#週刊金曜日 2021.9.3目次 #NHK #番組改竄事件 から20年
デジタル庁 警察庁サイバー直轄隊に 独立した監視機関が必要
戦略的なPCR検査 世田谷モデル 保坂展人区長に聞く 病床不足 国と都は機能不全
「誰もイニシアティブを取らず、個々の病院の努力に委ねられているのは、まったくおかしな話です」
ワクチンでウィルスと闘うな 天笠啓祐 ワクチンが変異株を増やす 子供への接種は不要
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fujisan目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計「コロナ対策のすべてが機能不全を起こしている」 雨宮処凛
■金曜アンテナ
・「デジタル庁」発足 法律家グループが意見書で問題提起「特別の監視機関が必要だ」 佐藤和雄
・JR東海リニア工事説明会、今回も住民から怒りの声噴出「問題ない」強調に疑念高まる
樫田秀樹
■混迷のアフガニスタン タリバーン、親米軍閥、ISの三つ巴内戦化を避けるためには?
本田雅和
■凱風快晴ときどき曇り 「米国の『異文化理解』」 内田樹
■「捕まれば命はない」 取り残されたアフガニスタン人の訴え 原文次郎
■新型コロナウイルス感染症
・保坂展人世田谷区長に聞く 世田谷モデル 戦略的なPCR検査が明らかにした意外な事実
聞き手・構成 中村富美子
・ワクチンでウイルスと闘うな 強力化する変異株にどう対抗するか 天笠啓祐
■さらん日記
■ジェンダー情報
■【シリーズ】NHK番組改竄事件から20年(3)
・番組制作現場から最初の警鐘鳴らした坂上香さん 私たちは「使い捨てマスク」だった 臺宏士
・米山リサ氏誌上インタビュー 暴力による「女性」と「法廷」の周縁化 本田雅和
■政治時評 西川伸一
■経済私考 高橋伸彰
■日本の民俗信仰 祀りをたずねて 厄除け縁起物信仰 写真・文 山田しん
■歓喜へのフーガ 【インタビュー】牧野時夫さん〈農家、北海道農民管弦楽団代表〉
聞き手・崔善愛
■本当に実現できるのか? 「みどりの食料システム戦略」 垣田達哉
■新・買ってはいけない TKGを生かすも殺すも醤油しだい 沢木みずほ
■メディアウオッチ
・アイヌ民族を動物に準え 日テレが検証番組で謝罪「差別語と思わず」全担当者知識なし 臺宏士
・ワクチンに関するデマに耐性をつけるためゲーム等を利用する英米の手法
デマにも“予防接種”が効く!? 小池モナ
■【提携連載企画】双葉病院置き去り事件05
「12日時点で命に危険のある人はいなかった」と医師が法廷で証言 Tansa 中川七海
■きんようぶんかインタビュー 『ちょっと北朝鮮まで行ってくるけん。』
映画監督 島田陽磨 北朝鮮に渡った日本人妻を訪ねて 木村元彦
■黒風白雨「入管行政の抜本的改革を」 宇都宮健児
■犬が王様を見て、何が悪い? 四方田犬彦
■松崎菊也の無責任架空対談(イラストレーション/石倉直樹)
■俺と写真 本多勝一
■きんようぶんか 本・映画・音楽・舞台・TVドキュメンタリー
■言葉の広場、金曜川柳、イラストレーション、論考
■ヒラ社長が行く 植村隆
■編集委員から
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■金曜日から、編集長後記、『週刊金曜日』からのお知らせ
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【1】注目の記事
【2】編集長コラム
【3】次号予告
【4】近刊のご案内
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【1】注目の記事
■新型コロナウイルス
●保坂展人世田谷区長に聞く
〈世田谷モデル〉戦略的なPCR検査が明らかにした意外な事実
現在入院できている新型コロナによる全国の重症者数が、過去最多を更新し続けている。東京都では渋谷に設置した若者向けのワクチン接種会場に行列ができるなど世代問わず危機感が高まるが、国や都はワクチン頼みでこれといった策もない。
一方、東京都世田谷区では高齢者施設や保育園への定期または随時のPCR検査(社会的検査)を中心に据えた「世田谷モデル」で対策を行なうなど、独自に推進。検査によって、無症状の感染者に関する意外な事実も判明し、感染拡大防止の有効性は実証された。同時にこの施策への強い反発から、日本の感染症対策の後進性と構造的問題も明らかとなった。9月末をめどに終了する定期検査の意義をあらためて聞いた。
●強力化する変異株にどう対抗するか
ワクチンでウイルスと闘うな
天笠啓祐
今、世界中で猛威を振るう変異株。筆者が言うように「ワクチン接種が変異株増殖の原因」であるならば、世界は闘い方を間違えているということだろうか。
■混迷のアフガニスタン
●避難者殺到のカブールでISによる爆破、米が報復
タリバーン、親米軍閥、ISの三つ巴内戦化を避けるためには?
本田雅和
アフガニスタンでの親米政権崩壊で避難民がカブール空港に殺到する中、懸念していたことが起きた。空港周辺での爆破事件で米兵13人を含む180人以上が死亡、「過激派組織」と報じられる「イスラム国」(IS)の支部が犯行声明を出し、首都を制圧したイスラム主義勢力タリバーンと空港を警備していた米軍の間では責任のなすりつけ合いだ。米軍は「撤退」しても親米軍閥への支援は続く。タリバーン、北東部を拠点にする親米の旧北部同盟派(パンジシール派)、そしてIS勢力──3者による三つ巴の内戦泥沼状態に突入してしまうのか?
●米軍の退避作戦期限終了後も、保護を求める人は多数
「捕まれば命はない」取り残されたアフガニスタン人の訴え
原文次郎
8月27日を期限としていたアフガニスタンからの民間人退避作戦は、当初計画の500人規模も達成できず、日本人1人と米軍から依頼されたアフガニスタン人十余人をパキスタンの首都、イスラマバードに移送するに留まった。取り残された人々をどう保護するのか、日本政府を含め国際社会の緊急の対応が問われている。
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【2】 編集長後記
東京は残暑が厳しい。通勤途中、会社近くで張り紙を見かけた。パラリンピックマラソンのために9月5日(日)は早朝から午前中にかけて通行止めとのこと。この気候ではマラソンはもちろんのこと、他競技でも過酷だ。体温調整の難しい選手が、身体を冷やすために苦労されていることをきいた。無事に終わることを祈るだけだ。
オリパラは最終盤だが、当初、言われていたように菅義偉政権の支持率は回復するどころか、下降の一途を辿っている。雨宮処凛編集委員の「風速計」、保坂展人世田谷区長のインタビュー記事のなかではいずれも、政府のコロナ対策が「機能不全」と批判されている。
そもそもPCR検査にしても、政府は途中から検査数を増やすと言っていたはずなのに、結局欧米のように検査態勢は整わなかった。保坂区長のいう「誰でも、いつでも、何度でも」の「世田谷モデル」は頼もしかった。その世田谷モデルも9月末でお終いになるとのこと。コロナ感染との闘い、どうなっていくのだろうか。(小林和子)
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【3】2021年9月10日(1344)号予告
【特集】すべての人に婚姻の自由を保障する法改正を
多様な性、多様な家族に対応できない日本 岩崎眞美子
【民族】●日本政府が断言「アイヌに先住権はない」
サケ捕獲権裁判が露わにした行政の本性 平田剛士
【民族】●京大よ 盗んだ遺骨を返せ!
大詰めを迎えた琉球遺骨返還請求訴訟 西村秀樹
【社会】●「『恋愛のもつれ』以外の動機にも適用必要」
改正ストーカー規制法 施行に合わせ、被害者らが課題を訴え 伊田浩之
【開発】●「京都らしさ」損なわれる危機
ホテル開業ラッシュ、世界遺産・仁和寺門前でも計画 土岐直彦
【追悼】●「アジアに抱かれて」
「芸術」を問い続けた先駆者・富山妙子を追悼して 古川美佳
【メディア】●メディアウオッチ 李美淑/臺 宏士
【国際】●たとえば世界でいま ドイツ/神野直子 ハイチ/石井陽一
【提携連載企画】●双葉病院置き去り事件 Tansa 中川七海
【くらし】●介護 町亞聖さん、野手香織が語る
周りも認識できず、本人も自覚がない 「ヤングケアラー」が抱える深刻な問題
【ぶんか】●不謹慎な旅 第39回 嘘をつけ!
