週刊金曜日2011.09.23号増税と社会保障
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【1】注目の記事
【2】編集長コラム
【3】今週号目次と次号予告
【4】催し物のお知らせ
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【1】注目の記事
特集 増税と社会保障
野田政権の看板は「増税」。
復興増税とともに、2010年代半ばまでに消費税を10%に引き上げる
「社会保障・税一体改革」を推進する。
介護、保育、医療、雇用・・・・・・「困ってるひと」の暮らしのゆくえを問う。
■消費税増税のオトリにされた社会保障の変質
社会保障の「共助化」が導く落とし穴 二宮 厚美
世論調査では、厳しい財政の中、社会保障の機能強化のためには「増税やむなし」との声も多い。だが、増税で社会保障は本当によくなるのか。そこには意外な落とし穴が隠されていた。
■待ったなしの「一体改革」
攻防のポイントは何ですか?
聞き手/写真撮影・まさのあつこ(ジャーナリスト)
●中身の議論には自治体を通して国民の声を
政府・与党社会保障改革検討本部のメンバーだった
逢坂誠二 前総務大臣政務官インタビュー
●増税が自己目的化され何をどうしたいかわからない
政権交代直前、「三党合意」の交渉を直接担当した
阿部知子 社民党政策審議会会長インタビュー
■「番号制は、権利としての社会保障実現のために、不可欠なツール」
峰崎直樹 政府・与党社会保障改革検討本部事務局長に聞く
聞き手・まとめ/瀬下美和
個人や企業に固有の番号をつけて納税記録や年金、医療などの情報を管理する番号制度の導入に向け、法案策定作業の準備が進んでいる。政府・与党社会保障改革検討本部事務局長の峰崎直樹氏に番号制度の狙い、疑問点などを聞いた。
税制改革も並行し行なうことが重要です。
■公助から自助・共助へ
放棄された介護の「社会化」 平舘 英明
「一体改革」は、医療と介護にどんな影響をおよぼすのか。「改正」介護保険法成立により、サービスの提供体制の重点化と効率化で公費は抑制される一方、公的責任も大きく後退しそうだ。新たな介護保険制度の問題に迫った。
■税と社会保障の 一体改革は「困ってるひと」のためになるの? 上
対論 大野更紗(作家)× 宮本太郎(北海道大学大学院教授)
二四歳で難病を発症。医療・福祉難民と化した体験をユーモアと知性あふれる文章で綴った『困ってるひと』(ポプラ社)の著者、大野更紗さん。北欧の社会保障政策を日本に導入し、税と社会保障一体改革の成案づくりに参画した宮本太郎北大大学院教授。白熱対談を二回に分けてお届けします!
大野 この成案を現場の介助者や医療者が読んだら、最初に出るホンネは「ありえない」だと思うんです。
宮本 一人ひとりのニーズをちゃんと受け止めて、「殻」ではなく「翼」を提供して解決する方向に転換しなくてはならない。
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【2】編集長コラム
編集長後記
九月一九日の六万人反原発デモ前の9・11一万人デモでは一二人が逮捕された。
七人が釈放されたというが、平和的なデモ&パレードに警察が目くじらを立てて大量の逮捕者を出す行為はこの国の恥だ。
警察(そして検察も)はそんなことに労力を割くなら、東京電力を捜査してほしい。
作業員の死亡事故、証拠隠滅等探せばいくらでもネタはあるだろう。
まったく閉塞感を覚えることばかりだ。フーコーは社会の内部規律を一望監視施設と称し息苦しさの原因と指摘した(と私は解釈している)。
日本でも権力の線引きにより息苦しさが増し、私たちの去勢は加速している。
芸人から路上を奪って首輪をつけ、灰色な境界を認めず社会風俗を破壊し、共通番号制を導入して納税者としての国民だけを許す。
市町村合併を繰り返し、血も通わない名称と行政区画で集落を線引きし直す。
最近は強制避難民と自主避難民の分断を強いる。
日本国民は気づかない「肩書き」を大量にはりつけられ、生かされている。
天皇だけが永遠不変のごとくである。
(平井康嗣)
(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
[編集長後記]はこちら↓
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【3】今週号目次と次号予告
最新号目次はこちら↓
ホームページ上で一部全文公開しています。
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【4】近刊のご案内
★新・買ってはいけない8原発事故が引き起こした食品の放射能汚染 私たちのライフスタイルが問われています。
今回は個々の商品の検証はもちろん、要望の高い「買ってもいい商品」と「食品添加物の
見方と避け方」まで指南します。
★貧困なる精神24集
「英語」という“差別” 「原発」という“犯罪”
米国に心も命も収奪された日本人
日本が「英語」によって支配されている「隠れた差別問題」を指弾した「英語」帝国主義と、
原発という「想定されていた人災」を追及する論考・対談を2本柱に構成。
原発の問題は、今年(2011年)3月11日に発生した大震災以降、本誌で連載したものを所収。
また、本誌の編集委員でもあった筑紫哲也氏を追悼するために、筑紫氏も出席した
佐高信編集委員・椎名誠編集委員(当時)の両氏もまじえた対談を再録。
さらには、本多氏が子どものころに描いたマンガ原稿も公開しているが、そこには
「今ヤ日本ハアメリカニ降伏セリ」「以上デコレモ終ワリデスガ」という文字も・・・・・・。
刺激的で機知に富んだ評論・批評集。
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*俺の注目記事
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