9月のスポット原稿
スポット原稿、いのち、くらし、平和、人権守る。それが国の責任
最初の見出し、汚染水「放出やめよ」!岸田政権と東電の暴走を許すな!
国民は怒っています。岸田内閣の支持率発足後最低!
なぜ改憲を急ぐのか。戦争する国づくりを止めよう
大阪憲法会議
追記からも「原稿」を読めます↓
いのち、くらし、平和、人権守る。それが国の責任
大阪憲法会議スポット(例)2023年9月5日
みなさん、私たちは、○○です(「戦争する国づくりストップ!憲法を守り・いかす○○」など)です。本日はこの場をお借りして、憲法改悪と「大軍拡・大増税に反対する署名」に取り組んでいます。岸田首相はいま、大増税をしてまで、かつてない規模で軍事費を増やそうとしています。
こうした軍拡と戦争準備は、新しい戦前をつくることにつながります。署名をお願いしています。ぜひご協力をお願いします。
汚染水「放出やめよ」!岸田政権と東電の暴走を許すな!
みなさん、岸田政権は福島の原発汚染水を海に流す海洋放出を始めました。福島県と全国の漁業関係者をはじめ、日本国民、世界の人々の不安や反対の声をおしきっての暴走です。岸田政権と東電は「科学的根拠」にもとづいている、薄めているから被害はない、などといっています。危険だから今まで貯めていた汚染水を危険じゃない処理水だといって海に流すのは、おかしいではありませんか。こんなごまかしをマスコミも一緒になっていう。まったくおかしいです。
「科学的根拠」というのも東電側が用意したものにすぎません。放射性物質は薄めれば安全などというものではないことは、世界的に研究者により報告されています。ましてや福島原発事故の汚染水は、直接炉心にふれた、世界でも例のない汚染水です。そのため多種の放射性物質を含んでいます。これで安全と言うのは、世界への「偽装」です。これまでも政府と東電は、問題になるような事実やデータをかくしてきました。トラブル、不祥事をくり返してきました。その政府と東電のいうことを信じろというほうが無理です。
漁業関係者の理解なしに海洋放出はしない、という約束も、東電・政府は破っています。被害には補償金で対処するといいますが、お金を出せばすむ問題ではありません。海は世界中につながっています。海の生物、それをいただく人間にとってもいのちの海です。その海に30年以上にわたって、原発の汚染水をたれ流す。生物や人体へ、蓄積される影響は、全く検証されていません。次の世代に対して、これほど無責任、無神経な行動があるでしょうか。こんな人を首相にさせていることに、市民こぞってノーの声を上げるときがきているのではないでしょうか。
福島原発を廃炉にするまで、また新たな汚染水がたまっていきます。関電についていえば、運転開始後48年をこえた最も古い原発、高浜1号機を昨年から再稼働させました。使用済み核燃料の対策ができないまま、老朽原発も動かす。これでいいのか、原発依存でいいのか、私たちは本気で考えるべきときにきています。
そもそも原発は、人が制御できないものです。原発ゼロのドイツなど、学ぶべきことはたくさんあります。もうけや利害優先ではなく、自然エネルギーの推進を実現する。そういう政府を私たちがつくっていきましょう。
国民は怒っています。岸田内閣の支持率発足後最低!
岸田内閣の支持率が、どの世論調査でも急落し続けています。政権発足以来、最低と報道されています。マイナンバーカードのあいつぐトラブル、物価の高騰にも、国民の望む対応をまったくとっていません。支持率最低には、国民の怒りがあらわれています。しかし、政府はいまだに保険証を廃止して、欠陥だらけのマイナンバーカードをおしつけようとしています。どんなに支持率が落ちても、岸田首相は、国民の声を聞かない総理でいつづけるようです。
汚染水の放出、保険証の廃止だけではありません。岸田政権が、国民の理解も得ずに強行していることが、異常な軍備の拡大です。自民・公明の与党は、先の国会で、5年間で43兆円もの税金を軍事費に使う方針を決めました。維新や国民民主などもこの軍事費拡大に賛成しました。
8月31日には、防衛省が12年連続で前年度を上回る7兆7千億円もの過去最大の防衛費を要求しています。日本の軍事費は、アメリカ、中国に次いで世界第3位になります。
岸田政権は、巨額の軍事費をつぎこんで、鹿児島から台湾周辺に至る南西諸島に敵の基地を攻撃する長距離ミサイルなどを配備しようとしています。長距離ミサイルは、アメリカが展開する「統合防空ミサイル防衛」の一環で、アメリカ軍の指揮下で運用されます。それが何を意味するのか。アメリカが戦争を始めれば、集団的自衛権の行使といって、日本の自衛隊は米軍と一体となって、敵基地を攻撃することになります。
そうなれば、長距離ミサイルの配備先は、真っ先に攻撃目標になります。日本は間違いなく、相手国から報復攻撃を受けます。政府は中国や北朝鮮などをあげて、「日本を守るため」といっています。しかし、ミサイル防衛は、日本を守るどころか、日本を戦場にするものであることは明らかです。
なぜ改憲を急ぐのか。戦争ずる国づくりを止めよう
岸田首相は、自らの任期中に憲法9条そのものを変える憲法改正もねらっています。それはいろんな理由をつけて、戦争放棄の憲法9条を変えようとするたくらみです。戦後日本は、戦争を再び繰り返してはならないと誓って再出発しました。岸田政権がおし進める異常な軍事費の拡大は、戦後の日本の平和を根底からこわすものです
政治の責任は国民のいのち、くらし、平和、人権を守ること。その真逆にあるのが戦争です。日本は憲法9条をいかして、軍事によらない平和外交に積極的に取り組むべきです。憲法を守らず、大軍拡をおし進める政治にストップをかけましょう。岸田政権を退陣に追い込み、国民のいのち、くらし、平和、人権を守る政治に変えましょう。みなさんの思いを、いま私たちがよびかけている署名にぜひ託してください。
※スポット原稿についてのお願い
毎月、スポット原稿は、あくまで参考として送信しています。努力はしていますが、情勢を語ろうとすれば、ある程度、聞きなれない言葉が出てくるのはやむを得ません。難しいと思われたら使いやすい部分を選んでいただく、あるいは各々の、実情にあった原稿を作成して語っていただくのが望ましいと思われます。スポット原稿につきまして、ご理解をいただければ幸いです。
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