#週刊金曜日2018.12.7号目次 #百田尚樹 史観の「日本国紀に反論
*俺の注目記事
・市民連合シンポジウム 安倍政権にかわる新しい選択肢開催 参院選野党共闘を確認
・小池晃共産党書記長に聞く 改憲発議以前の問題 憲法審査会、土俵入口で止める
・石垣市議会議員 内原英聡(元本誌編集部員) 田中優子対談”武力依存”は人間の暮らしを根本から破壊する
石垣島への自衛隊配備、一方的で違法なやり方に現地紛糾
・映画「1987、ある闘いの真実」の舞台を歩く 韓国民主化の歴史を体感 文聖姫
・本多勝一の俺と写真 タラが内臓を口から吐き出した写真に苦笑
・ヒラ社長が行く 越境ジャーナリスト集団がやってきた 村上義雄さんの金曜日創刊うら話が面白い
裏表紙の電子版の広告を週刊金曜日のHPにもリンク貼ってはいかがでしょうか
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<> 2018.12.7
________『週刊金曜日』
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【1】注目の記事
【2】編集長コラム
【3】次号予告
【4】近刊のご案内
【5】イベントのご案内
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【1】注目の記事
■“百田尚樹史観”に反論!
『日本国紀』で学ぶ日本黒紀
隣国を侮蔑する言論を繰り返してきた作家の百田尚樹氏が、「日本通史の決定版」と称した『日本国紀』を出版し、驚異的売上げを記録している。同書は、侵略戦争や植民地支配を正当化する近年の俗説で満ちている。77年前に日本が太平洋戦争を開始した12月8日という日を忘れないためにも、私たちは歴史修正主義の蔓延を許してはならない。
●現代版「大東亜戦争肯定論」は破綻している
日本は「アジアを侵略していない」という荒唐無稽 丸浜昭
●多様な「ヒ」の欠けた「ストーリー」高原到
百田尚樹氏の歴史観の歪みを満載した『日本国紀』。デビュー作『永遠の0』からすでにあらわれていたその問題点を、本誌書評委員が鋭く分析・批評する。
●初歩的知識も欠いた事実誤認の数々
南京大虐殺を否定する使い古されたウソ 笠原十九司
例によって、南京には20万人しか住んでいなかったから、「30万人が殺されたのはおかしい」という類いの、とっくの昔に破綻した幼稚な言説のオンパレード。ろくに文献も読んでいないから、モグラ叩きのように何度批判されてもいつものウソが懲りずに登場している。
●相も変わらぬ昔ながらの陰謀史観
果たして対米戦争は「仕掛けられた」のか 纐纈厚
日本は戦争を回避しようとしたが、ハル・ノートに象徴される「米国の陰謀」によって戦争に引きずり込まれたという何の根拠もない俗説が、戦後70年以上経ってもまだはびこっている。だが、当時の米国は対ドイツが最大の課題で、日本との戦争を最優先した形跡はないのだ。
●多くの日本人の記憶から抜け落ちた
ソ連軍の千島占領と米ソ極秘共同作戦 佐々木洋
1945年のソ連軍南千島占領には米国の貸与艦船10隻を含む17隻が参加していた。そのうえ貸与艦船を引き渡す米軍基地で、ソ連将兵が訓練を受ける極秘の米ソ共同作戦「プロジェクト・フラ」も存在していた。この知られざる米ソ共同作戦が今年初め、北海道根室振興局により、明るみにされた。
●太平洋戦争と千島列島 黒岩幸子
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【2】 編集長後記
公開が気になっていた『ボヘミアン・ラプソディ』。ふらっと行ったら満員でアウト。先週末ようやく観ることができた。1970~80年代に活躍した英国のロックグループ、クイーンのフレディ・マーキュリーを描いた作品だ。地方の中学に通っていた頃、ロックになんか興味がない同級生の女の子が夢中で聴いていた。私の趣味とは違っていたけど、のびのある野生的なフレディの高音が魅力だった。映画ではその歌声が流れる。楽曲の良さを堪能できるシンプルな作りがいい。
フレディはインド系。民族、宗教、性的指向のマイノリティとして苦悩する姿も。大手と契約したクイーンが最初にツアーでいくのが高度成長を続ける日本だ。当時英国は、自国民が「三流国」と自虐ネタにするほど低成長の時代。でも、音楽はすばらしかった。しかし今や日本が三流国の仲間入り。それでも個人的にはオーケーだ。大事なのは、日本に他者を迎え入れる土壌があるかどうか、マイノリティが孤立せずにすむかどうかだ。(小林和子)
(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
[編集長後記]はこちら↓
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【3】12月14日(1213)号予告
【第1特集】● ウイグル人収容施設の惨状 水谷尚子
【第2特集】
● 富山県民座談会 井手英策著「富山は日本のスウェーデン」に違和感!
