週刊金曜日1463号 2024.3.8目次,大阪「日の丸・君が代」裁判(下

2025年9月12日

*私の注目記事
P7 卒業式「君が代」歌いたくない京都の親子が文科省へ「強制」やめてと申し入れ 先生は「教育委員会に逆らえない」
P34八甲田山雪中行軍と幸畑墓苑 木村聡
P44大阪「日の丸・君が代」裁判(下 永尾俊彦 てんかん発作を起こしやすい車いすの生徒を介助するため、卒業式の国歌斉唱で起立しなかった。大阪維新が多数派になってから大阪では復古的風潮が広がっているうようだ。
P63ヒラ社長が行く植村隆 92年朝鮮人従軍慰安婦・女子挺身隊資料集に91.811金学順証言記事
cf)朝鮮人従軍慰安婦・女子挺身隊資料集 金学順 https://x.gd/nTA1g
57 ページ
金英達. 「悪夢の一夜」語る金学順*ん金学順さんの話に耳を傾ける参加者たち 統-日報( THE TONG – IL ILBO. ’91 . 12. 11 統第三種郵便物( 7 )級認可〉日報 ୮ 一度も女らしい生活したことない」聴衆 450 人会場びっしり元従軍慰安婦として、日本」東京では …
61 ページ
… 金学順さんを囲む市民集会が、七日午後二時かる。大阪市浪速区の「ティ・おおさか」で、八日午後二時から神戸市中央区の神戸 YWCA 会館ホールで、それぞれ開かれらつ。金さん訴え 17 歳の青春返して聞移動。金さんは肺病にか」「お前は慰安所にいたじゃ …
68 ページ
… 金学順(キム・ハクスン)さん(セ) =ソウル在住=だけは実名を出し、来日した。元慰安婦が載判を起こしたのは初めてのことだ … 金学順さん手紙恨の半生たちの太平洋戦争二十人以上相手することもありました。しかし、戦闘「ダ、の時は、静かでした。
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fujisan目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計 「テレビに声を上げよう」 田中優子
■金曜アンテナ
・「困難な問題を抱える女性支援法」4月施行前に不安の声 自治体の基本計画に問題山積 吉永磨美
・卒業式「『君が代』歌いたくない」京都の親子が文科省へ 「強制やめて」と申し入れ 永尾俊彦
・核のごみ処分場「文献調査」争点の長崎県対馬市長選 自公推薦の反対派現職が勝利 佐藤和雄
・HPVワクチン訴訟、原告の1人が尋問を機に実名公表 「私と家族の悲しみ知って」 高波淳
・83年前の「スパイ冤罪事件」を繰り返させてはならない 「宮澤弘幸命日墓参」と集い 福島清
■さらん日記
■ジェンダー情報
■政治時評 阿部岳
■地震大国ニッポンに生きる 
・フクシマ原発事故から13年 混迷深める東京電力 巧妙化する情報の隠蔽・操作 役所も記者も構造劣化 おしどりマコ
・フクシマ原発事故から13年 健康被害の現在地 真相究明と加害者責任問う公害の「原因裁定」申し立てへ 藤原寿和
・バスツアーからワークショップまで 「語り部」たちがそれぞれの思いで紡ぐあの日 松岡瑛理
■被災者に我慢強いる避難所運営・災害政策からの転換を
・男女共同参画地域みらいねっと代表理事・小山内世喜子さんに聞く 安心安全な避難所にするためにジェンダー平等・多様性の視点が必要 まとめ/神原里佳 
・性的マイノリティへの対応盛り込む市町村は1割台 性的指向・性自認への無理解で困難が増加 神谷悠一
・コンクリートよりいのちを優先する災害政策へ 「TKB48」を実現しよう 船橋邦子
■国際女性デーに男女12人が提訴 「第3次別姓訴訟」始まる 宮本有紀
・原告に聞く1 「結婚の改姓により夫婦間で不平等が生じるのはおかしい」 佐藤万奈さん、西清孝さん
・原告に聞く2 「違憲判決を目指すが、最終目標は民法改正」 上田めぐみさん
■経済私考 後藤逸郎
■不謹慎な旅 雪の中の教訓 八甲田山雪中行軍と幸畑墓苑 写真・文/木村聡
■時代に合わせて広がる、労災の基準 最新の認定基準を解説 内藤眞弓
■らんきりゅう 株価は「バブル超え」だが深まるロスジェネの地獄度 雨宮処凛
■【提携連載企画】米誌『TIME』、岸田首相インタビュー見出し変更の裏側を暴く 〈軍事大国に〉が、政府の接触で〈国際舞台でより積極的な役割〉に Tansa・辻麻梨子
■大阪「日の丸・君が代」裁判(下) 大阪府立支援学校の元教員・奥野泰孝さん 生徒の「隣人」でありたい 不起立は「合理的配慮」 永尾俊彦
■日本テレビ系列「山口放送」、元役員との裁判で窮地に 蘇る「CM不正事件」の悪夢 丸山昇
■メディアウォッチ 性暴力被害の訴えへの対応が鈍いのは新聞・テレビ界の男性中心体質が影響 被害内容を娯楽にしない報道を 南彰
■半田滋の新・安全保障論 現実離れした住民避難計画 桐生悠々ならどう書くか 
■軍事要塞化が進む沖縄を描く映画『戦雲』三上智恵監督に聞く 命が軽んじられる状況を日本全体が作っている 聞き手/松村洋
■きんようぶんか 本・映画・音楽・舞台・TVドキュメンタリー
■言葉の広場、金曜川柳、イラストレーション、論考、
■松崎菊也 あの人の独り言(イラストレーション/石倉ちょっき)
■ヒラ社長が行く 植村隆
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■金曜日から、編集長後記、『週刊金曜日』からのお知らせ

