愛国報道を反省しはじめた米国メディア
しばらく週刊金曜日の創刊号からの「貧困なる精神」を紹介していたが、当ブログは本多さんの新しい日刊紙(XY新聞)を応援するために立ち上げた。
今週の貧困なる精神によると今年末で本多さんも77才の喜寿になられるとのこと。XY新聞の創刊が大変心配になってきた。そこで「貧困なる精神」の膨大なジャンルの中で、日刊紙、メディア、ジャーナリズムに関連した評論を今後優先的にとりあげようと思う。手始めに昨年の原寿雄さん(元共同通信編集主幹)との対談から。また新日刊紙創刊に参考となる記事なども掲載し、XY新聞創刊に一役立てればと思う。週刊金曜日創刊時の集まりで、本多さんが、ベトナム独立戦争でホー=チ=ミンが果たした役割に比べたら、日本での新日刊紙の創刊などしれたものと述べられていた。朝日も最近は日経、読売との提携サイト「あらたにす」をたて、仲間になったのか?いまこそ政府・大企業べったりでない市民本位の評論・ルポルタージュを中心とした高級紙の創刊を是非とも実現したいものだ。10万の読者がいれば始められるのだろうか?
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以下週刊金曜日653号(2007.5.11)貧困なる精神323より引用。
愛国報道を反省しはじめた米国メディア-原寿雄さんと語る「ジャーナリズムとマスメディア情況」1
・9.11テロ事件で、愛国症候群という人もいるけれど、もうまったく国籍のあるジャーナリズムの本性を、『ニューヨーク・タイムズ』『ワシントン・ポスト』以下、ほとんど全部があらわしたといっていい。新聞・放送が一斉に愛国論調・愛国報道になびいてしまった。最近それがイラク戦争をかなり厳しく批判するところまで、『ニューヨーク・タイムズ』も『ワシントン・ポスト』も立ち直ってきたようだ。
・大量破壊兵器がイラクになかったのに「ある」というホワイトハウスの宣伝に乗っかって戦争を正当化したのは、大きな誤報だったという反省を、二〇〇四年に『ニューヨーク・タイムズ』も
『ワシントン・ポスト』もやっている。
・ロシアでは最近も、チェチェン報道で有名な女性記者が暗殺された。(略)ああいうことが次々と起きているわけだね。だからロシアの言論・表現の自由は、まだまだ狭い。中国は、国内にニュースを配信するときに新華社を通さなければ、経済ニュースその他を配信させないような統制システムを、このあいだ改めてつくって、外国のプレスに対しても規制が強まっている。
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引用記事の著作権は『週刊金曜日』および本多勝一さんにあります。


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