●井手英策氏に疑問直撃
「共同体の持つポジティブな面に光をあてた」
【誌面トーク】●私たちは黙らない!
「みんなのデータサイト」小山貴弓
【社会】●神社本庁追及第2弾
田中体制に激震か!? 近く役員会開催 片岡伸行
【憲法】●STOP!9条改憲(拡大版) 強行開催された憲法審査会 高田健
【社会】加計学園“図書費水増し疑惑”で告発
文科省に立ち入り監査も要請 片岡伸行
【パレスチナ】●UNRWAが解体されても
パレスチナ難民は消えない 写真・文 小田切拓
【ぶんか】●不謹慎な旅 “ポンペイ”は二度没す 浅間山噴火と八ッ場ダム 木村聡
【国際】●「EUと日本との経済連携協定に反対する」 EU議員インタビュ 羽生のり子
【強力連載】
●それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
●風速計 石坂啓
●俺と写真 本多勝一
●さらん日記
●男の介護 悔いのない介護を! 津止正敏
●植村隆 ヒラ社長が行く
●無責任架空対談 松崎菊也
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【4】近刊のご案内 http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php
★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php
『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の田中優子さんの対談を中心にブックレット化。
★新装版 電通の正体
『週刊金曜日』取材班 1400円+税 46判並製・218頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002587.php
広告漬けになった現代社会の暗部をえぐる!
国内最大の広告会社。企業広告に依存するテレビ・新聞ともたれあう既得権益。政財界・メディアの陰でうごめく巨大企業──それが株式会社電通。マスコミ最大のタブーを暴いた不朽の名著が装い新たによみがえる。
※本書は2006年9月初版『電通の正体 増補版』 に加筆改訂したものです。
★沖縄は孤立していない 世界から沖縄への声、声、声。
乗松聡子編 1800円+税 46判並製・320頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002550.php
世界の識者が「オキナワ」への責任と決意を語る!
ジョン・ダワー、ダニエル・エルズバーグ、ノーム・チョムスキー、オリバー・ストーン、ピーター・カズニック、ガバン・マコーマック、アン・ライト、ハーバート・ビックス、アレクシス・ダデン、ジャン・ユンカーマン、権赫泰、リチャード・フォークほか
日米の沖縄に対する不正義の本質は、面積あたり県外の約500倍もの米軍基地を押し付けているすさまじい不平等であり、「復帰」しても憲法を適用するどころか憲法とは矛盾する日米安保体制の維持強化のために沖縄を利用してきた差別構造にある──(本文より)本書は2014年秋から2017年秋までの3年間、38回にわたって『琉球新報』に連載した「正義への責任──世界から沖縄へ」を一挙掲載し、加筆したもの。
★孤高の法医学者が暴いた足利事件の真実
著者・梶山天 1400円+税 四六判並製 288頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002513.php
足利事件の闇を解明する
「警察だ!」──日曜早朝の怒声に玄関を開けた瞬間から、菅家利和さんは"足利事件の犯人"の汚名とともに17年以上、獄中に囚われた。その間、塀の外では本田克也筑波大学教授がDNA鑑定によって菅家さんの無罪を証明した。だが、捜査機関は本田教授が挙げた冤罪の証拠をことごとく潰しにかかったのだ。北関東連続幼女誘拐殺人事件」解明に挑んだ朝日新聞記者のルポ。
★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う
『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php
今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後はいま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらためてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の内容を再録したもの。
┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年
斉間満:著 Kindle 購入価格:700円
「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民として、裁判の原告として長い長い闘いだった。
この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために必要だ。
【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき
【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた。
伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わり23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得ながら残された右手でワープロを打つ日々である。
2006年10月17日永眠。
┃Kindle版┃マイナンバー
明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php
「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどころか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」によって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供する。
┃Kindle版┃バラ色のひきこもり
勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php
「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。
┃Kindle版┃何がどうして発達障害
司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php
自分では気をつけているつもりなのに、つ「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?
あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?
本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。
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【5】イベントのご案内
★アジア・フォーラム横浜 証言集会
シンガポールから731部隊が見えた!2つの証言
証言者:Geoffrey Tan/林少淋 講演:?嶋伸欣
日時:12月8日(土)14時半~17時半(開場14時)
場所:神奈川県:横浜市技能文化会館多目的ホール2
(JR・市営地下鉄「関内駅」5分)
参加費:1000円(学生無料)
問合せ:080-4536-3505吉池
主催:アジア・フォーラム横浜
協賛:『週刊金曜日』
==============================================『週刊金曜日』
※ 定期購読のお申し込みは以下のページから。
https://ssl.kinyobi.co.jp/consult/input.php?id=tk
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fujisan
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計「『旧聞』ですか?」 落合恵子
■金曜アンテナ
・予算はついに5兆円強、日本の防衛産業が本格的に始動 武器商談会化した国際航空宇宙展
進藤健一
・生活保護法再改正、支援の在り方検討会でプラン浮上 「簡易個室」公認で何が変わる?
みわよしこ
・市民連合シンポジウム「安倍政権にかわる新しい選択肢」開催参院選「野党共闘」を確認
薄井崇友
・築地市場問題で東京都がまた横暴 仲卸業者に「見せしめ」弾圧 岩崎眞美子
・植村裁判が11月28日に結審 東京地裁で3月20日に判決 文聖姫
■今週のジェンダー裁判
■政治時評 西川伸一
■経済私考 鷲尾香一
■小池 晃・日本共産党書記局長に聞く 「改憲発議」以前の問題だ
■利益は企業に、リスクは公共に 水を“売り飛ばす”水道法改正が成立直前 渡部睦美
・水道大手が触手を伸ばすアジア市場 辻谷貴文
■元徴用工判決「解決済み」はミスリード 強制動員被害者の声聞き賠償を 角南圭祐
■特集 『日本国紀』で学ぶ日本黒紀
・現代版「大東亜戦争肯定論」は破綻している 日本は「アジアを侵略していない」という荒唐無稽 丸浜昭
・多様な「ヒ」の欠けた「ストーリー」 高原到
・初歩的知識も欠いた事実誤認の数々 南京大虐殺を否定する使い古されたウソ 笠原十九司
・相も変わらぬ昔ながらの陰謀史観 果たして対米戦争は「仕掛けられた」のか 纐纈厚
・多くの日本人の記憶から抜け落ちた ソ連軍の千島占領と米ソ極秘共同作戦 佐々木洋
・太平洋戦争と千島列島 黒岩幸子
■さらん日記
■琉球から日本、そして世界を見つめる “武力依存”は人間の暮らしを根本から破壊する
田中優子×内原英聡
■石垣島への自衛隊配備、一方的で違法なやり方に現地紛糾 文・写真/本誌取材班
■ペンと剣 マイケル・ペン
■根拠に乏しく、自閉症への誤解だらけ 映画『MMRワクチン告発』突然の上映中止の裏側
瀬下美和
■民主主義を拡大して非核地域を広げよう 「ノーニュークス・アジアフォーラム」25周年集会
藍原寛子
■たとえば世界でいま 鈴木真奈美/コリン・コバヤシ
■映画『1987、ある闘いの真実』の舞台を歩く 韓国民主化の歴史を体感 文聖姫
■きんようぶんか 本・映画・音楽・本箱
■犬が王様を見て、何が悪い? 四方田犬彦
■男の介護 24時間365日介護漬け――にならずにすんだ 津止正敏
■世界中に広がるグリホサート規制 日本はこのままで大丈夫? じゃないよ 天笠啓祐
■新・買ってはいけない 存在感の大きい脇役「錦糸卵」にだって添加物 沢木みずほ
■話の特集 中山千夏/矢崎泰久/小室等/松元ヒロ
■初めて老いった!?「伝説の発端」 石坂啓
■投書/論争/川柳
■本多勝一の俺と写真
■ヒラ社長が行く 植村隆
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■金曜日から/編集長後記/今週の表紙


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