週刊金曜日605号 2006.5.12目次、日本国憲法 14条法の下の平等 解説
P2 日本国憲法 14条法の下の平等 解説
日本国憲法は平等原則を定め、特権的な制度を禁止することで平等を徹底。
また自由競争に任せ、結果の不平等は自己責任である」というかつての近代国家の考えは、格差社会を広げるだけで不十分。社会的・経済的不平等を実現することも現代国家の重要な役割のひとつとなっています。自由でフェアな競往査争はあくまでもその前提が保障されてこそ可能なのです。
憲法・改憲

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fujisan 目次
■進行する憲法改定
「国民投票で勝つ」ために(小森 陽一)
「憲法改正国民投票法案」に関する動きが活発になり、与党と民主党の合意があれば、制定もそう遠くない事態になった。
同法案に対する考え・立場はどうあれ、現在、この法案がどのような内容になっているのかを正確に知り、また、実際に国民投票となったときを見据えてどう闘うべきかを考えたい。
何をそんなに急ぐのか(辻元 清美)
これが最新の「国民投票法案」だ(今井 一)
改憲の是非を問う手続法の中核をなす国民投票法は、ここ数年の議論を経て、かなりの論点が集約されてきた。
「改憲」の賛成反対のいずれの立場でも、いまの段階でどういう議論になっているのかを正確に理解することは、護憲・改憲いずれの立場でも必要となるはずだ。
■アスベスト被害を歩く
高度経済成長支えた
大阪の被害者が国賠訴訟へ(粟野 仁雄)
古くは第一次大戦から軍需産業として石綿工業が栄えた大阪南部の泉南地域。
ほとんどが廃業しているが、肺疾患などの苦しみは今なお続いている。
日本のアスベスト産業の原点ともいえるこの地域の被害者が立ち上がった。
環境省がつぶした
石綿飛散シミュレーション(永尾 俊彦)
石綿による健康被害救済新法が3月27日に施行されたが、この新法成立の陰に環境省からの“圧力”でつぶされた事業があった。
兵庫県尼崎市で計画されていた石綿の飛散シミュレーションが頓挫した詳細を報告。
■教育があぶない! 2006年
野放しになる「つくる会」教科書
公取の「教科書特殊指定」廃止(俵 義文)
教科書の「特殊指定」廃止が着々と進められている。
営業力のない小規模出版社の教科書を保護して多様な選択を可能にするための規制を外し、通常の商取引と同じ営業を認めることで、何が起こるのか。
「つくる会」教科書と対峙してきた「子どもと教科書全国ネット21」からの警鐘である。
■シリーズ「この国のゆくえ」第14回
沖縄の「日本復帰」
県民が怒った「5・15沖縄処分」(福地曠昭)
いまも続く軍事要塞化(新崎 盛暉)
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2006.5.14記
<> 2006.05.12
___________________________________________________________『週刊金曜日』
【1】今週号のことばから
【2】一筆不乱(編集長コラム)
【3】注目の記事
【4】今週号目次と次号予告
【5】催し物のお知らせ
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【1】今週号のことばから
院内でどれほど多数を占めても国会議員は「改正の発議」(国民への提案)
しかできず、「九条」であれ「一条」であれ、改憲するか否かの最終決定権
は、国民投票通じて一人ひとりの主権者が握っている。この改憲の是非を問
う国民投票は、私たちのもっとも重要な主権行使の機会である。
(今井一 ジャーナリスト)
沖縄現代史は、日本現代史に対して、総体的な独自性を持っている。そこに
は、「日本でなかった27年間」も含まれている。にもかかわらず、沖縄現代
史は、日本現代の不可欠の部分として存在する。それは沖縄が、日米同盟
(日米安保体制)の軍事的根幹部分として位置づけられ続けてきたからである。
(新崎盛暉 沖縄大学教授)
「江戸ソバリエ認定講座」との出会いは、私にとってはいわば必然的でもあ
ったのである。思いもしなかったような蕎麦の奥深い魅力を知り、蕎麦屋の
親爺さんや職人さんたちとの出会いとつきあいも広がった。
(国松靖弘 蕎麦研究家、江戸ソバリエ)
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【2】一筆不乱(編集長コラム)
宇宙の真理を忘れた愚かな権力者がつくる、このぎすぎすした世界
久しぶりに宇宙の果てを見てきた。季節はずれの風邪で高熱にうなされたおかげだ。
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【3】注目の記事
