野蛮人たち
週刊金曜日27号(1994.5.27)貧困なる精神27より引用。
・で、その男の語っている内容からすると、明らかに何かの雑誌の編集者です。(略)つまり「有名な筑紫哲也」氏と話している最中の「フツーの市民」などは、この野蛮人にとっては「見えない存在」だから黙殺し、差別しているのですね。野蛮なばかりか傲慢な男なのです。
・さらに筑紫哲也氏が私を彼に紹介に及ぶや、野蛮人はベラボーに恐縮して失礼を詫び、こんどは不当なまでに卑屈な態度で名刺を出しました。この野蛮人は、傲慢と同時に卑屈なのです。
・若いうちに「有名」になった人にときとして見られる風景ですが、「フツーの人」「無名の人」には普通の礼節を省略し、「有名人同士」のときには普通の礼節でつきあうのです。結果として「非有名人」すなわちフツーの人に対しては傲慢ということになってしまいます。
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引用記事の著作権は『週刊金曜日』および本多勝一さんにあります。


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