「沖縄、再び戦場へ(仮)」スピンオフ映像上映会、吹田市千里丘 9/2

2025年9月12日

902スピンオフ上映案内_page-0001三上智恵 監督最新作 「沖縄、再び戦場へ(仮)」スピンオフ映像上映会、吹田市千里丘

 吹田市 千里丘でも上映します!

9月2日(土)14時ー16時

千里丘市民センター会議室(1)

 吹田市千里丘上14番37号J(R千里丘駅 徒歩9分)

参加費無料(映画委支援製作のカンパにご協力お願いします)

主催:吹田「沖縄、再び戦場へ(仮)」スピンオフ映像上映会を取り組む会

共催:「千里丘から平和をつくる会」

公式サイト http://okinawakiroku.com

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ちらしより、昨年末の安保三文書で明らかになったのは、日本が敵基地攻撃や先制攻撃も可能な軍事国家になったことだけではありません。日米政府の言う抑止力とは「南西諸島にミサイルを並べ、最悪の場合報復攻撃の戦場になるもやむなし」という南西諸島の犠牲を覚悟したものであるという本音も暴露されました。戦場になると名指しされたも同然の島々では、これから基地の地下化、シェルター設置、ミサイル避難訓練、弾薬庫大増設、小さな離島を含む空港と港湾の軍事化が急ピッチで進みます。いま制作中の新作映画は、平和を求めて戦う沖縄の最前線を描いた2017年の『標的の島 風かたか』の続編にあたります。2017年~2023年の戦争に向かって突き進む怒涛の日々が描かれることになりますが、しかし映画館での公開は早くても2024年春以降になり、その時、沖縄が予断を許さない状況になっていることすら考えねばならないと危惧しています。

映画の完成を待つこの期間にも、刻々と変わっていく状況を共有するため、この度45分程のスピンオフ映像を希望者に無償で提供し、危機感を共有していただきたいと思うに至りました。みんなで見ようよ!と声を掛けられる仲間と、5人でも10人でもいいので「見る会」を開催していただきたいのです。そして戦争に向かうこの国の流れを止める小さな単位が各地に生まれ、この動画を見たことで「見ざる・聞かざる・言わざるになるものか!」と決意した人たちが、既成の政党や運動にとらわれず、同じ危機感を持つ人たちと集まりなおすきっかけになれば、こんなにうれしいことはありません。映画が完成するまでの間に、全国に同時多発的に沖縄の現状を見てこの国を憂い動き出す人々がどんどん誕生していくと思うだけでもワクワクします。そして、ワンコインでもいいので新作の製作費カンパと共にDVDを返却していただければ、私たちもさらに励みになります。

マガジン9三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日記

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