英国BBCを摘発した政府秘密法 1987.2.20 朝日ジャーナル

「スパイだけ」からいつの間にかマスコミが・・・の歴史的必然
日本でいえばNHKにあたる同協会のスコットランド本部に、スパイ防止などを担当する警察特別部の刑事が訪れ、問題となった番組の資料やマスターテープを押収。100年近い秘密法の歴史、摘発された番組は、英国の情報活動に迫る6回シリーズ、英通信傍受機関GCHQの活動を追う、ジルコン計画:ソ連圏や中東の軍事暗号通信を傍受する5億ポンドのスパイ衛星の打ち上げ計画を議会にまったく知らされていなかったのを暴露、政府秘密法違反容疑で家宅捜索、
左翼偏向と攻撃のサッチャー政権の暗黙の指示。
1911年に現行法が成立した時には誰も今日のように拡大解釈・適用されるとは想像もしなかった「スパイ防止法に反対するのは非国民」との第一次大戦の雰囲気に満ち、「スパイ行為だけが対象、一般国民が享受する自由を侵すものではない」との主張を疑う者もほとんどいなかった。政府の悪政、無駄遣いを隠す「道具」として使われるようになるまでに時間はかからなかった。





ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません