週刊金曜日2012.4.20号低線量被曝と子どもたち 短期休養のすすめ

2025年9月18日

週刊金曜日
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低線量被曝と子どもたち 短期休養のすすめ
がれき広域処理は放射能を拡散する
原発事故でも就職率100%の小高工業高校

●繰り返される政府と御用学者たちの犯罪
 水俣と福島を結ぶ「黒い線」 アイリーン・美緒子・スミス
世界最大の公害事件の現場となった水俣での企業犯罪隠蔽の手口が、福島第一原発事故後に再び繰り返されようとしている。福島の子どもたちと県民を守るため、水俣の経験から学んで同じ手口を許してはならない。
つづきは本誌で

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 【2】編集長コラム
二〇一二年四月。
 今この時期にも福島で暮らし続けている人たちは、移転をしようと思ってもそれが困難である人たちが少なくないようだ。 持ち家、子どもの転校、移転先の就職口など、さまざまな理由で引っ越せず、あきらめた人が今も悩み続けている。 低線量被曝を懸念する人たちは、どうにかこの人たちを避難させたいと考えている。
 しかしその一方で、このような移住の相談を受けているボランティアたちも悩んでいる。
 他者の人生を変えるようなことに口出しをしていいのかと。
 移住の次善策が一時保養、短期休養だ。
 一九八六年のチェルノブイリ原発事故後、日本各地でもサマーキャンプが実施された。
 今は甲府で暮らす福島出身のOさんは北海道に一時避難していた。
 そのときの受け入れ先が、今でもサマーキャンプを続けている女性だったという。
 やはり一カ月ほど北海道にいると、受け入れた女性の体調がみるみるよくなるそうだ。
 今、Oさんは移住相談の活動をしている。
 原発事故の教訓は静かに引き継がれている。 (平井康嗣)

(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
[編集長後記]はこちら↓
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【3】次号予告
893号の次号予告
311後の護憲論
民衆憲法から草の根民主主義を見つめる
自由民権運動から脱原発社会へ

在野の私議憲法こそ、日本国憲法の源流(新井勝紘)
筋を曲げない東北人 菅原文太×佐高信
須黒直緒(みどりの未来)、マエキタミヤコ(グリーンアクティブ)
権利獲得のために闘ってきた女性たち
憲法審査会で何が起きているのか

集中連載ルポ 18歳の決断 福島県立小高工業高校の1年を追う 中井浩一
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