとくに「従軍慰安婦」問題に攻撃の矛先を集中し、その削除または「黒塗り」による抹消を主張する。
・タカ派マスコミ・御用学者・右翼団体による攻撃 産経は「教科書が教えない歴史」(藤岡研究会会員の執筆の連載を1年間の予定で続けている。
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P56右翼団体は、文部省や中学社会科教科書発行者に対して、「公開質問状」や「抗議文」などを送付し、街宣車で押しかけ。「日本を守る国民会議」
・教科書攻撃での藤岡グループの役割 昭和史研究所や日本教師会、侵略戦争肯定・美化論。
・いま、なぜ教科書「偏向」攻撃か
 教科書記述の改善ー教科書裁判が果たした。教科書裁判運動が中核になり、当面、最高裁での勝利に向けた運動が重要。
P57 「違法検定」追い詰める教科書裁判 小林和 戦争記述前進の背景
・家永裁判 ほぼ確定の「検定一部違法」
・係争中の原稿でもパス さらに重要なことは、訴訟中の検定意見で書き換えさせられた記述のうち、「赤報隊」「南京大虐殺」「731部隊」についてはその後、修正前の原稿で申請しパスしている。 歴史修正主義
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P38 書評「日中戦争ー日本・中国・アメリカ」中央大学人文科学研究所編 中央大学出版部 評者 銭江峰
日中間で起こった一連の事件を連続性継起性をもったものとして理解する必要がある。それ故に姫田光義氏は日清戦争からの50年間の出来事を一まとまりとみて、「日中50年戦争」という呼称を提唱している。
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