#週刊金曜日 688号 2008.2.1 府知事選挙の結果を読む 大阪はまた笑われるのか #橋下徹

2025年9月29日

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府知事選挙の結果を読む 大阪はまた笑われるのか

村上恭介

 タレント弁護士 橋下徹 氏(自公)が初当選。政見放送では、自らの政策は一切語らず
。氏は知事にふさわしい人物だったのか。光市母子殺害事件の弁護団に懲戒請求を呼びかけながら、自らは請求せず安全圏にいる無責任さは政治の世界では通用しない。「ニートは勾留のうえ、労役を科す」「日本人の買春は中国へのODAみたいなもの」「日本は核を持つべきだ」といった数々のテレビ暴言、批判者への下劣な罵詈雑言は弁護士としての資質さえ疑わせる。
  大阪府は関空二期工事をはじめ巨大公共事業の乱発で五兆円以上の借金を抱える。これを背景に太田房江前知事は府立高校を4割近く減らし、保健所を半減させるなど、命とくらしを削る府政を加速させた。生活指標でも府民の貧困化は明白だ。そんな太田府政8年間を「満点に近い」と評価した橋下知事の誕生は、大阪の再生ではなく沈没を予感させる。
 当選会見で橋下氏は、府職員に「倒産会社の従業員としての覚悟」を迫った。
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