週刊金曜日20123.16号放射能汚染と内部被曝
<> 2012.3.16
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『週刊金曜日』
《お知らせ》
◆「櫂未知子の金曜俳句」連載2周年記念吟行会参加者募集中。
東京を代表する桜の名所を歩きます。
初心者からベテランまでふるってご参加下さい。
【日時】4月8日(日)午前11時~午後4時半
【募集人員】先着25人、3月30日(金)必着
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【1】注目の記事
【2】編集長コラム
【3】今週号目次と次号予告
【4】近刊のご案内
【5】イベントのご案内
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【1】注目の記事
■「3.11」連続特集(3) 放射線汚染と内部被曝
私たちは放射能とどう闘えばよいのか
小出裕章
二年目に突入した放射能との闘い。先はまったく見えない状況の中で、
私たちはどうすればよいのか。また、福島第一原発の二年目の状況は
どうなっているのか、小出裕章氏に聞いた。
■食品の新基準で国民の安全は守れるか?
植田武智
この四月から食品中の放射性物質の新基準が施行される。
原発事故から一年が経ち、ようやく暫定基準値から一歩進んだわけだが、
内部被曝に関して十分に配慮したものとは言えない。
■「明治ステップ」放射能汚染事件
明治はすべての情報を公開せよ
坂井敦
昨年一二月に発覚した明治製粉ミルクの放射能汚染。
どういう経緯で汚染されたのか、明治は十分な情報を公開せず、
ひたすら{大気汚染説}を唱えるのみだ。
こんな会社に粉ミルクを作ってもらいたくない。
■これで県民の命は守られるのか
もはや信用ゼロ 山下氏「健康調査」
成澤宗男
年間の放射線量が「一〇〇ミリシーベルト以下なら安全」
などと言う人物が、原発事故にあえぐ福島県民の
健康調査を握っている。その結果生じているのは、
命を救うよりもデータ収集が重視される
ような医療行政なのだ。
■被爆者 女たちの本音(1)
私たちはモルモットじゃない!
福島「県民健康管理調査」への疑問と不信
清野かほり
テラ(一兆)という単位のつく莫大な総放出量。
この放射性物質が人々の健康にどんな影響を及ぼすのか、
福島県が「県民健康管理調査」を開始したが、
この書類を受け取った住民たちは疑問と不信を隠せずにいた。
■セシウムを土壌中に固定する土作りを
闘う福島の有機農業者たち
市川はるみ
東京電力・福島第一原発の事故は多くの放射能汚染を招き、
農業、漁業、酪農など、第一次産業に大きな打撃を与えた。
汚染された大地とどのように向き合っているのか。
福島県二本松市へ有機農業者を訪ねた。
■誰のための除染なのか
郡山市 飯舘村 ルポ
汚染土仮置場で懸念される二次被曝
前屋毅
住民が安心して暮らせる故郷を取り戻したいという思いはわかる。
しかし、放射線量の下がらない現実を無視したり、
二次被曝の危険性を放置しての「除染計画」は許されるのか。
◆森ゆうこ文部科学副大臣に聞く
「年間被曝5ミリシーベルト以下にすべき」
前屋 毅
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【2】編集長コラム
先週末、福島県郡山市では原発と被曝をテーマにした催しがたくさん開かれ全
国から多くの人が訪れた。
そこで久々に早尾貴紀さんに会った。
早尾さんは三〇代のパレスチナ・イスラエルの研究者。昨年三月一一日まで仙
台に住んでいたが、東電福島第一原発爆発直後に戻らない決意で大阪へ避難。
現在は山梨を拠点に暮らす。
当時はあの混乱状況でバスまで手配して周囲へ避難を呼びかけていた。
いまでは子どもの内部被曝を避けるために福島市、須賀川市、今回の郡山など
で相談会を開き、避難や保養について親身なアドバイスを続けている。
相談会に来たある母親に私も話を聞いたが、子どものために避難したいが夫や
親が障壁となって春休みは山形への「保養」で子どもの被曝を軽減するとのこと。
「避難したいのに事故から一年が経ってしまった人が今日来ているわけです。
webで情報を載せてもダメ。丁寧に話を聞かないと」と言う早尾さんは、こ
れから避難希望の家族を山梨に連れて行くのですと、急いで会場を後にした。
(平井康嗣)
(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
[編集長後記]はこちら↓
http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/
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【3】次号 3月23日号(888号)予告
888号の次号予告
特集
放射能に分断される福島
安竜昌弘、瀬川牧子、安島佳代子、尾崎孝史、渡辺真、清野かおり
大阪地検改ざん事件公判 粟野仁雄
「強盛大国」へ邁進する金正恩 李柄輝
好評連載
世界一下世話なラブレター 佐野華英
買ってはいけない スカルプD 渡辺雄二
最新号目次はこちら↓
http://www.kinyobi.co.jp/consider/consider_newest.php
ホームページ上で一部全文公開しています。
http://www.kinyobi.co.jp/backnum/backnum_index.php
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【4】近刊のご案内
★尾木ママと考える
大震災後を生きる希望のヒント
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2365
尾木ママが報道や教育のあるべき姿を語る。
2011年の大震災・福島原発事故を経験した日本、いま、私たちは何を学ぶべ
きなのか、
どうすべきなのか。おネエ系人気の秘密、報道のあり方、子ども・若者の変化、
教育のあるべき姿、おとなに求められることなど、
石坂さんがリードしながら、尾木先生が超辛口批判&提言。
テレビでは見られない尾木先生の踏み込んだコメントに注目!
★残 夢
大逆事件を生き抜いた坂本清馬の生涯
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2322
100年前、明治末期の「大逆事件」で幸徳秋水ら12人が刑場の露と消えた。
事件をでっちあげて特定の政治勢力に弾圧を加え、
時代の風潮を変える検察の“国策捜査”はここに始まり、いま現在も続いている。
ことは検察だけではない。大逆事件はいまも多くのことを教えてくれる。
死一等を減ぜられて生き延び、戦後に再審請求を闘った坂本清馬の生涯は
いまの暗い時代にこそ強い輝きを放つ。
★世界が決壊するまえに言葉を紡ぐ
秋葉原事件から3・11以後へ──中島岳志
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2323
私は「言論ゲーム」「批評ゲーム」に飽き飽きしている。
何か大きな出来事があると、既製の枠組みを使って気の利いたことを発信し、
あっという間に忘却していく。
興奮気味に過剰な解釈を加えながら、時間がたつとまた次のネタに過剰反応し、
結局多弁という失語状態が永続する。
あとには何も残らない。
その残像の中で大切な問いは破棄されていく。試されたのは瞬発力のみ。
それが果たして言論なのだろうか。言葉なのだろうか。
本書は私が言葉をぶつけ合いたい人たちと行なった対談の記録である。
みんな言葉を持っている。そこには言葉がある。届く言葉がある。
★新・買ってはいけない8
原発事故が引き起こした食品の放射能汚染 私たちのライフスタイルが問われて
います。
今回は個々の商品の検証はもちろん、要望の高い「買ってもいい商品」と「食品
添加物の見方と避け方」まで指南します。
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2177
★貧困なる精神24集
「英語」という“差別” 「原発」という“犯罪”
米国に心も命も収奪された日本人
日本が「英語」によって支配されている「隠れた差別問題」を指弾した「英語」
帝国主義と、原発という「想定されていた人災」を追及する論考・対談を2本柱に構成。
原発の問題は、今年(2011年)3月11日に発生した大震災以降、本誌で連載した
ものを所収。
また、本誌の編集委員でもあった筑紫哲也氏を追悼するために、筑紫氏も出席し
た佐高信編集委員・椎名誠編集委員(当時)の両氏もまじえた対談を再録。
さらには、本多氏が子どものころに描いたマンガ原稿も公開しているが、そこに
は「今ヤ日本ハアメリカニ降伏セリ」「以上デコレモ終ワリデスガ」という文字も
・・・・・・。
刺激的で機知に富んだ評論・批評集。
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2178
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【5】イベントのご案内
★ JCJ3月集会 「脱原発、もう一歩前へ。」
<第1部>10時~:原発事故から何を学び、どう行動するか
<第2部>13時~:フクシマのいま、これから
<第3部>15時~:ジャーナリズムの責任と課題
日時:3月17日(土)10時~17時
場所:東京・文京区民センター3A会議室
(地下鉄、春日駅すぐ、または後楽園駅4分)
参加費:1000円(学生800円)
問合せ:03-3291-6475(主催者)
主催:日本ジャーナリスト会議(JCJ)
協賛:『週刊金曜日』
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俺の注目記事
・P8ドイツ緑の党議員が福島訪問
・P11韓国 国をあげて取り組む脱北難民の強制送還反対行動 石丸次郎
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・P33村崎太郎 下 暗黙の了解で、式には来ないでねということです。
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