■進行する憲法改定
「国民投票で勝つ」ために(小森陽一)
「憲法改正国民投票法案」に関する動きが活発になり、与党と民主党の合意
があれば、制定もそう遠くない事態になった。
同法案に対する考え・立場はどうあれ、現在、この法案がどのような内容に
なっているのかを正確に知り、また、実際に国民投票となったときを見据え
てどう闘うべきかを考えたい。
何をそんなに急ぐのか(辻元清美)
これが最新の「国民投票法案」だ(今井一)
改憲の是非を問う手続法の中核をなす国民投票法は、ここ数年の議論を経て、
かなりの論点が集約されてきた。
「改憲」の賛成反対のいずれの立場でも、いまの段階でどういう議論になっ
ているのかを正確に理解することは、護憲・改憲いずれの立場でも必要とな
るはずだ。
■アスベスト被害を歩く
高度経済成長支えた
大阪の被害者が国賠訴訟へ(粟野仁雄)
古くは第一次大戦から軍需産業として石綿工業が栄えた大阪南部の泉南地域。
ほとんどが廃業しているが、肺疾患などの苦しみは今なお続いている。
日本のアスベスト産業の原点ともいえるこの地域の被害者が立ち上がった。
環境省がつぶした
石綿飛散シミュレーション(永尾俊彦)
石綿による健康被害救済新法が3月27日に施行されたが、この新法成立の陰
に環境省からの“圧力”でつぶされた事業があった。
兵庫県尼崎市で計画されていた石綿の飛散シミュレーションが頓挫した詳細
を報告。
■教育があぶない! 2006年
野放しになる「つくる会」教科書
公取の「教科書特殊指定」廃止(俵義文)
教科書の「特殊指定」廃止が着々と進められている。
営業力のない小規模出版社の教科書を保護して多様な選択を可能にするため
の規制を外し、通常の商取引と同じ営業を認めることで、何が起こるのか。
「つくる会」教科書と対峙してきた「子どもと教科書全国ネット21」からの
警鐘である。
■シリーズ「この国のゆくえ」第14回
沖縄の「日本復帰」
県民が怒った「5・15沖縄処分」(福地曠昭)
いまも続く軍事要塞化(新崎盛暉)
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【4】今週号目次と次号予告
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P7.風速計 「アイヌ民族」の死(本多勝一)
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憲法改定
P8.国民投票で勝つために(小森陽一)
P11.これが最新の「国民投票法案」だ(今井一)
P10. ◆何をそんなに急ぐのか(辻元清美)
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アスベスト被害を歩く
P20. 高度経済成長支えた大阪の被害者が国賠訴訟へ(粟野仁雄)
P22. 環境省がつぶした石綿飛散シミュレーション(永尾俊彦)
P16.「特殊指定」廃止の弊害
勝手放題の教科書売り込み(俵義文)
P26.韓国からの告発レポート 知られざる麻生太郎外相の家系(4)(最終回)
政治リーダーに問われる歴史認識(K・T生)
シリーズ この国のゆくえ 第14回 沖縄の「日本復帰」
P30.県民が怒った「5・15沖縄処分」(福地曠昭)
P34.いまも続く軍事要塞化(新崎盛暉)
P36.痛憤の現場を歩く(52)
“「つくる会」教科書批判”で免職にした東京都教委(鎌田慧)
P54.裏切られたカリブの楽園(下)嶽釜徹原告団事務局長に聞く(北岡和義)
P57.踏みとどまって、闘って、明日へ 京ガス男女賃金差別裁判(佐藤万作子)
P24.飛耳長目(3) プーチン大統領と官僚の間隙に手を突っ込め(佐藤優)
P18.高橋史朗氏が東京都の男女平等参画審議会の委員に!(坂本洋子)
P29.わたしと憲法(34) 北海道を多文化共生の場に(多原香里)
P51.連載小説(33) 『草の記憶』 スズメノテッポウ その3 椎名誠
生活情報ページ 暮らし・くらし・KURASHI
P41.<新連載>ソバリエ的日常(1) 蕎麦の魅力の「伝道師」です(国松靖弘)
P42.私のマラリア体験記(木村聡)
P44.新・買ってはいけない(59) 湖池屋/ポテトチップス・うすしお味(垣田達哉)
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きんようぶんか
P45.読書/この3冊
『悠吾よ! 明日のふるさと人へ』小宮山量平=著(辰濃和男)
『帝国日本の英文学』齋藤一=著(本橋哲也)
『ボタ山のあるぼくの町 山口勲写真集』(編集部)
P47.読み方注意! 『科学史から消された女性たち』(澁谷知美)
P48.