8月15日の『堕落論』 写真・文 木村聡
【きんようぶんか・本】
●『永遠の家』 長瀬海
●『リニア中央新幹線をめぐって 原発事故とコロナ・パンデミックから見直す』 樫田秀樹
●『ディズニーと動物 王国の魔法をとく』 田中東子
●『ユリ子おばちゃんのおしゃべりえほん ゆびのこと、しってる?』文聖姫
●『妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ』 武田砂鉄
●『街路樹は問いかける 温暖化に負けない〈緑〉のインフラ』 寺尾紗穂
【きんようぶんか・音楽】
●『サワー』 オリヴィア・ロドリゴ 近藤康太郎
【きんようぶんか・映画】
●『ミス・マルクス』 中村富美子
【きんようぶんか・美術】
●「サーリネンとフィンランドの美しい建築」展 薄井崇友
【きんようぶんか・TVドキュメンタリー】
●9月3日?放映作品から ワタナベ=アキラ
【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●風速計|田中優子
●半田滋の新・安全保障論
●金曜アンテナ
●政治時評|望月衣塑子
●経済私考|鷲尾香一
●言葉の広場/論考
●猫様|想田和弘
●さらん日記
●話の特集|矢崎泰久、中山千夏、松元ヒロ、小室等
●本多勝一の俺と写真
●読者会
●きんようびのはらっぱで
●ヒラ社長が行く|植村 隆
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【4】近刊のご案内 http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php
★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php
『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の田中優子さんの対談を中心にブックレット化。
★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う
『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php
今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後はいま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらためてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の内容を再録したもの。
┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年
斉間満:著 Kindle 購入価格:700円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002524.php
「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民として、裁判の原告として長い長い闘いだった。
この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために必要だ。
【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき
【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた。
伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わり23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得ながら残された右手でワープロを打つ日々である。
2006年10月17日永眠。
┃Kindle版┃マイナンバー
明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php
「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどころか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」によって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供する。
┃Kindle版┃バラ色のひきこもり
勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php
「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。
┃Kindle版┃何がどうして発達障害
司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php
自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?
あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?
本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。
┃Kindle版┃エシカルに暮らすための12条 地球市民として生きる知恵
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう):著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002859.php
最近よく耳にする「エシカル」という言葉。
エコやオーガニックとちょっと似ていますが
生産者の人権や労働環境、商品生産の背景まで考慮する点が違います。
本書がグローバル化によって地球のすみずみにまで広がった生産・消費のつながりを
改めて考えるきっかけになればいいなと思います。
【『エシカルに暮らすための12条』目次】
はじめに
第1条 グリーン(環境)からエシカル(社会)へ
第2条 ファッションだってエシカルに
第3条 鰻を食べて大丈夫かな? 水産物こそエシカルでありたい
第4条 有機=エシカル? オーガニック認証への問い直し
第5条 森のエコラベル
第6条 動物福祉─アニマルウェルフェア 先を進む世界の動向
第7条 町ぐるみでエシカルめざす フェアトレードタウンの広がり
第8条 過熱するペットビジネス 輸入ペットの動向にも注意!!
第9条 日本にもある現代の奴隷制度
第10条 つくる責任・つかう責任 SDGsのゴール12
第11条 銀行・投融資を変えるエシカルなお金って?
第12条 『バナナと日本人』のその後
補論 日本でのエシカルの広がり──エシカル通信簿、ブラック企業大賞、地方での展開
【著者略歴】
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう)
1950年生まれ。國學院大學経済学部教授、NPO「環境・持続社会」研究センター代表理事。著書に『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと? あなたと考えたい命のつながりあい』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(日本放送出版協会)、共著に『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開』(明石書店)など。関連するトピック情報として、サステナブル・ブランドジャパン(SB-J)ネットサイト(http://www.sustainablebrands.jp/)で連載コラムを掲載しています。
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