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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】既刊本のご案内

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【1】注目の記事

■地震大国ニッポンに生きる 地震、津波、原発事故の複合被害から13年……

写真は福島県浪江町の請戸海岸から見た、今年1月の東京電力福島第一原発の遠景だ。2011年3月11日に発生した東日本大震災と直後の津波で、この請戸地区は商店街も住宅街も壊滅し、さらに放射能災害が襲った。これをきっかけに地震列島の多くの人々が、緊急時の避難のあり方や放射能による健康被害、エネルギーの使い方について考え続けてきたはずだった。被災地の多くの場所では整地はされても以前のように人は戻らず、「荒れた大地」のままだ。
この正月には能登半島で新たな大地震が起き、道路やインフラが寸断された地域では既存の多くの避難計画や避難所運営マニュアルが全く役立たず、見直しを迫られている。長年、こうした複合災害問題に取り組んできたジャーナリストや専門家に課題を報告してもらった。

●フクシマ原発事故から13年 混迷深める東京電力
巧妙化する情報の隠蔽・操作 役所も記者も構造劣化
おしどりマコ

フクシマ原発の爆発事故直後、「こんなことがあっていいのか」との怒りから東京電力の記者会見に飛び込み、「芸人ジャーナリスト」となった「おしどりマコ」さん。以来13年──大手メディアの「担当記者」「専門記者」が役人みたいに次々と交代する中で孤軍奮闘、最前列の席から鋭い質問を浴びせ続け、東電幹部や広報マンを辟易、否、たじろがせてきた。今や東電ウオッチャーの中では最古参・ベテラン記者の一人だ。
東電は昨秋から、さらなる「深刻でアホな事故」を連発、情報隠蔽も露見して原発運営会社としての資格が問われている。マコさんに13年間の総括をお願いした。

●フクシマ原発事故から13年 健康被害の現在地
真相究明と加害者責任問う 公害の「原因裁定」申し立てへ
藤原寿和

東京電力福島第一原発の事故で、大量に放出された放射性物質により小児甲状腺がんを始め多様な健康被害が発生しているのに、加害者の国も東電も責任を認めようとせず、刑事責任・民事責任を問う裁判も遅々として進まない。放射能汚染は環境基本法が定める「公害」であることに着目した市民、学者、法律家らが、国の公害等調整委員会に対して「因果関係」を示してもらおうと、近く「原因裁定」の申し立てをする。呼びかけ人の環境保護活動家、藤原寿和氏に報告してもらう。

●バスツアーからワークショップまで
「語り部」たちが、それぞれの思いで紡ぐあの日
松岡瑛理

宮城県内にある一部の宿泊施設では宿泊者を対象に、東日本大震災が街に引き起こした影響を伝える語り部バスやワークショップを行なっている。震災から13年が経とうとする中で、語り部たちは今、参加者たちに何を伝えようとしているのか。南三陸町や気仙沼市で語り部として活動する人々に聞いた。

■被災者に我慢強いる避難所運営・災害政策からの転換を

地震大国に生きる私たちは誰もが被災する可能性があり、他人事ではない。個人での備えは多くの人がしているだろうが、避難所での生活をどうするのかは自分だけでは決められないため地域全体の意思疎通が必要になる。避難所は年齢、性別、家族構成など事情が異なるさまざまな人が過ごす場所。必要とする物資やスペースも多様であることを理解しないと安心安全に過ごせない人が出てくる。これまでにも、個別の仕切りが設けられない、大勢で入る風呂しかないなど、プライバシーが守られず、女性や性的マイノリティの安全が脅かされる事例があった。
どのような立場の人でも安心して過ごせる避難所について考えたい。

●男女共同参画地域みらいねっと代表理事小山内世喜子さんに聞く
安心安全な避難所にするためにジェンダー平等・多様性の視点が必要
まとめ・神原里佳

●性的マイノリティへの対応盛り込む市町村は1割台
性的指向・性自認への無理解で困難が増加
神谷悠一

●コンクリートよりいのちを優先する災害政策へ
「TKB48」を実現しよう
船橋邦子

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【2】編集長コラム

女子サッカー北朝鮮戦観戦記

 2月28日に東京・代々木の国立競技場で行なわれたサッカーの試合を見に行った。パリ五輪女子サッカーアジア最終予選、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)対日本の第2戦だ。24日にサウジアラビアで行なわれた第1戦はドローだったので、この日の試合で勝った方が出場権を獲得できる。私は北朝鮮の応援席に座った。チームカラーの赤のTシャツやトレーナー、セーターを着た人たちとともに「イギョラ(勝て)!」と書かれたビニール製の応援棒を叩きながら、声援を送った。

 試合は2対1で日本が勝利したが、互角の戦いだった。贔屓目ではなく、北朝鮮の方が実力的には勝っていたと思う。チャンスを着実にものにした日本に勝利の女神が微笑んだ。いい試合を見させてくれた両チームの選手たちに拍手を送りたい。よかったのは、試合結果を伝えるニュースに北朝鮮チームにも好意的なコメントが多く寄せられていたことだ。スポーツは時に政治を動かす。冷え切った日朝関係の雪解けのきっかけになればうれしい。(文聖姫)

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【3】次号予告

★次号予告:2024年3月15日(第1464)号

【特集】
始まってしまったけれど 私たちはインボイスに反対します3
インボイスがもたらす未来を徹底解説!

●神田知宜税理士に聞く インボイスは「10年かけて 中小企業をつぶすための制度」ともいえます|神田知宜

●インボイスは無効である 自民党裏金は脱税である|浦野広明

●STOP!インボイス「実態調査」報告  インボイス制度は 社会の問題として 捉えるべきだ|阿部伸

【ガザ】
●アパルトヘイトとジェノサイドに抗する文化を育てる、私たちの〈闘い〉 パレスチナと日本、そして世界|田浪亜央江

【フクシマ原発事故から13年】
●甲状腺がん多発、被曝の因果関係 頑なに否定する国と東電 苦しみ続ける若者たち 健康被害の現在地|白石 草

【新・買ってはいけない】
●毎年恒例 「花粉症グッズ」検証|渡辺雄二

【提携連載企画Tansa】
●誰が私を拡散したのか「プロバイダ責任制限法」は業者有利|辻麻梨子

【好評連載】
●青木理の温泉という悦楽
●暗夜胸に手をおいて|安達茉莉子

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【4】既刊本のご案内 

★この日、集合。

井上ひさし・永六輔・小沢昭一  1000円+税 A5判並製・104頁

平和を願う言葉の力

遡ること18年前の2006年5月3日憲法記念日。「何も言えなくなる前に、言っておきたいことがある」。今は亡き井上ひさしさん、永六輔さん、小沢昭一さんが、新宿紀伊國屋ホールに集合した。この3人が集まれば何かが起きる違いない、期待が膨らみ会場は超満員。「当時の日本の大人たちには、それぞれ責任があると思います」(井上ひさし)、「第九九条を守れば憲法全体が守られるんです」(永六輔)「ほかのことはどうなったっていいような気がするんですが、戦争だけは懲りてます」(小沢昭一)、言葉の達人たちによる言葉は色あせない。
(2006年8月刊)

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