映華館『V フォー・ヴェンデッタ』
音楽館『ショスタコーヴィチ:ジャズ音楽集』『ショスタコーヴィチ:交響曲第10番』
『ショスタコーヴィチ:24のプレリュードとフーガ』
観客席『ガーダ-パレスチナの詩-』
P50.きんようぶんか案内板・非マスコミ紙誌『en avant』
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P14.政治時評
二大悪法成立の危機である今 ポスト小泉レースなどに目を奪われているヒマはない
(山口二郎)
P15.経済私考
格差是認論に抜け落ちる社会コスト感覚 背景には「だれもが社長・株主」社会が
(竹信三恵子)
P19.人権とメディア(348)
安田好弘弁護士攻撃 「リンチ」肯定し瓦解する司法(浅野健一)
P40.無責任架空対談(23) 清原 vs 中村紀(松崎菊也)
P56.自我作古(396) 準備された「開幕」-政治とメディア(3)(筑紫哲也)
P2.日本国憲法(15)(写真・長倉洋海 解説・伊藤真)
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P4.金曜アンテナ
米従属「押し付け改憲」反対 護憲派集会、各地で大盛況(本欄取材班)
教基法改悪、急ピッチ 国家統制の強化企む政府(吉田典裕)
共謀罪「拡大解釈の恐れ」(共謀罪取材班)
入管システム導入巡り疑惑 国が入札指針に反し発注か(岡崎智)
朝日、サラ金広告掲載中止(北健一)
仕事と寝場所求める新宿メーデーに300人(西村仁美)
蹂躙されたメーデー サウンドデモで逮捕(長岡義幸)
P61.こんなこと、やってます
ドミニカ日本人移住50周年記念祭執行委員会
P64.読者会から/市民運動案内板
P66.金曜日から
P67.珈琲破壊(17)(岡本光博)
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P60.投書
教師の過労は子どもに影響する(佐藤早苗)
分断と兵糧攻めを許さない(石坂信二)
白々しい言葉「郷土を愛する」(長谷部晃)
「愛国心」以上の問題あり(日野資純)
教育基本法改悪を許すな!(芹沢昇雄)
安倍長官、それってギャグですよね?(小谷喜典)
「警察の裏金」記事の勇気に敬意(内悧)
マスコミの弱腰と言論の不自由(西川ゆみ子)
戦争犠牲者の差別をなくして(後田実)
P63.論争
愛国心と食糧・農業問題(藤原英信)
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次号予告
◆ 特集 米軍再編成
なぜ米国のために血税3兆円を貢ぐのか
◆ 2006 教育があぶない
教育基本法改定案ここが問題だ 高嶋伸欣
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【5】催し物のお知らせ
2006憲法フェスティバル
5月13日(土)13時~17時半(開場12時半)
東京都・九段会館ホール(地下鉄九段下駅すぐ)
永六輔・佐藤光政・神田香織・森永卓郎
参加券 前売2200円(当日2700円)/
障害者・付添人・中学生・高校生1000円(前売・当日とも)
*手話通訳・託児あり
主 催 憲法フェスティバル実行委
問合せ TEL・FAX03-3221-3227
Mail kenfes2003@peace.email.ne.jp
協 賛 『週刊金曜日』







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