週刊金曜日1508号 2025.2.14,目次,フジテレビ問題とメデイア

2025年9月12日

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fujisan目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計 女性差別撤廃委員会への脅し? 田中優子
■金曜アンテナ
・差別禁止規定なしの京都府人権条例案に全国から批判の声 市民ら要望書提出、緊急集会も 石橋学
・旅券発給をめぐる安田純平さん、常岡浩介さんの控訴審判決 安田さんは条件付きの勝訴 佐藤和雄
・東京・世田谷区史の編纂めぐる著作者人格権問題が解決 研究者と区民らが区と確認書 長岡義幸
・佐渡鉱山追悼行事の改善や資料展示を求める要請書 政府は強制労働の史実認めよ 本田雅和
・東京・清瀬で図書館削減是非問う住民投票求め請願 臨時市議会で否決、審議紛糾 飯岡志郎
■さらん日記
■凱風快晴ときどき曇り 「正直に話す」 内田樹
■政治時評 佐藤甲一
■ジェンダー情報
■【特集】フジテレビ問題とメディア
・週刊誌と外圧で問題が浮上 地に墜ちたテレビ界の信用 「楽しい現場」でなければ未来はない 水島宏明
・避けられない日枝久相談役の責任 「やり直し会見」も大失敗だった 後藤逸郎
・俳優・森崎めぐみさんインタビュー 背景に「下請け構造」と「密室でのキャスティング」 働く女性を接待に使う業界の悪習 聞き手/吉永磨美
・男性だけの登壇、性加害疑惑を「トラブル」と表現 ジェンダー課題の無知を露呈した記者会見 吉永磨美
■「米メタのファクトチェック廃止」はミスリード 問われているのはメディアの取り組みだ! 楊井人文
■メディアウオッチ 中居氏の問題を「性的暴行の疑惑」と報じる海外メディアに対し日本は「女性トラブル」 人権侵害を矮小化する表現だ 李美淑
■【対談】鎌田慧×中川七海 いまこそ求められるルポ・探査報道 分断化、深刻化するなかで取材し書く意味 冷笑主義を乗り越え異議申し立てで共感を広げる
■【提携連載企画】公害『PFOA』 岡山・吉備中央編12 「科学の基本」を町民に説かれる専門委 血液検査で曝露状況を調べることが健康影響を調べる出発点 Tansa・中川七海
■不謹慎な旅 面妖な忘却 コロナ禍の記憶 写真・文/木村聡
■赤色3号、米国で使用禁止 日本は使用OK、違いはどこから? 垣田達哉
■ドキュメンタリー映画『杳かなる』の宍戸大裕監督に聞く 難病患者の苦しみに向き合い生の豊かな実相を伝える
■日本の民俗信仰 祀りをたずねて 「火伏せ」 写真・文/山田しん
■らんきりゅう 「しのぶ会」で感じた桐島聡の気の遠くなるような孤独 雨宮処凛
■映画から読み解くシリアとパレスチナ ガザの抵抗とシリアに吹いた希望の風 岡崎弘樹
■経済私考 佐々木実
■はまぐりのねごと 中山千夏
■なまくらのれん 小室等
■写日記 松元ヒロ
■きんようぶんか 本・映画・音楽・美術・TVドキュメンタリー
■言葉の広場、金曜川柳、イラストレーション、論考
■尾池和夫の見る 食べる 学ぶ 世界の地震分布から学ぶこと 人々に恩恵を与える「変動帯の文化」
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■金曜日から、編集長後記 『週刊金曜日』からのお知らせ
■猫様


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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】売れ行き良好書のご案内

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【1】注目の記事

■フジテレビ問題とメディア

元タレントの中居正広氏による性加害が報じられた問題で、フジテレビの不適切な対応が続き、スポンサーや報道界などから強い批判の声があがった。閉鎖的な会見の後にやり直した会見は10時間超を費やしたが、すべてが明らかになったわけではない。また、これはフジテレビだけの問題でもない。メディア全体の負う課題とは。

●週刊誌と外圧で問題が浮上
地に墜ちたテレビ界の信用
水島宏明

●避けられない日枝久相談役の責任
「やり直し会見」も大失敗だった
後藤逸郎

「やり直し」会見でもフジテレビの人権侵害や社員関与の疑念は払拭できず、信頼回復には多くの課題を残した。一方、一部記者の威圧的な質問態度が批判を呼ぶなど、メディア全体の信頼も大きく毀損した会見でもあった。

●俳優・森崎めぐみさんインタビュー
背景に「下請け構造」と「密室でのキャスティング」
働く女性を接待に使う業界の悪習
聞き手/吉永磨美

元タレントの中居正広氏による女性への性的加害があったと報じられた件で、関係するフジテレビの問題が注目されているが、温床となる「接待文化」はフジテレビだけの問題ではない。放送局で働くアナウンサーや芸能関係者などがその「文化」にまきこまれている。芸能界の働き方改革を訴え、法整備の最前線で活躍してきた俳優・森崎めぐみさんが問題の背景を語った。

●男性だけの登壇、性加害疑惑を「トラブル」と表現
ジェンダー課題の無知を露呈した記者会見
吉永磨美

フジテレビが実施した10時間超の記者会見。男性しかいない壇上の幹部の姿と答弁から、ジェンダー平等意識の欠如を露呈した。しかし、何が問われているのか壇上の当事者が理解しておらず、多くの疑問が解明されないままだ。現場で取材した記者は何を感じたのか。

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【2】編集長コラム

「東京サラダボウル」

 NHKで放送中のドラマ「東京サラダボウル」は多文化が共存する“サラダボウル化”した東京を描く。原作は漫画『クロサギ』の黒丸氏の新作。公式サイトは次のように解説する。「“外国人犯罪・外国人事件”(略)と一括りにせず、外国人居住者の方たちの暮らしや人生に光を当て、そこに向き合う刑事と通訳人の目線で、異国で生きる葛藤に出会っていく物語」。

 このドラマが偏見や差別を生まないようにするためか、セリフがときどき説明的になることが少し気になるが、毎回多文化が反映された食べ物が登場するのがたのしみ。5話では、仕事を奪われるのではないかと、同僚の外国人をいじめる日本人が登場した。その人に通訳人が言う。

「外国人を働かせてやってるんじゃないです。日本は人口が減って子どもが減って、今の社会を維持するための労働力も消費力も足りない。日本人だけじゃ、この国はもうもたないんです。彼らを敵視して排除しようとしても、あなたの居場所は守れない」(吉田亮子)

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【3】次号予告

★次号予告:2025年2月21日(第1509)号

【ドイツの右傾化】
●よみがえるナチスの思想と行動 立ち上がった民衆数十万人|水島朝穂

【「福井中3女子殺害事件」3月に再審開始】
●約40年越し“雪冤”に向けた闘い|粟野仁雄
●「十字架」を背負い、再審を闘う決意|前川彰司

【ドキュメンタリー映画『ノー・アザー・ランド』】
●パレスチナとイスラエルの若者4人がともに占領に抗い撮り続けた 監督に聞く|中村富美子

【賢者ホセ・ムヒーカ】
●貫いた反逆者の矜持 人生終幕の日々送る「世界一清貧な大統領」|伊高浩昭

【風力発電】
●岸近くの設置で騒音による健康被害、渡り鳥への影響、景観破壊の懸念 移動可能な浮体式の洋上風力発電を進める事が大切|草島進一

【食】
●自然と切り離され、人工的に作られる 「食」と言えない食品が増えている|天笠啓祐

【好評連載】
●政治時評|長谷川綾
●新・安全保障論|半田滋
●新・買ってはいけない「強さひきだす乳酸菌、R−1」は何の強さを引き出す?|渡辺雄二

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【4】売れ行き良好書のご案内 

★増補版 ひとめでわかるのんではいけない薬大事典

浜六郎 著  2750円(税込) 四六判並製・448頁

その薬は本当に必要ですか?

医師として薬害と闘い続ける著者が、さまざまな薬の危険度と効用を分析して解説する。
ベストセラー『新版のんではいけない薬』の後継本で2017年発行の『ひとめでわかるのんではいけない薬大事典』を増ページ、大幅改訂して新版化。
(2024年5月刊)

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