浅野さんシンポジウム

2025年9月20日

米追随によるイラク参戦に抵抗を。シンポジウム「東アジアの希望」で本多勝一さん
http://www1.doshisha.ac.jp/~kasano/FEATURES/2003/honkatu.htm  より
2004年1月19日
浅野健一
①浅野の質問
―本多さんは以前から、日本で新しい日刊新聞を発行したいと言われていて、私が共同通信ジャカルタ支局にいる時も、そのことでお電話いただいたことがあります。共同の特派員辞めてとか、そこまで言われたかどうか忘れましたが。東京でも、若い人たちが自分たちの新聞を作れないかということで、いろいろと動いています。そのことについての進行状況を教えていただきたいと思うのですが。日本版のハンギョレ新聞といいますか、日刊新聞をという可能性についてお話ください。

本多 そういうアイディアは十年ぐらい前にあったのですけれども、いや現にあるんですけれども、私個人の状況が実は週刊金曜日に取られてしまって。週刊金曜日というのは、目指すところは同じなのですが、なんといっても週刊というのは限界がありますからね。日刊なり、あるいは総合メディア、今となればテレビやインターネットを含めた総合メディアにすべきだと思いますが。しかし、週刊金曜日はですね、私が日刊新聞のアイディアを出した時に、ある人物が「日刊紙は大変でかなり時間かかるけれども、週刊ならすぐできる」と。まあ郵送もできますからね。一般の書店に出すことも。それはまあそうなんですが。それをやりたいから応援してくれということで。それで「応援」したわけですね。その頃、今TBSの筑紫哲也さんなんかと一緒になってあちこち講演したりして。ところがですね、この週刊金曜日がスタートしてわずか3ヶ月くらいかな。その社長兼編集長をやった言い出しっぺの方が、まあいろいろな事情があってですね、辞めてしまったわけですよ。そうするとですね、財政的に何もだめになったわけではないし、定期購読を呼びかけて応援した責任上しばらく自分が社長兼編集長をやらざるを得なくなった。そのために非常に時間と労力を取られてしまった。今は社長も編集長も新しい人が引き継いでいるわけですけれども。これは非常に痛かったですね。しかし、それはまあ私の個人的な事情でして、新しい日刊紙を必要とする状況はちっとも変わらない。むしろますます必要だということになっております。今、インターネット新聞をやっている(または計画中の)グループが3つぐらいあるんですね。こういう方たちとも連携してですね。もう私自身は70代になってエネルギーもアイディアも出にくくなってますから、そういう若手の方たちと共に進めようと。そんな状況になっております。しかし、まだ具体的にですね、ハンギョレみたいな形になる、つまり株主募集とかそこまでいってません。ただ少なくともそうことをやる時には、スタートの前に、こういう新聞ができれば取ってくださいますかという調査が必要です。これが10万確実にあればスタートしようと。そういう状況ですね。そういう世論調査をするための資金がある程度いる。これが何十億円とは必要ないけれども、二億くらいは必要だという見積もりですね。それをやった上で本格的に始動したらどうかと。その時には、浅野さんにも是非とも力になっていただきたいと思いますけれども、よろしくお願いします。